2023年11月、キャッシュレス決済サービス大手の「PayPay」が、約6,000万(※1)の登録ユーザーのうち、本人確認(eKYC)を完了したユーザーが2,500万人を突破したと発表した。PayPayは本人確認を促進するため、「いつでもどこでもPayPayジャンボ」など、さまざまなキャンペーンを展開しているが、それらの施策が奏功したといえる。さらに12月1日からの、本人確認必須のお得なキャンペーンについても紹介していく。
※1…2023年10月時点
場所や時間を問わずチャージできる「PayPayマネー」など、本人確認のメリットは大きい
本人確認済ユーザーが2,500万人。これはPayPayユーザーのうち約41.7%にあたる数字だ。PayPayでは本人確認することで利用できるサービスがいくつかあるため、まだ半数以上が本人確認による恩恵を受けていないということを考えると、まだまだ少ない数字といえるのかもしれない。だが、個人情報を2,500万人分保有していると考えると、なかなか大きな数字である。
ではまず、本人確認をすることによるメリットを列挙しよう。1つは銀行口座への出金(払い出し)が可能な「PayPayマネー」が利用できること。これにより、出金や税金などの請求書払いが可能となり、「Amazon.co.jp」など利用できる加盟店が増加する。また、銀行口座と紐づけることにより、場所や時間を問わずPayPay残高にチャージすることができる。ほかにも、不正利用などの被害に遭った際の全額補償制度の利用や、「クレジット(旧あと払い)」の支払い上限額の引き上げが可能になる、などといった利点がある。
さらに、PayPayで本人確認(eKYC)をしているユーザーの決済取扱高は全体の74%、決済回数は全体の71%を占めている(※2)と発表。よく利用するユーザーにとっては、本人確認をするのが自然な流れといえそうだ。
※2…2023年10月時点
ランチの支払いもPayPayで!12月1日からキャンペーンスタート
PayPayの本人確認強化は、今後も続いていくようだ。2023年12月1日から始まる「ランチはPayPayがおトク!対象の飲食店で5%戻ってくるキャンペーン」への参加も、本人確認が必須条件。このキャンペーンは午前11時から午後2時限定で1回あたり700円以上をPayPayで支払うと、5%のPayPayポイントがもらえるというもの。「クレジット(旧あと払い)」で決済した場合、ポイントの付与率が最大10%にアップする。付与上限は100ポイント/回、500ポイント/期間だ。
対象店舗はマクドナルド、ミスド、吉野家、スシロー、ココスなど、日本全国に展開しているチェーン店などだ。ウーバーイーツをはじめ、銀だこやほっかほっか亭などテイクアウト系企業も名を連ねており、ランチ時にお世話になっている人は多いだろう。サーティワンアイスクリームやドトールコーヒーなども対象店舗なので、ランチ後のコーヒーやデザートは、午後2時までに決裁すると良いだろう。
出典元:【PayPay】
※サムネイル画像は(Image:「PayPay」公式サイトより引用)