ポイ活の主流は頑張りすぎない「ゆるポイ活」 78%がポイント経済圏を意識【NTTドコモ調べ】

日々のお買い物などでポイントをためたり活用したりする「ポイ活」。ポイントサービス市場は年々拡大していますが、ポイ活をしている人はどれほどいるのでしょうか。今回は、「ポイ活に関する調査」を紹介していきます。

ポイ活を実施している人は約8割

8割超が積極的にポイ活を実施(「株式会社 NTT ドコモ」調べ)

株式会社NTTドコモでは、全国の15~79歳男女1120人を対象に「ポイ活に関する調査」を実施。まずはじめに「あなたは、どの程度積極的に『ポイ活』をしていますか」と質問すると、39.2%が「積極的にしている」、40.9%が「どちらかといえばしている」と回答し、全体の8割を超える人(80.1%)が積極的にポイ活に取り組んでいることが明らかになりました。現代ではポイ活が当たり前の活動になっていることもわかります。

スーパーやコンビニでポイントをためる人が多い(「株式会社 NTT ドコモ」調べ)

次に、「『ポイ活』に関して、あなたが意識して行っているものや経験したことのあるもの」を尋ねると、「よく利用するスーパーやコンビニでは、ポイントをためたり使ったりしている」が約5割(46.3%)という結果になりました。他にも、ポイントのたまるお店やサイトを積極的に使ったり、ポイントがたまりやすいキャッシュレス決済を利用したりするなどの回答も多く見られました。

節約志向のユーザーが「ゆるポイ活」で生活必需品や通信費を補填

ゆるポイ活が主流(「株式会社 NTT ドコモ」調べ)

ポイントが還元されるポイ活はお得なサービスですが、“精力的に行う人”と“ゆるく行う人”はどちらの方が多いのでしょうか。調査の結果、「あまり努力せずに、いつの間にかポイントがたまっているのが理想だ」との回答が87.1%、「いくつかの主要なポイントをゆっくりためたり使ったりできればいい」との回答が78.8%でした。ほとんどの人が「ゆるポイ活」を理想としているようです。

ポイ活は節約方法の一つに(「株式会社 NTT ドコモ」調べ)

また、「物価が上がっているので、ポイ活をすることで節約したいと思うか」と質問すると、84.3%が「あてはまる」「ややあてはまる」と回答し、ポイ活は節約方法の一つに含まれていることがわかりました。たまったポイントの使い道は生活必需品や通信費など必要な経費に充てる人が多いようです。

コツコツポイントをためれば必要経費を補填する大きな存在となります。少しでも節約したい気持ちから、ポイ活は日常的になっていると考えられます。

約7割がポイント経済圏を意識

78%のユーザーがポイント経済圏を意識(「株式会社 NTT ドコモ」調べ)

最後にポイント経済圏への意識について調査しました。「日ごろ『ポイント経済圏』を意識して利用していますか」と質問すると、78%が何かしらのポイント経済圏を意識していることがわかりました。

ポイント経済圏を意識する理由はクレカやお店での利用でポイントをためやすいから(「株式会社 NTT ドコモ」調べ)

ポイント経済圏を意識している理由として、「クレジットカードでポイントがたまりやすいから」「街のお店で、ためたり使ったりできる場所が多いから」という声が寄せられています。

令和で当たり前の存在になっているポイ活。ポイ活を行う理由として、お得さに魅力を感じる人が多いと考えられます。また、物価が上がり節約志向の人が増えたことも理由の一つではないでしょうか。「ゆるポイ活」で上手にポイントを活用していきたいですね。

若林勇希
編集・ライター。編集プロダクションやライティングスクールの講師として5年以上WEBライター業に携わっており、現在は独立してフリーライターとして活動中。これまで様々なジャンルを手掛けてきたが、最近はガジェットやスマホ関連の記事を執筆することが多い。「老後2000万円問題」のために、iDeCoやつみたてNISA、貯蓄型保険なども実践している。

Twitter:@webwriter888

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