日々の生活に欠かせないクレジットカード。さまざまなブランドが発行して互いにしのぎを削っているが、実際にどのクレジットカードが最も使われているのだろうか。クレジットカードに関する情報を比較するサイト「ココモーラ」で、2024年1月、18歳以上の男女329人を対象に「クレジットカードに関するアンケート調査」を実施しているので詳しくみてみよう。
メインで使われているカードは楽天カードがトップ 理由はポイント還元率と年会費
モバイル決済アプリの利用率が高まる昨今だが、キャッシュレスの元祖でもあるクレジットカードの現状はどうなっているのだろうか。「ココモーラ」での調査によると、クレジットカードを持っている人は92.4%にのぼり、大多数の人が所有していることがわかった。では、メインで使っているカードはどこが多いかというと、「楽天カード」が1位で36.0%、2位が「イオンカード」で10.4%、3位が「三井住友カード」で8.3%という結果だった。
カードを選ぶ際に重視しているポイントは、1位が「ポイント還元率」で27.7%、2位が「年会費」で25.9%、3位が「ポイントの使いやすさ」で15.8%だった。実際に、最も選ばれている楽天カードは年会費が永年無料で還元率が1.0%と高い割合となっている。まさに、重視されているポイントをクリアしている。
月の平均決済額は3万円未満が最も多く、よく使うシーンはスーパー・コンビニ
さらに、メインで使っているクレジットカードのランクについて調査。「一般ランク」で67.3%。「ゴールドランク」が25.5%、「プラチナランク」が6.1%と続いた。一般ランクは年会費無料のカードが多いため、気楽に持てるというのが大きいのではないか。メインで利用しているクレジットカードの国際ブランについては、半数以上が「VISA」との回答で、「JCB」、「Mastercard」と続いた。VISAは加盟店が多いことに加え、Vポイント(旧Tポイント)と統合したことにより選ぶ人がさらに増えていくかもしれない。
次に、メインで利用しているクレジットカードの月の平均決済額を聞いたところ、「3万円未満」が最も多く31.7%、「3~5万円未満」が20.1%、「5~7万円未満」が12.9%だった。最も頻繁に決済しているシーンは、1位が「スーパー・コンビニ」で34.5%、2位が「通販サイト」で29.5%、3位が「光熱費・携帯料金」とのことだった。
クレジットカードを何枚持っているかについては、「1枚」が15.8%、「2枚」が22.3%、「3枚」が26.6%、「5枚以上」が21.5%と1枚だけに絞っている人は少数派だった。
最後に2番目によく利用するクレジットカードはというと、「イオンカード」が14.5%、「楽天カード」が11.9%、「PayPayカード」と続き、選んだ理由についてはメインカードと同様に「ポイント還元率の高さ」を挙げている人が多かった。
出典元:【ココモーラ】
参照元:【三井住友VISAカード】