ANAに比べると交換率が50%と低いJALマイル。でも、「JQ CARDセゾン」を利用すれば、さまざまなポイントを有効期限のない「永久不滅ポイント」に集約することができて、長期的にじっくりJALマイルを貯めることができるのだ。さらに、交換率を60%にするチャンスも! 今回はJALマイラー必見の「JQ CARDセゾン」+「永久不滅ポイント」の活用方法を紹介しよう。
陸(おか)マイラーはどうしてJALでなくANAマイルを貯めるのか?
(Image:saisoncard-international.com)
マイルを貯めて無料チケットを入手する「陸(おか)マイラー」の多くは、ANA派が多い。その理由はJALマイルは基本的に交換率が50%のルートしかないから。「Ponta→JALマイル」「.money→JALマイル」「dポイント→JALマイル」など、いずれのルートを使っても交換率は50%なのである。これに対しANAは、81%のソラチカルートが年内で終了するものの、TOKYUルートで75%という高還元でお得にマイルを交換できるのだ。それでも、なかにはやっぱりJALマイルを貯めたいと考えている人も多いだろう。そこで今回は、「JQ CARDセゾン」+「永久不滅ポイント」で有効期限を気にせずJALマイルを貯め、交換率60%のチャンスを狙う方法を紹介したいと思う。
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「JQ CARDセゾン」はJR九州のクレカ。交通系ICカード「SUGOCA」へのオートチャージはもちろん、普段の買い物でも200円でJRキューポが1pt貯まるクレカ。年会費は初年度無料、2年目以降は1,250円かかるが、年に1回利用があれば無料となる
有効期限なしの永久不滅ポイントにポイントを集約
そもそもJALマイルの有効期限は3年しかない。各種ポイントをJALマイルに一旦交換してしまうと、3年以内に使い切らなければ無駄になる。そこで、JALマイルに交換する前に、ポイントはすべてセゾンカードの「永久不滅ポイント」に集約させておこう。永久不滅ポイントに有効期限はないので、じっくりとポイントを貯められ、貯まったポイントはいつでも200pt(1,000円相当)→500JALマイルの50%で交換できるのだ。
ここで注目したいが、永久不滅ポイントに100%のレートで交換できる「JRキューポ」である。多くの人が「JRキューポ」と言われてもピンとこないだろうが、これはJR九州のポイントのこと。そのJRキューポを貯められるクレカが「JQ CARDセゾンカード」なのである。JQ CARDセゾンカードは、年会費が初年度無料で、2年目以降は年会費1,250円だが、年1回以上の利用があれば無料になるお得なクレカ。このJQ CARDセゾンカードがあると、JRキューポを経由してさまざまなポイントを永久不滅ポイントに集約できるのだ。たとえば、「Gポイント」や「Tポイント」なら、100%のレートでJRキューポに交換可能である。
JQCARDセゾンルートはTポイントやGポイントなどをすべてJRキューポに100%で集約したあと、JRキューポを永久不滅ポイントに100%で交換。これで有効期限はなくなる。厳密に言うとJRキューポ→永久不滅ポイントは1,000pt→200ptだが、永久不滅ポイントは1pt=5円相当なので、実質100%換算となる。そして、永久不滅ポイントからJALマイルには50%で交換することになるが、キャンペーンを待てば60%で交換することも可能だ
キャペーンを利用すれば交換率60%還元も狙える!
永久不滅ポイントにポイントを集約しておく意味は、有効期限なしでじっくりポイントを貯められるだけではない。実は、セゾンカードでは定期的に期間限定の「マイルレートアップキャンペーン」を行っている。このキャンペーンを利用すると通常は1口200pt→500マイルだが、100マイル増量され600マイルに交換できるのである。
つまり、JQ CARDセゾンルートを利用すれば、永久不滅ポイントにポイントを集約させられるので、マイル増量キャンペーンが始まったところを狙って、一気に貯まっているポイントを交換できる。これで、通常よりお得にJALマイルに交換することができるというわけだ。JALマイラーなら是非覚えておこう。
(Image:saisoncard.co.jp)
セゾンカードでは2019年11月1日~12月31日まで、「JALのマイルレートアップキャンペーン」を実施中だ。通常1口200pt→500マイルのところ、100マイル増量で600マイルに交換可能。つまりJQ CARDルートなら、JRキューポにポイントを集約させておいて、60%の高還元を狙うことができる