AndroidスマホのモバイルSuicaに取り込めるのは「Suica定期券」のみになります。
Suica定期券を用意したら、モバイルSuicaを起動して「会員メニュー」→「新規Suica発行」を選択。次に、「カードから取り込み」にチェックを入れて「次へ」をタップします。
指示に従って進むと「ご注意!」画面が表示されます。ここでは、モバイルSuicaへ移行したカード型Suica定期券はすぐに使えなくなること。また、移行後のモバイルSuicaは、翌日の朝5時以降に、再度モバイルSuicaから「SFの移行操作」を行うまで電子マネーが使えなくなることが書かれています。
つまり、移行後にモバイルSuica定期券としてはすぐに使えますが、翌朝5時までは、定期券区間以外での自動改札の通過や、買い物などの支払いができなくなるということです。
「注意事項を確認しました」にチェックを入れたら「次へ」をタップ。続いて「SuicaID番号」やSuica定期券の有効期限を入力しましょう。あとは、カード式Suicaを置いて、その上にAndroidスマホを乗せてしばらく待てば、取り込みは完了です。
なお、AndroidスマホはiPhoneとは違い、デポジットはSuica残高に追加されないことを覚えておきましょう。
Androidスマホにカード型Suicaを取り込む手順
取り込み済みのカード型Suicaはどうすればいいの?
iPhoneやAndroidスマホに取り込んだあと、手元に残ったカード型Suicaはどうすればいいのでしょうか?
まず、Androidスマホで取り込んだ場合は、デポジット(500円)の返金があるので、JR東日本のみどりの窓口へ持っていきましょう。ただし、モバイルSuicaで「SFの移行操作」を行っていない場合は、みどりの窓口に持っていってもデポジットが返金されないので、ご注意ください。
次に、iPhoneで取り込んだ場合はデポジットがモバイルSuicaの残高に加算されているため、みどりの窓口に持っていってもデポジットの返金はありません。自分で処分・廃棄することになります。
●モバイルSuica「Apple Payに取り込んだ後のSuicaカードはどうなりますか?」は→こちら
まとめ
いかがでしょうか? 今回はモバイルSuicaに取り込んだあとのカード型Suicaをどうすればいいか解説しました。
AndroidスマホではデポジットがモバイルSuica側に加算されないため、移行後のカード型Suicaは、みどりの窓口に持っていってデポジットを返金してもらうことになります。これに対し、iPhoneはデポジットがモバイルSuicaの残高に加算されるため、手元に残ったカード型Suicaを、わざわざJR東日本に返却する必要はないんですね。
もし、手元にずっと残しておきたい記念Suicaがあるときは、iPhoneに取り込んでおくといいでしょう。