PayPayは店舗で支払うだけでなく、個人間送金機能もあり、たとえば「飲み会の割り勘代金をもらう」「イベントの集金」などに便利です。ほかにも筆者は国内では買えないものを購入するとき、利用している購入代行業者への支払いをPayPayで行うこともあります。
では逆に、自身がSNSなどで「購入代行」や「集金」などをするときに、面識のない人から送金を受けるには具体的にどうしたらいいのでしょうか。
送金にはPayPay IDもしくは電話番号が必要で、逆に言えばそれさえ分かれば送金できるのがポイント。この記事では、PayPayで知らない人から送金してもらう方法を場面別に解説します。
PayPayで送金してもらう基本的な手順
PayPayで送金してもらう場合、以下の手順で相手に請求します。
つまりPayPay IDか電話番号が分かれば、送金は非常に簡単です。しかし、たとえば「SNSアカウントしか知らない相手からの送金を受け取りたい」といった場合には、相手のPayPay IDも電話番号も分からないケースもあるでしょう。
そうしたときに便利な「知らない人から送金してもらう」方法は、次の章からより詳しく解説します。
【場面別】PayPayで「知らない人から送金してもらう」方法
PayPayで知らない人から送金してもらう方法を場面別でご紹介します。
【基本】PayPay ID・携帯電話番号を利用して相手に請求する方法
もっとも基本的な方法は、先ほどご紹介したPayPay IDもしくは携帯電話番号を利用する方法です。
【SNS経由など】送金用リンクを作成してSNSで送金してもらう方法
ネットで知り合った人などとやり取りするときはPayPay IDなどを教え合うよりも送金用リンクを作り、そこから送ってもらう方法が早い場合もあります。
送金用リンクを作る方法は以下の通り。
まず、ホーム画面の「送る」をタップします。
【その他】QRコードを利用して相手から送金してもらう方法
送金してもらう相手が目の前にいる場合などは、発行したQRコードをスキャンしてもらい、送金してもらうことも可能です。
QRコードの発行方法は以下の通り。
ちなみにこのQRコードはスクショして共有したり、先ほどご紹介した通りリンクをコピーしたりもできるため、対面以外のシチュエーションでも使うことが可能。送金用リンクをいちいち発行するのが面倒な場合にも便利です。
PayPayを知らない人から送金してもらうときのよくある質問
PayPayを知らない人から送金してもらう場合によくある疑問と答えをご紹介します。
知らない人から送金してもらうときに「送金手数料」「受取手数料」はかかる?
個人間の送金に手数料は一切かかりません。
PayPay IDやQRコード、受け取りリンクから相手の本名などは分かる?
基本的に送金によって本名が分かることはありません。ただし、PayPayの名前を本名にしている場合は相手に知られてしまうため、本名バレを避けたい場合は関係のない名前にしましょう。
PayPayで本人確認をしていない場合でもお金を送金する・受け取ることは可能?
本人確認を完了していない場合、送れるのは「PayPayマネーライト」のみになります。「PayPayマネー」と「PayPayマネーライト」の違いは簡単に言うと、銀行口座からの出金が可能かどうか。出金ができない「PayPayマネーライト」での送金を嫌う人は多いので、本人確認をしていない場合は注意しましょう。
送金されてから受け取るまでに期限はある?
受取期限は作成から48時間です。
まとめ
PayPayを使った送金は、IDや電話番号、SNSリンク、QRコードなど、さまざまな方法で行うことが可能。手数料の心配も少なく、安全に取引を行うことが可能です。ただし、利用規約や本人確認の有無による制限には注意が必要です。