キャッシュレス決済やポイントサイトを活用してポイントを貯め、お得に使う「ポイ活」という概念が普及して久しいが、どれくらいの人がポイントを意識して生活しているのだろうか。
ショッピングで貯まるポイントが提携先によって変わることも多いが、ポイントの種類が消費行動に影響を与えることはあるのだろうか。ポイントがユーザーに与える影響に関する調査結果を見ると、多くの人が消費行動にポイントが影響していることがわかり、もはやポイ活は毎日の習慣といえそうだ。
ポイ活をしている人は85.5% 8割の人がポイント機能によって継続して使う気になる
キャッシュレス化が進み、クレジットカードや電子決済での支払いが当たり前になっている昨今、「ポイント」を意識して買い物をしている人は多いのではないだろうか。また、暇ができたらポイ活サイトを覗き、ちょこちょことポイントを貯めているという人もいるだろう。GMOメディアが2024年7月30日に、20代から60代の男女2,011名を対象に「ポイントがユーザーに与える影響」を調査したところ、ポイ活をしている人は85.5%であることが判明。ポイ活が一般的なものになっていることがわかる。
「ポイント機能があることであなたのサービスの継続利用にどのような影響を与えますか?」との問いでは、「積極的に利用するようになる」との回答が36.0%、「ある程度利用するようになる」との回答が46.5%と8割もの人が利用意欲が高まるとしていて、ポイントによる消費行動への影響が大きいことがわかった。
ポイント交換先はギフトカードやキャッシュバック!現金の代わりになるものが人気
ポイント交換先はどんなものがよく利用されているのだろうか。「サービスにどのようなポイント交換先があると利用が促進されますか?」と聞いたところ、1位が「ギフトカードやキャッシュバック」(75.6%)、2位が「無料利用券や割引券」(47.1%)、3位が「アップグレードや追加サービス」(17.7%)という結果だった。追加のサービスよりも、とにかく出費を抑えたい傾向にあるようだ。
また、「新規で利用するサービスを決める際にポイントを貯めることができるサービスを選ぶ理由は何ですか?(複数回答可)」との問いでは、1位が「ポイントの有効活用ができるから」(56.6%)、2位が「貯めたポイントを他のポイントに交換できるから」(46.1%)、3位が「他のサービスと比較してお得だから」(39.6%)だった。
さらに、「どの程度のポイントが貯まるとサービスを利用したいと感じますか?」と聞いたところ、「100円~999円」が29.8%、「1,000円~4,999円」が29.4%と両者でほぼ同じ割合となっている。次に多かったのが「99円以下のポイントでも利用する」との回答が25.2%あり、少額でもポイントを利用したい人が一定数いることがわかった一方、100円から4,999円との回答が6割ほどいて、求める金額はばらつきがあるようだ。
最後に、「ポイントを貯めるために、どの程度の頻度でサービスを利用しますか?」と質問すると、1位が「毎日」で43.2%、2位が「週に数回」で29.0%、3位が「週に1回」と頻繁に利用している人が多いことがわかった。ポイ活は多くの人の間で日常に溶け込んでいるようだ。
出典元:【GMOメディア株式会社】
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