リクルートカードは、株式会社リクルートホールディングスが提供するクレジットカードであり、年会費永年無料、ポイント還元率が1.2%と高還元率を誇るクレジットカードです。今回はリクルートカードの審査基準と申し込み条件、申し込み方法を詳しく解説します。
リクルートカードの審査に通る年収・属性の目安は?
リクルートカードは、株式会社リクルートホールディングスが展開している一般カードです。
リクルートカード | |
年会費 | 永年無料 |
ポイントサービス | リクルートポイント |
通常ポイント還元率 | 1.2% |
国際ブランド | VISA、Mastercard、JCB |
追加カード | 家族カード、ETCカード |
付帯保険 |
旅行損害保険
ショッピング保険 |
交換可能マイル | Pontaポイントに交換し、JALマイルへ交換可能 |
リクルートカードの審査に通る年収や属性の概要は、以下の通りです。
リクルートカードの審査基準とは:一般カードの中ではかなり易しめ
リクルートカードは、国際ブランドがVISA、Mastercardのカードは三菱MUJニコス株式会社が発行しており、信販系と銀行系の流れをくむクレジットカードとなっています。また国際ブランドがJCBのカードは、信販系の株式会社JCBが発行するクレジットカードとなっています。選択した国際ブランドによっても審査基準は異なりますが、リクルートカードの審査基準は一般的なクレジットカードと比べて比較的易しめとされています。
【詳細】リクルートカードの申し込み条件と審査の内訳
リクルートカードの申し込み条件と審査の内訳について詳しく解説します。
申し込み条件:18歳以上(高校生を除く)
リクルートカードの申し込み条件は以下の通りです。
職業、年収:主婦や学生でも審査通過可能
申し込み条件から分かるように、リクルートカードは大学生や専門学校生など高校生以外の学生や、配偶者に安定した収入がある主婦の方でも申し込みが可能となっており、年収が高いことは求められていません。実際に学生や主婦など幅広い属性の人が審査に通過しています。
リクルートカードの申し込みに必要なもの
リクルートカードの申し込みに必要な情報は、以下の表の通りです。
リクルートカードの申し込みに必要なもの | |
リクルートID | パソコンまたは携帯電話のメールアドレス |
申込者の住所、電話番号、生年月日などの情報 | 勤務先の会社名、郵便番号、所在地、電話番号 |
運転免許証(免許証を持っている場合のみ) | 引き落とし口座に指定する金融機関口座 |
リクルートカードに申し込むには、リクルートIDが必須となっています。クレジットカードの利用で還元されるポイントは、ログインしたリクルートIDにポイントが貯まり、使えるようになります。
すでにリクルートIDを持っている場合は、申し込みの際にリクルートID(メールアドレス)とパスワードを用意しておきましょう。リクルートIDを持っていない場合は、カードの申し込みの前にリクルートIDを取得しておきましょう。
リクルートカードの申し込みの流れ(オンライン)
それではオンラインでリクルートカードに申し込む手順を解説します。
上述したように、リクルートカードへ申し込むにはリクルートIDが必要です。リクルートIDを持っていない場合は、リクルートID新規会員登録画面から登録を済ませておきましょう。
リクルートIDを取得していることを前提に、申し込みの流れを解説します。
リクルートカード公式サイトへアクセスします。
選択した国際ブランドによって手順や入力情報が若干異なりますが、申し込みまでクリックできたらカードの申し込みは完了し、各カード会社の審査に進みます。審査を通過するとカードが発行されます。
郵送での申し込みは可能?
リクルートカードの申し込みは現在郵送での申し込みはできません。WEBからのみ申し込み可能です。
リクルートカードの審査にかかる時間は?
リクルートカードの審査にかかる時間についてまとめました。
審査にかかる時間は?
JCBのモバイル即時入会サービス(モバ即)で入会すると、最短5分で審査完了し、カード番号の確認が確認できます。プラスチックカードが届く前に、ネットショッピングなどで利用することが可能です。
発行・受け取りにかかる時間は?
国際ブランドがJCBの場合は最短3営業日でカードが発行され、そこから郵送されます。VISA、Master Cardの場合は1~2週間程度でお手元に届きます。
リクルートカードのメリット
リクルートカードの主なメリットは以下の通りです。
リクルート提携の通販やサービスがお得!
リクルートが運営または提携しているサービスでリクルートカードを利用すると、ポイント還元率が増加しお得に。また、リクルートポイントを利用してサービスを受けることができます。
(画像引用元:リクルートカード公式サイト)
リクルートカードで貯まるポイントは実は使い道がいろいろ
リクルートポイントのままでもリクルートが運営するサービスなどでそのまま利用できますが、リクルートポイント 1ポイントをそのままPontaポイント1ポイント、dポイント1ポイントへ交換することも可能です。しかも1ポイントから即時交換できるので、使い道が広く大変便利です。
たとえばPontaポイントが利用できる代表的なお店・サービスは以下の表の通りです。
Pontaポイントを利用できる代表的なお店・サービス | |
ローソン | 食べログ |
JALマイレージバンク | ケンタッキー・フライド・チキン |
au | ドトールコーヒーショップ |
ゲオ | ビックカメラ |
HMV | apollostation |
ETCカード年会費無料
リクルートカードの ETCカードは年会費無料となっており、ETCカードで支払った通行料にも1.2%ポイントが還元されます。
ただし、VISA、MasterCardを選択すると、ETC新規発行手数料として1,100円(税込)かかります。ETCカードの発行を考えている場合、国際ブランドはJCBを選ぶと発行手数料がかからないのでおすすめです。
カードの種類 | ETCカード新規発行手数料 | ETCカード年会費 |
リクルートカード (Visa / Mastercard) |
1,100円(税込) | 無料 |
リクルートカード(JCB) | 無料 | 無料 |
実は「電子マネーへのチャージ」でもポイントが貯まる
電子マネーへのチャージでも利用金額の合算で、月間30,000円までがポイントの対象になります。
ポイント還元対象となる電子マネーチャージやポイント還元率は、カードの国際ブランドによって異なります。電子マネーチャージのポイント還元を重視するなら、対象となる電子マネーも多く、還元率も高いVisa、Mastercardをおすすめします。
カードの種類 | ポイント還元対象となる電子マネーチャージ | ポイント還元率 |
リクルートカード (Visa / Mastercard) |
nanaco(ナナコ) 楽天Edy モバイルSuica SMART ICOCA |
1.2% |
リクルートカード(JCB) | nanaco(ナナコ) モバイルSuica |
0.75% |
なお、nanacoクレジットチャージサービスでは2020年3月11日をもってリクルートカードの新規登録ができなくなったので、これからリクルートカードを申し込む人はnanacoのチャージにリクルートカードは利用できないので注意してください。
リクルートカードの審査を通過するための2つのポイント
リクルートカードの審査を通過するためのポイントをまとめました。
借金などは事前に完済して申し込む
借り入れがない方がクレジットカードの審査は通りやすいです。クレジットカードの滞納分やカードローン、スマホの分割支払金など、なるべく借り入れを支払ってからクレジットカードに申し込むようにしましょう。
複数のクレジットカードに同時に申し込みはしない
クレジットカードの保有枚数に制限はありませんが、新規に複数クレジットカードを申し込むと信用機関にその情報が登録され、クレジットカード会社から確認されるので審査に通過しづらくなります。別の会社のクレジットカードであっても複数申し込みはバレるので、同時に申し込みはしないようにしましょう。
まとめ
今回はリクルートカードの審査基準と申し込み条件、申し込み方法などを詳しく解説しました。
リクルートカードに申し込むことを決めたとしても、悩ましいのが国際ブランドをどれを選ぶかだと思います。記事の中でも解説しましたが、リクルートカードのVisa / MastercardとJCBはそもそも発行会社が異なり、特典なども微妙に異なります。基本的にETCカードを発行する人や早めにカードを受け取りたい人にはJCB、海外でも利用する人や電子マネーのチャージでも高還元を狙いたい人はVisa 、 Mastercardを選ぶことをお勧めします。
※サムネイル画像は(Image:「リクルートカード」公式サイトより引用)