無料送金サービス「ことら送金」を実際にやってみた! 注意点などを詳細に解説【住信SBIネット銀行】

通常、銀行で他行宛に振り込むには数百円の手数料がかかります。住信SBIネット銀行の場合は、三井住友信託銀行宛は無料になるほか、「スマプロランク」に応じて最大月20回まで無料になります(無料回数以降は77円)。

しかし、ことら送金を利用すれば、無料で1回10万円(1日最大50万円まで)までなら何回でも無料送金できるのですから、家族への仕送りやお小遣いの送金などをするのには便利ですよね。

それでは、実際にことら送金でお金を送ってみましょう。今回は銀行口座宛に振り込んでみます。なお、ことら送金をする前に、住信SBIネット銀行アプリは必ず最新バージョンにアップデートしておいてください。

ことら送金でお金を送る手順(銀行口座宛)

まず、住信SBIネット銀行アプリを起動したら、画面下の「振込・振替」をタップ(左写真)。次に「ことら送金」を選択します(右写真)

利用規定を確認したら「同意する」をタップ(左写真)。続いて「ことら送金で送金する」を押しましょう(右写真)

送金額を入力したら、ことら送金方法で「口座番号」を選択し(左写真)、金融機関名や口座番号等を入力します。なお、ここでメッセージを追加することも可能となっています(右写真)

送金先などを確認したら「確定する」を押しましょう(左写真)。「送金先への入金が完了しました」と表示されればOKです。なお、ここで送金手数料が0円なのを確認できます(右写真)

こちらはことら送金でお金を送った相手の銀行アプリ(SBI新生銀行)の入出金明細です。平日の夕方でしたが、送金はほぼリアルタイムで実行されていました

メールや電話番号は事前に受取設定が必要!

住信SBIネット銀行でことら送金を行うとき、毎回口座番号を入力するのは面倒ですよね。もし、家族に毎月送金するのであれば、メールアドレスや電話番号宛に送金するほうが簡単でしょう。

ただし、メールアドレスと電話番号宛で送金するには、事前に受取側のことら対応アプリで登録しておく必要がありますのでご注意ください。住信SBIネット銀行アプリの場合は、「ことら送金受取設定」から行うことができます。

メールアドレスの登録手順(住信SBIネット銀行アプリ)

まず、住信SBIネット銀行アプリでことら送金画面を開き、「ことら送金受取設定」をタップ(左写真)。次のページを下にスクロールします(右写真)

ここで、銀行口座に登録されているメールアドレスを選択したら、「連絡先を連携する」をタップ(左写真)。メールに送られてきた認証コードを入力して「次へ」を押します(右写真)

すると銀行口座が表示されるので「確定」を押しましょう(左写真)。「連携が完了しました」と表示されればOKです(右写真)

電話番号の登録手順(住信SBIネット銀行アプリ)

まず、「ことら送金受取設定」画面を開き、登録されている電話番号を選択したら「連絡先を連携する」をタップ(左写真)。口座を確認したら「確定」を押しましょう(右写真)

「連携が完了しました」と表示されればOKです(左写真)。これでメルアドと電話番号宛が登録され、ことら送金で受取できるようになりました(右写真)

受取側のことら送金対応アプリでメルアドと電話番号を登録しておけば、今後は住信SBIネット銀行アプリで、メルアドか電話番号宛に送金することができます。

送金方法は「ことら送金方法」でメルアドか電話番号を選択するだけですので、銀行口座を毎回入力するよりは楽ですし、入力ミスもありませんね。

登録後に電話番号で送金する手順(住信SBIネット銀行アプリ)

ことら送金方法で「電話番号」を選択したら、送金したい相手の電話番号を入力し、「次へ」をタップ(左写真)。内容を確認して「確定する」を押せば、すぐに送金されます(右写真)

まとめ

いかがでしょうか? 今回は住信SBIネット銀行アプリで利用可能になった「ことら送金」で実際に送金する方法を紹介しました。ことら送金に対応する金融機関宛なら、スマホアプリから、1回10万円まではリアルタイムで無料送金できるのはかなり便利ですよね。もし、住信SBIネット銀行アプリを利用していなくても、ことら送金に対応する金融機関のアプリを持っていれば、すぐに利用できますので、ぜひ一度試してみてください。

すずきあきら
編集・ライター。パソコン通信時代からネットワークに接しWi-Fiやインターネット、SNSなどに精通。30年に渡って、パソコンやスマホ関連のムック本や雑誌記事を手がけてきた大ベテラン。最近は格安SIMなどのケータイ料金やアプリ、通信費全般の記事を執筆することが多い。

関連記事

TOPICS
マネー最新記事

RANKINGランキング

18:00更新