2023年12月4日、東京シティ競馬(TKC)は大井競馬場の現金投票端末にPayPayのQRコード決済を導入したと発表しました。これで手軽にPayPayで馬券(投票券)が購入できるようになります。そこで編集部ではさっそく大井競馬場に行って、本当にPayPayで馬券が買えるのか試してみました。果たしてその結果は?
L-WINGの1Fパドック側にPayPay対応投票端末が18台も設置されていた!
2023年10月時点で6,000万ユーザーを突破したPayPay。スマホ決済としてはダントツの人気で非常に使いやすいのですが、さらにPayPayを活用する場所が増えました。それが、東京シティ競馬(TKC)の大井競馬場です。
2023年12月4日、東京シティ競馬(TKC)は大井競馬場の現金投票端末にPayPayのQRコード決済を導入しました。現金投票端末におけるQRコード決済導入は公営競技初となります。
●東京シティ競馬「大井競馬場での勝馬投票券購入にQRコード決済を初導入!PayPayでのキャッシュレス決済 12月4日(月)からスタート!」は→こちら
これによって、今後は現金を持ち歩かなくても、手軽にPayPayで馬券(投票券)が購入できるということなので、普段あまり競馬はやらない筆者ですが、さっそく実際に大井競馬場を訪れてPayPayで馬券を買ってみました。
大井競馬場のメインビル「L-WING」に入ると、1Fのパドック側(101B投票所)に設置されている投票端末全18台がPayPay対応になっていました。
操作画面左側にQRリーダーが搭載されている機器が対応端末となりますが、PayPayののぼり旗がたくさん立っているので、すぐに分かると思います。
筆者が訪れた23年12月7日は、平日にもかかわらずかなりの人が競馬を楽しんでおり、PayPay対応端末の前にはPayPayのスタッフが2~3人いて、操作方法が分からない人に購入方法をアドバイスする姿も見受けられました。
PayPayでの決済は「クレジット(旧あと払い)」は不可! 残高払いのみだった
それでは実際に大井競馬場で馬券を買ってみましょう。まず、会場に置いてあるマークシート式の投票カードに自分の予想を記入しましょう。今回は本命を中心に3,000円分の馬券を購入します。
投票カードの記入が終わったら投票端末に行きます。最初に端末のディスプレイ画面右下にある「PayPay」ボタンを押し、投票カードを端末右上にある「投票カード入口」に挿入しましょう。
すると、ディスプレイに投票カードの内容が表示されるので、内容を確認して画面右下の「購入」ボタンを押します。
次に、ディスプレイに「QRコードをかざして下さい」と表示されたら、左側のQRリーダーにPayPayのQRコード画面を表示してかざします。
このとき、必ず赤い「残高」画面を表示して、QRコード側を下に向けてQRリーダーに読み込ませましょう。残念ながら青い「クレジット(旧あと払い)」にしていると、エラーとなってしまいます。
すると、PayPayでの決済が実行されて、無事に馬券(投票券)を購入することができました。残念ながらPayPayジャンボの対象にはなりませんが、3,000円の決済で30ポイントが付与されました。
PayPayで馬券を買う手順
まとめ
いかがでしょうか? 今回は大井競馬場の投票端末で「PayPay」を使って馬券を購入しました。
注意したいのはPayPayの「クレジット(旧あと払い)」は使えず、「残高払い」でしか購入できないこと。当然と言えば当然なのですが、事前にチャージしておく手間がありますので注意しましょう。
なお、今回は第2レース本命の9番流しで馬券を購入したのですが、結果は9番が3位になって全滅でした。ただし、三連単では3万1,450円の払戻金になっていましたので、今度は1日かけてじっくりチャレンジしたいと思います。