クレジットカードの中でハイクラスな“ゴールドカード”。利用しているのは、一体どのくらいの年収の人たちに多いのでしょうか…。NTTドコモでは、全国の15歳~79歳の男女7000人(ゴールドカード保有者1613人を含む)を対象に、「全世代のゴールドカード保有・利用に関する調査」を実施。収入やゴールドカードを持ったきっかけなどについて質問していたので、その結果を見ていきましょう。
ゴールドカード保有者の62.8%が個人年収400万円未満
NTTドコモのリリースによると、「dカードGOLD」の会員数は年々伸びてきており、ゴールドカードは社会的なステイタスだけで選ぶものではなくなったのではないか、と推察されるとのこと。そこで今回同調査が行われました。まずは、ゴールドカードを保有している1613人に個人年収を質問。
すると、1位が「200万円未満」で39.6%、続く2位が「200万円~400万円未満」で23.2%、3位が「400万円~600万円未満」で17.2%という結果となりました。
個人年収が400万円未満の人の割合が62.8%と半数を大きく超えており、さらには、専業主婦(主夫)や学生でもゴールドカードを保有しているなど、誰もがゴールドカードを持てるようになったことがわかります。
続いて、世帯年収についても質問。最も回答が多かったのは「400万円~600万円未満」で21.6%、続く2位が「200万円~400万円未満」で20.8%でした。「200万円~600万円未満」の世帯年収だけで全体の42.4%となり、「200万円未満」の8.2%を合わせると、600万円未満の世帯年収の保有者が50.6%と半数を占めることがわかりました。
ゴールドカードを選んだ理由は、ポイントやマイル・特典の充実
次に、ゴールドカード保有者617人を対象に「最も利用しているクレジットカードをよく使う理由」について質問しています。回答を見ていくと、最も多かったのは「ポイントやマイルの還元率が高いから」で48.6%、続く2位は「ポイントやマイルの使い道が多く魅力的だから」で42.3%、3位が「よく使うお店や施設のカードだから」で27.7%となっています。
クレジットカードの利用に際しては、ポイントやマイル、特典を重視している人が多いようです。“せっかく使うのならば得するものを”と、考えるのは節約術としても納得ですね。
また、ゴールドカードを持ったきっかけをたずねたところ、最も多かった回答は「ポイントやマイルが貯まりやすいから」で20.6%、2位は「年会費に見合う特典が魅力的だから」で17.3%、3位は「1枚くらいはゴールドカードを持っておきたいと思ったから」で9.7%という結果になりました。
選んだ理由にも、ポイントや特典をあげる人が多いようです。ゴールドという響きと、そのデザインから感じるステイタスに惹かれる人が多いかと思いきや、「ステイタス感が魅力的だったから」と回答した人は4.2%で7位となっていました。
ポイ活は「節約術」であるとともに「楽しみ」にもなっている
続いて、ゴールドカード保有者617人を対象に、ポイントやマイルをどの程度積極的に貯めているか質問。すると、「積極的に貯めている」と回答した人が51.2%、「やや積極的に貯めている」と回答した人が31.9%で、合わせて83.1%の人が積極的にポイ活をしていることがわかりました。
また、ポイントやマイルに関する意識についての質問では、「ポイントやマイルを貯める行為を楽しんでいる」という回答が78.8%、「ポイントやマイルを貯める行為は、家計の節約術のひとつである」という回答が78.2%となっており、節約しながらも楽しくポイ活をしている人が多いようです。
「貯めたポイントやマイルは、自分の楽しみのために使いたい」という人は全体の82.0%を占め、自分の楽しみがポイ活のモチベーションになっている人が多いこともわかりました。
ゴールドカード保有者の4人に1人が「dカードGOLD」を保有
最後に、ゴールドカード保有者1613人を対象に、保有しているゴールドカードについて質問。すると、最も多かった回答は「dカードGOLD」の25.6%で、ゴールドカード保有者の4人に1人が持っているという結果に。
さらに、「dカードGOLD」が保有者や家族にとってどのようなものかたずねると、最も多かった回答は「ポイントや特典が多く得られるおトクなもの」で53.8%半数以上を占めました。やはりここでも、ポイントや特典が重要な要素となっているようです。
ゴールドカードと言えば、お金持ちが持っているステイタス重視のクレジットカードだというイメージを持っていた人もいるのではないでしょうか。しかし今では、誰もが保有でき、ポイントや特典がおトクな節約術に欠かせないカードになってきているようです。まだ持っていないという人は、これを機に検討してみてはいかがでしょうか。
出典元:【株式会社NTTドコモ/PR TIMES】
※サムネイル画像は(Image:「dカード」公式サイトより引用)