ネット銀行金利ランキング 2位東京スター銀行、1位は1年定期で0.35%も【2023年12月版】

アナタは冬のボーナスをどのようにしていますか? 大手銀行の普通預金金利は史上最低の0.001%なので、ちっともお金は増えません。かといって慣れない投資で損失を出すのも怖い……。そのような人には、元本保証のある安心なネット銀行がオススメです。ネット銀行なら大手銀行の100~350倍もの高い金利を実現しています。そこで今回は、編集部独自調査による、2023年12月18日時点でのネット銀行金利ランキングを発表しましょう。

自分のメインバンクとネット銀行の金利を比較してみて!

現在、大手銀行の普通預金金利は0.001%しかありません。もし100万円を預けても1年後の利息はたったの10円(税引き後は約8円)。定期預金金利でも0.002%なので、こちらも100万円の利息は20円(税引き後は約16円)しかもらえないのです。

そこでオススメしたいのがネット銀行。「ネット銀行って大丈夫なの?」と不安に感じる人もいるでしょうが、ネット銀行も1,000万円までは国の預金保険制度の対象です。万一、破綻しても日本円の普通預金や定期預金および利子などは保証されるので安心ですよ。

もちろん、ネット銀行は基本的に店舗を持っていないため、通常の100~350倍もの高い金利を実現できるほか、ATM利用料や他行宛振込手数料の無料化など、大手銀行にはマネできないメリットも多くあります。

そこで今回は、ネット専業ではない銀行のネットサービスも含め、2023年12月18日現在で、普通預金か1年定期の金利が高いネット銀行を調査してみました。

今回は、ここ数年停滞していた金利が「ようやく動き出した!」という実感が得られる結果です。ぜひ一度、自分のメインバンクの金利と比較してみてください!

順位 銀行名 金利 種別 条件
1位 auじぶん銀行 0.35% 1年定期 冬の特別金利キャンペーン(24年1月31日まで)/金額や回数の上限なし
0.10% 普通預金 auマネーコネクト申込が条件
0.20% まとめて金利優遇(auマネーコネクトの0.10%を含む)
0.30% auマネ活プラン金利優遇(まとめて金利優遇の0.20%を含む)
2位 東京スター銀行 0.25% 普通預金 給与や年金受け取り口座に指定が条件
0.35% 1年定期 新規口座優待(口座開設から翌々月の末日まで)/ネット限定50万円以上
0.20% 1年定期 スターワン円定期預金プラス(ネットは50万円以上)
0.30% 3年定期 スターワン円定期預金プラス(ネットは50万円以上)
3位 SBI新生銀行 0.10% 普通預金 SBI新生コネクト申込が条件
1.00% 3カ月定期 新規口座開設(スタートアップ円定期預金)/ネットは30万円以上
0.30% 1年定期
0.10% 1カ月・2年定期 パワーダイレクト円定期預金30(30万円以上)/100(100万円以上)
※1年定期の0.20%は24年1月31日までのキャンペーン金利
0.20% 6カ月・4年定期
0.25% 1年定期
0.40% 3年定期
0.55% 5年定期
4位 オリックス銀行 0.10% 6カ月定期 eダイレクト預金「スーパー定期」100万円以上
0.30% 1年定期
0.35% 3年定期
0.40% 5年定期
0.45% 7年定期
5位 島根銀行(しまホ!) 0.25% 普通預金 スマートフォン支店利用が条件
0.35% 5年定期 預金残高50億円突破記念キャンペーン(24年2月29日まで)/10万円以上
6位 商工組合中央金庫
商工中金ダイレクト
0.25% 1年定期 新規口座開設(24年3月29日まで)/50万円以上
0.27% 2年定期
0.30% 3年定期
0.21% 1年定期 定期預金マイハーベスト(24年3月29日まで)/50万円以上/既存ユーザー向け
0.23% 2年定期
0.24% 3年定期
7位 SBJ銀行 0.10% 普通預金 普通預金プラス(上限1,000万円)
0.12% 1年定期 通常金利
0.15% 2/3年定期
0.20% 5年定期
0.20% 1年定期 ミリオくん/上限100万円
0.25% 2年定期 ミリオくん2/上限100万円
0.35% 3年定期 ミリオくん3/上限100万円
0.40% 5年定期 ミリオくん5/上限100万円
0.25% 1年定期 「SBJ14周年記念定期預金(24年1月10日まで)/スーパー定期は1,000万円まで
0.30% 2年定期
0.35% 4年定期
8位 あおぞら銀行
BANK支店
0.20% 普通預金 通常金利
0.20% 6カ月定期 BANK The 定期【BANK口座限定】(50万円以上)
0.21% 1年定期
0.22% 2年定期
0.30% 3年定期
0.40% 5年定期
9位 UI銀行 0.10% 普通預金 通常金利
0.12% 1/3/6カ月定期
0.20% 1/2/3/5年定期
10位 ソニー銀行 0.23% 6カ月定期 円定期特別金利(24年2月29日まで)/1万円以上
0.20% 1年・7年定期
0.40% 10年定期
11位 住信SBIネット銀行 0.20% 1年定期 円定期預金 特別金利キャンペーン(24年2月4日まで)/100万円以上
0.40% 5年定期
12位 楽天銀行 0.13% 6カ月定期 冬のボーナス金利キャンペーン(24年1月31日まで)/1,000円以上
0.15% 1年定期
0.10% 普通預金 マネーブリッジ申込が条件(上限300万円超は0.04%)

こちらが編集部独自調査による定期預金ランキング。主に1年定期と普通預金金利で比較したところ、今回は、auじぶん銀行が1位となりました。1年定期の金利は驚異の0.35%です(表は編集部で独自に作成)

【目次・ネット銀行金利ランキング】

【第1位】auじぶん銀行 冬の特別金利で1年定期が0.35%にアップ!
【第2位】東京スター銀行 新規口座開設で1年定期金利がなんと0.35%!
【第3位】SBI新生銀行 新規口座開設で1年定期が0.30%、5年ものは0.55%に!
【第4位】オリックス銀行 100万円以上の1年定期で金利0.30%、5年ものは0.40%!
【第5位】島根銀行(しまホ!)なら普通預金金利が無条件で0.25%!
【第6位】商工組合中央金庫 新規口座開設で1年定期が0.25%
【第7位】SBJ銀行 「SBJ14周年記念定期預金」キャンペーンで2年定期金利が0.30%!
【第8位】あおぞら銀行BANK支店 普通預金の金利が0.20%、5年定期は0.40%!
【第9位】UI銀行 普通預金は0.10%、1年定期で0.20%!
【第10位】ソニー銀行 冬の円定期特別金利で6カ月定期が0.23%、1年定期は0.20%
【第11位】住信SBIネット銀行 キャンペーンで1年ものが0.2%にアップ!
【第12位】楽天銀行 ボーナスキャンペーンで1年定期金利が0.15%!
まとめ

【第1位】auじぶん銀行 冬の特別金利で1年定期が0.35%にアップ!

「auじぶん銀行」は、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資して設立したネット銀行です。

まず、auじぶん銀行では、2023年12月4日~2024年1月31日まで「冬の特別金利キャンペーン」を実施しています。このキャンペーンでは、なんと1年もの定期預金が0.35%という驚くべき金利となっています。

しかも、預入金額や回数に上限は設定されていないので、期間中に少しでも余っているお金があるなら1年定期にしておくといいでしょう。

●auじぶん銀行「冬の特別金利キャンペーン」は→こちら

(Image:jibunbank.co.jp)

とくに条件もなく1年定期で0.35%というのはビックリするくらいの金利です。しばらく使わないお金は今すぐ1年定期に預けましょう(画像はauじぶん銀行公式サイトより引用)

さらに、この冬の特別金利キャンペーンで定期預金を預け入れて条件を達成すると、もれなく特典対象金額の0.15%の現金がプレゼントされる「冬の貯蓄応援キャンペーン」も実施されています。

条件は3つあり、まず、24年1月31日までにこのキャンペーンにエントリーすること。次に「冬の特別金利キャンペーン」に預入れること(24年1月31日まで)。そして、初回預入日から24年3月31日までの円預金残高が増加していることです。

いずれも、さほど難しい条件ではないので、0.35%という金利にさらにおまけで0.15%分もゲットしておきましょう。

●auじぶn銀行「冬の貯蓄応援キャンペーン」は→こちら

また、auじぶん銀行では同じグループの証券会社「auカブコム証券」の口座を開設して投資資金をスムーズに移動できる「auマネーコネクト」設定をすると、普通預金金利が0.10%になります。

●auじぶん銀行「auマネーコネクト優遇プログラム」は→こちら

(Image:jibunbank.co.jp)

auカブコム証券とauじぶん銀行との間で、投資資金をスムーズに移動できる「auマネーコネクト」を設定すると、auじぶん銀行の普通預金金利が0.10%になります(画像はauじぶん銀行公式サイトより引用)

次に、auじぶん銀行では「auまとめて金利優遇」にも注目です。これはauマネーコネクトの0.10%に加え、au PAYとの連携で+0.05%、au PAYカードの引き落とし口座指定で+0.05%され、普通預金金利が最大0.20%になる仕組みです。

●auじぶん銀行「auまとめて金利優遇」は→こちら

■auまとめて金利優遇の詳細

・普通預金金利 0.001%     
 +0.050% au PAY アプリと口座連携
 +0.050% au PAY カード口座引き落とし
 +0.099% auマネーコネクト設定
TOTAL=普通預金金利が最大0.20%に!

(Image:jibunbank.co.jp)

auじぶん銀行は「auマネーコネクト」で普通預金金利が0.10%にアップされますが、au PAYとの連携で+0.05%、au PAYカードの引き落とし口座指定で+0.05%され、普通預金金利が合計で0.20%にアップします(画像はauじぶん銀行公式サイトより引用)

auじぶん銀行では、このほかにもauの料金プラン「auマネ活プラン」への加入と、「au PAY ゴールドカード」会員の利用代金引き落としをすることで、最大0.10%が上乗せされ、普通預金金利が最大0.30%にアップできます。

もし、auケータイユーザーで、普段からau PAY、au PAY カードなどを利用しているなら、マネ活して普通預金金利0.30%を目指してみてはいかがでしょうか?

●auじぶん銀行「auマネ活プラン金利優遇特典」は→こちら
●auじぶん銀行「auマネ活プラン金利優遇適用で円普通預金が合計最大年0.30%」は→こちら

(Image:jibunbank.co.jp)

普通預金金利が「auまとめて金利優遇」で最大0.20%までアップしますが、さらにauマネ活プラン加入とau PAY ゴールドカード特典で+0.10%が加算され、最大0.30%まで金利がアップします(画像はauじぶん銀行公式サイトより引用)

【第2位】東京スター銀行 新規口座開設で1年定期金利がなんと0.35%!

「東京スター銀行」は、1999年に経営破綻した第二地方銀行「東京相和銀行」の営業を譲り受けるために2001年に誕生した銀行です。

首都圏を中心に実店舗があるのでネット専業ではありませんが、「スターワン円定期預金プラス」で所定の条件を満たすと、1年定期で0.20%、3年定期で0.30%の金利を受け取れます(ネット限定・50万円以上)。

●東京スター銀行「スターワン円定期預金プラス」は→こちら

スターワン円定期預金プラスの「ネット限定」なら6カ月ものが0.05%、1年もので0.20%、3年ものでは0.30%の金利。最低預金額は50万円以上となります(画像は東京スター銀行公式サイトより引用)

また、23年12月現在、東京スター銀行に新規で口座を開設すると、なんと1年定期の金利が0.35%になります。

ただし、これはネットから1口50万円以上で申し込むのが条件になるほか、口座開設日から翌々月の末日までしか申し込めませんのでご注意ください。

●東京スター銀行「インターネット限定 新規口座開設優遇プラン スターワン円定期預金」は→こちら

1年定期で0.35%というのは、ここ数年見たことのない驚きの金利です。もし、東京スター銀行に新規で口座開設するなら、定期預金も忘れずに!(画像は東京スター銀行公式サイトより引用)

なお、東京スター銀行を給与や年金の受け取り口座に指定すると、普通預金金利が0.25%にアップされます。いつでも引き出し可能な普通預金の金利としては異例の高さになっています。

●東京スター銀行「スターワン円普通預金 給与振込口座指定で金利が年利0.25%」は→こちら

東京スター銀行を、給与や年金の受け取り口座に指定するだけで、普通預金金利が通常の250倍(0.25%)にアップされます。いつでも引き出せる普通預金でこの金利は驚異的ですね(画像は東京スター銀行公式サイトより引用)

【第3位】SBI新生銀行 新規口座開設で1年定期が0.30%、5年ものは0.55%に!

実店舗も構える「新生銀行」は、1998年に経営破綻した日本長期信用銀行が前身。2000年には新生銀行に名称変更し、ネットサービスが充実した銀行の草分け的な存在となりました。

2021年12月からはSBIホールディングスの子会社になったことで、以前より積極的に金利の高い定期預金を投入しています。

そのようなSBI新生銀行では1周年を迎え、2024年1月31日まで「円預金オールスター冬の大感謝祭」が実施されています。これにより、通常0.05%の1年もの定期預金が0.25%にアップしました。

●SBI新生銀行「円預金オールスター冬の大感謝祭」は→こちら

SBI新生銀行では、2024年1月31日まで1周年キャンペーンを実施中。1年ものが0.25%という特別金利に設定されています(画像はSBI新生銀行公式サイトより引用)

それ以外にも、23年12月18日現在の定期預金金利は、1カ月・2年もので0.10%、6カ月・4年もので0.20%、3年もので0.40%、5年もので0.55%となっており、いずれも30万円以上から預金できます。

●SBI新生銀行「円預金金利一覧」は→こちら

1周年キャンペーンを含め、SBI新生銀行の定期預金は6カ月・4年もので0.20%、1年もので0.25%、3年もので0.40%、5年ものでは0.55%という金利です(画像はSBI新生銀行公式サイトより引用)

また、現在、SBI新生銀行に新規で口座を開設すると、スタートアップ円定期預金の3カ月もので年利1.0%(実質0.25%)。1年もので0.30%の金利になります(ネット申込は30万円以上から)。

●SBI新生銀行「スタートアップ円定期預金」は→こちら

SBI新生銀行に新規で口座を開設すると、スタートアップ円定期預金の3カ月もので年利1.0%(実質0.25%)。1年もので0.30%の金利になります(画像はSBI新生銀行公式サイトより引用)

SBI新生銀行には、スタンダードからダイヤモンドまで5つのステージが設定されており、最上位のダイヤモンドでは、他行宛振込手数料が月50回も無料になるなどお得な特典が得られます。

ダイヤモンドステージになるには、通常2,000万円以上の投資商品を購入するのが条件になりますが、同じSBIグループの証券会社「SBI証券」との自動入出金サービス「SBI新生コネクト」に申し込むだけで、自動的にダイヤモンドステージにアップされます。

これによって、普通預金金利が0.10%にアップします。SBI証券を利用しているなら、ぜひSBI新生コネクトを設定しておきましょう。

●SBI新生銀行「SBI新生コネクト」は→こちら

SBI新生コネクトに申し込むと、いきなりダイヤモンドステージにアップし、普通預金金利が0.10%になります(画像はSBI新生銀行公式サイトより引用)

【第4位】オリックス銀行 100万円以上の1年定期で金利0.30%、5年ものは0.40%!

オリックスグループの「オリックス銀行」は、とくにキャンペーンを行っているわけではありませんが、インターネット専用定期預金「eダイレクト預金」の定期預金金利は常に高めに設定されています。

23年12月現在は、100万円以上であればスーパー定期の金利が6カ月もので0.1%、1年もので0.30%、3年もので0.35%、5年もので0.40%。さらに7年ものでは0.45%となっています。

もし、しばらく手をつけないまとまったお金があるようなら、オリックス銀行の定期預金に預けてみてはいかがでしょうか?

●オリックス銀行「eダイレクト定期預金」→こちら

100万円以上が条件になりますが、1年もので0.30%、3年もので0.35%、5年もので0.40%、7年ものではなんと0.45%の金利となっています(画像はオリックス銀行公式サイトより引用)

【第5位】島根銀行(しまホ!)なら普通預金金利が無条件で0.25%!

島根銀行は2019年にSBIホールディングスと業務提携した地方銀行です。もちろん、スマートフォン支店の「しまホ!」はネットサービスですので、わざわざ島根に行く必要はなく、日本全国からネットで口座を開設できます。

そのような島根銀行で注目を集めているのが、普通預金「しまぎんふるさと普通預金(通称:TAMERU)」の金利が0.25%に設定されていることです。

スマホから「しまホ!」の口座を開設してただお金を預けるだけで、何の条件もなく大手銀行の実に250倍もの金利が得られるのですから、これはかなりお得ですよね!

●島根銀行「島根銀行スマートフォン支店「しまホ!」とは?」は→こちら

島根銀行の「しまホ!」はネット銀行専用サービスです。スマホで口座を開設して普通預金にお金を預けるだけで、0.25%という驚きの金利が得られます(画像は島根銀行公式サイトより引用)

また、スマートフォン支店「しまホ!」利用者なら定期預金もお得です。2024年2月29日15:00までに、「しまぎんアプリ」を利用してスーパー定期預金か大口定期預金に300万円以上預けると、5年ものの金利が0.35%になります。

●島根銀行「スマートフォン支店(しまホ!)限定しまホ!開設1周年記念キャンペーン金利上乗せネットプラス」は→こちら

しまホ!では、24年2月末までのキャンペーンによって、5年ものの金利が0.35%になります(画像は島根銀行公式サイトより引用)

【第6位】商工組合中央金庫 新規口座開設で1年定期が0.25%

「商工組合中央金庫(商工中金)」はあまり知られていませんが、日本政府も出資する政府系の金融機関です。

商工中金は実店舗もありますが、個人向けインターネットサービス「商工中金ダイレクト」では、2024年3月29日15:00まで新規口座開設キャンペーンを実施中です。

このキャンペーンでは、新規口座開設で、定期預金(マイハーベスト)の1年ものが0.25%、2年ものは0.27%、3年もので0.30%の金利が適用されます(1口50万円以上)。

また、既存ユーザーの定期預金は2024年3月29日15:00までのキャンペーンで、1年ものが0.21%、2年ものが0.23%、3年もので0.25%となっています(1口50万円以上)。

●商工中金ダイレクト「インターネットバンキング定期預金キャンペーン」は→こちら

24年3月29日までのインターネットバンキングキャンペーンでは、新規口座開設で、1年ものが0.25%、2年ものは0.27%、3年もので0.30%の金利が適用されます(画像は商工中金公式サイトより引用)

すでに商工中金に口座を持っている人でも、24年3月29日までの定期預金キャンペーンで、定期預金は1年もので0.21%、2年もので0.23%、3年もので0.25%の金利が得られます(画像は商工中金公式サイトより引用)

【第7位】SBJ銀行 「SBJ14周年記念定期預金」キャンペーンで2年定期金利が0.30%!

「SBJ銀行」は常にトップクラスの金利を誇る韓国系の金融機関。もちろん、日本の預金保険制度の対象なので、万一のことがあっても日本円の定期預金や普通預金および金利は1,000万円まで保護されます。

まず、普通預金金利は0.02%ですが、特別金利付与型普通預金「普通預金プラス」が適用されると0.10%にアップします。

次に、通常の1年定期預金金利は0.12%、2年・3年もので0.15%、5年ものでは0.20%に設定されています。

これ以外に、100万円上限の定期預金「ミリオくん」は1年で0.20%、2年の「ミリオくん2」は0.25%、3年の「ミリオくん3」は0.35%、5年の「ミリオくん5」では0.40%に金利がアップします。

●SBJ銀行「ミリオくん(100万円上限定期預金)」→こちら

さらに、24年1月10日まで実施されている「SBJ14周年記念定期預金~いい預金でいい予感♪キャンペーン~」では、1年定期で0.25%、2年定期で0.30%、4年定期で0.35%の金利となります。

もし、長期間使わないまとまったお金があるなら、このような好金利の定期預金も検討してみてはいかがでしょうか?

●SBJ銀行「SBJ14周年記念定期預金~いい預金でいい予感♪キャンペーン~」は→こちら

「SBJ14周年記念定期預金」は24年1月10日まで特別金利が適用され、1年もので0.25%、2年もので0.30%、4年もので0.35%となります。ネットでの申し込みが条件で、スーパー定期なら1円以上、1,000万円まで申し込みできます(画像はSBJ銀行公式サイトより引用)

【第8位】あおぞら銀行BANK支店 普通預金の金利が0.20%、5年定期は0.40%!

実店舗もある「あおぞら銀行」にはネット専用の「BANK支店」があります。普通預金口座は常に0.20%という金利で、面倒な条件や設定などは一切なく、ただ口座を開設してお金を預けるだけでOKです。

●あおぞら銀行 BANK支店は→こちら

あおぞら銀行BANK支店の普通預金金利は0.20%です。大手銀行に預けてあるお金を移し替えるだけで、200倍もの金利が得られます(画像はあおぞら銀行BANK支店公式サイトより引用)

円定期の「BANK The 定期」は23年11月に金利が見直され、6カ月もので0.20%、1年もので0.21%、2年もので0.22%、3年もので0.30%、5年ものでは0.40%にアップされました。ただし、1口50万円以上が条件になっていますのでご注意ください。

「BANK The 定期」は1口50万円以上から預けられます。1年もので0.21%、2年もので0.22%、3年もので0.30%、5年もので0.40%という金利です(画像はあおぞら銀行BANK支店公式サイトより引用)

ちなみに、あおぞら銀行BANK支店のキャッシュカード「あおぞらキャッシュカード・プラス」ではVisaデビットが利用できます。

2024年11月31日までは、このVisaデビットカードをコンビニ等で利用すると最大2.0%も還元されるキャンペーンが実施されています。クレカでも2.0%還元は珍しいので、なかなかお得ですよね。

なお、2.0%還元の対象になる特定加盟店は、セブン-イレブン、ローソン、ミニストップ、セイコーマート、デイリーヤマザキ、NewDaysとなっています。

今どきクレカでもなかなか2.0%のポイントは付きませんが、「あおぞらキャッシュカード・プラス」をコンビニで利用すれば最大2.0%のキャッシュバックを受けられます(画像はあおぞら銀行BANK支店公式サイトより引用)

【第9位】UI銀行 普通預金は0.10%、1年定期で0.20%!

「UI銀行」は「東京きらぼしフィナンシャルグループ」の子会社で、2022年1月17日に開業したネット銀行です。

普通預金は誰でも金利0.10%。定期預金は1カ月/3カ月/6カ月ものが0.12%、1年/2年/3年/5年ものが0.20%に設定されています。

●UI銀行「金利」は→こちら

また、UI銀行では「UIプラス」というステージ制度が設けられており、最下位の「ステージ1」でもATM手数料が月1回、他行宛振込手数料が月2回まで無料。

もし、最上位の「ステージ5」になるとATM手数料と他行宛振込手数料が、なんと月20回まで無料になります。

このほかにも、セブン銀行ATMの出金手数料は最大で月20回まで無料、他行あて振込手数料も最大月20回まで無料なのでかなりお得ですよね。

●UI銀行「UIプラス(優遇サービス)」は→こちら

「ステージ5」になれば、ATM手数料や他行宛振込手数料も月20回まで無料になるので、なかなか使い勝手がいいでしょう(画像はUI銀行公式サイトより引用)

【第10位】ソニー銀行 冬の円定期特別金利で6カ月定期が0.23%、1年定期は0.20%

ソニー銀行は、言わずと知れたソニーグループが手掛けるネット銀行で、格付けは大手銀行とさほど変わらないレベルです。

「優待プログラムClub S」によるステージ判定で、Sony Bank WALLETのキャッシュバック率が最大4倍(2%)になったり、ATM手数料無料回数が月4回~無制限に。振込手数料回数も月2回~11回になるなど、使い勝手はいいでしょう。

普通預金金利は0.001%で、通常の定期預金金利もさほど高くありませんが、ソニー銀行では毎年、夏と冬のボーナス時期になると円定期特別金利をキャンペーンを実施しています。

23年12月1日~24年2月29日までは、6カ月もので0.23%、1年・7年もので0.20%を提供しているほか、10年ものでは0.40%の金利が設定されています。

条件は1口1万円以上となっており、手軽に定期預金が組めるので、ボーナスで余ったお金があるなら、預けておくといいでしょう。

また、積立定期も1年ものなら0.20%の金利が得られます(1,000円以上)

●ソニー銀行「円定期特別金利」は→こちら

ボーナス時期になると毎回実施されている円定期特別金利キャンペーン。23年冬は、6カ月ものが0.23%、1年ものが0.20%にアップしています。しかも、1万円から定期預金を組めるのがありがたいですね(画像はソニー銀行公式サイトより引用)

【第11位】住信SBIネット銀行 キャンペーンで1年ものが0.20%にアップ!

住信SBIネット銀行は三井住友信託銀行とSBIホールディングスの共同出資で設立された会社で、「NEOBANK」をブランド名にしたネット銀行です。

独自に「スマプロランク」を設定しており、スマートNEOを登録するだけでランク2にアップし、ATM手数料や他行宛振込手数料が月5回まで無料になります。最上位のランク4になると月20回も無料になるのが便利です。

また、住信SBI銀行では代表口座以外に同一名義で目的別に最大10口座を作ることができますし、JAL、Tポイント、ヤマダデンキ、SBI証券などと提携した提携NEOBANK口座を作ることが可能となっています。

このようにユーザーサービスの充実した住信SBIネット銀行ですが、実は普通預金や定期預金金利はさほど高くありません。しかし、2023年12月4日~2024年2月4日までは「円定期預金 特別金利キャンペーン」を実施中です。

このキャンペーンによって、円定期の1年ものが0.20%。5年ものは0.40%の金利が得られます。

●住信SBIネット銀行「円定期預金 特別金利キャンペーン」は→こちら

(Image:netbk.co.jp)

普段はあまり金利の高くないイメージのある住信SBIネット銀行ですが、2024年2月4日までは1年もので0.20%、5年もので0.40%という通常よりかなり高い金利を打ち出しました(画像は住信SBIネット銀行公式サイトより引用)

【第12位】楽天銀行 ボーナスキャンペーンで1年定期金利が0.15%!

「楽天銀行」では、同じ楽天グループの証券会社「楽天証券」の口座とスムーズに投資資金を移動できる「マネーブリッジ」設定をすると、普通預金金利が0.10%にアップします。

ただし、0.1%の金利が適用されるのは300万円まで。300万円超に関しては0.04%になるのでご注意ください。

●楽天銀行「普通預金(マネーブリッジ利用者)」は→こちら

楽天銀行の普通預金金利は0.001%ですが、普通預金金利は楽天証券との口座提携サービス「マネーブリッジ」に設定することで100倍の0.10%にアップできます(画像は楽天銀行公式サイトより引用)

楽天銀行では、最近ボーナス時期に合わせて定期預金のボーナスキャンペーンを行うようになりました。

23年1月31日までは「冬のボーナスキャンペーン!」が実施されており、6カ月定期の金利が0.13%、1年定期は0.15%となっています。1,000円以上から預けられるので、余ったボーナスを預けるのにピッタリですね。

楽天銀行は、ライバルのネット銀行と比べると金利はやや低めですが、もしメインバンクとして楽天銀行を利用しており、普通預金にしばらく使わないお金が預けてあるなら、定期預金に移しておけばいいでしょう。

●楽天銀行「円定期預金 冬のボーナスキャンペーン!」は→こちら

23年1月31日までは「冬のボーナスキャンペーン!」が実施中です。6カ月もので0.13%、1年もので0.15%ですが、1,000円から預けられるのがありがたいですね(画像は楽天銀行公式サイトより引用)

まとめ

いかがでしょうか? 大手銀行に大切なボーナスを預けておいても、利息はスズメの涙ほどしか受け取れません。

今回紹介したネット銀行なら、どこでも大手銀行の普通預金金利の実に100~350倍もの好金利を得ることが可能です。

もし、冬のボーナスをもらってしばらく使う予定がないという人は、ぜひネット銀行を開設してお得なキャンペーンを利用してみてください。

もちろん、ネット銀行なら店舗に出向くことなく、自宅に居ながらスマホで簡単に口座を開けますし、定期預金を組むこともできますよ。

(※2023/12/15 記事の一部を更新いたしました)

藤原博文
編集・ライター。長年、パソコンやスマホ、サブカル関連雑誌の編集部を渡り歩いてきた編集者。個人的に株式、投資信託、FXなどの投資活動を活発に行っているほか、クレカや電子マネー、スマホ決済アプリなどのポイ活にものめり込み、最近はマネー系の記事も数多く手掛ける。

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