ポイントで投資・運用をしたい人は6割以上!キャッシュレス派は投資意向が高め!?【ウェブ電通報調べ】

新NISAのスタートなど、近頃何かと話題に上がる「投資」。これまではまとまった資金を元手に行うもの、というイメージがあったかもしれないが、少額での投資が増えてきたこともあり、随分と市民権を得ているのではないだろうか。現在はポイントでの投資運用サービスも登場しているが、果たしてどれくらいの人が利用しているのだろうか。

貯まったポイントは何となく使うより、投資に回した方が有意義?

ポイント投資・運用は、経験者や利用意向のある人を合わせると約7割になる(「ウェブ電通報」調べ)

電通(ウェブ電通報)は2023年11月17日~20日、全国の20歳~69歳の男女1000人を対象に、「生活者のキャッシュレス意識調査」を実施した。「最近は、スマホ事業者がポイントの投資・運用サービスを提供しています。あなたはこうしたサービスを使ったことはありますか」という質問に対し、「すでに利用しており、今後も利用したい」が46.2%、「すでに利用しているが、今後は利用したくない」が6.4%、「利用していないが、今後使ってみたい」が17.8%、「利用しておらず、今後も使ってみようとは思わない」が29.6%という結果だった。ポイント投資・運用サービス経験者は52.6%と約半数、運用意向のある人は64.0%という結果で、ポイント投資・運用サービスは身近になっているといえるだろう。

さらに、キャッシュレスの利用頻度が高いセグメントほど、投資・運用経験があり、利用意向も高い傾向にある。「すでに利用しており、今後も利用したい」という人は、「100%キャッシュレス」で55.6%、「80%キャッシュレス」が50.8%、「60%キャッシュレス」は41.8%で、キャッシュレス派はお金に関わる事柄への興味関心が高いのかもしれない。

初心者はポイント運用からスタートした方が無難?

ポイント投資・運用は少額でもできるので、初心者ははじめやすい(筆者撮影)

ポイントを活用した投資について紹介しこう。「ポイント運用」とは、証券口座の開設が不要で、投資商品の購入・売却手数料も基本的に無料のもの、「ポイント投資」はポイントを現金化して投資をすることを指す。ポイント運用はいわば投資の疑似体験であり、初心者ははじめやすいかもしれない。だが、選択できる投資商品が限定的であることや、増えたポイントは現金化することができる、ポイントとして消費する必要があることがデメリットといえるだろう。

一方でポイント投資は、投資商品も幅広く、売却後は現金化も可能。ポイントのみでなく、現金と合わせて投資することができる。だが投資商品の売買に係る手数料も発生するなど、ハードルはやや高めだ。それぞれに特徴があるため、自分にあった方法でポイントを活用すると良いだろう。

ちなみにポイント運用・投資で得た利益には、場合によって課税が発生する。投資商品を購入・保有しているだけでは課税は発生しないが、ポイント運用の場合は一時所得の合計が年間50万円を超えた時、ポイント投資は特定口座やNISA(少額投資非課税制度)以外の場合は確定申告が必要なので、注意しよう。

出典元:【ウェブ電通報

※サムネイル画像(Image:BongkarnGraphic / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています

オトナライフ編集部
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