アナタはもらったボーナスをどのように使うだろうか? もし、銀行で貯金しているだけなら、少しでも金利の高いネット銀行や地方銀行に預けてみてはいかがだろうか? 銀行によっては、大手都市銀行と定期預金金利が最大で27倍も違うのである!
ネット銀行や地方銀行なら最大0.27%の高金利!
(Image:Shutterstock.com)
今や大手都市銀行の普通預金金利は0.001%、定期預金金利でも0.01%である。これは100万円を定期預金で1年間預けても100円(税引き後は80円)しか金利が付かないということだ。しかも、2020年秋には大手都市銀行でも、いよいよ入出金のない不稼働口座は年1,200円の口座管理手数料が取られるようになると見られている。もし、まとまったお金を銀行に預けているなら、この際、管理方法を見直した方がよいだろう。
そこでおすすめしたいのがネット銀行や地方銀行である。今ならキャンペーンなどで最大0.27%、つまり大手都市銀行の27倍もの高金利が狙えるのである。なかには「あおぞら銀行BANK支店」のように普通預金でも0.2%の高金利を実現している場合もあるので、面倒くさがらずに金利の高いネット銀行や地方銀行に口座を開設してみよう。そこで今回は、2019年12月現在のキャンペーンなども含め、金利が0.2%以上のお得な14行を紹介したいと思う。
他行宛振込手数料がいくらかはチェックしておこう!
ネット銀行や地方銀行では0.2%以上の高金利を提供しているが、注意したいのは他行宛振込手数料(3万円以上)である。ネット銀行の多くは、預入金額や投信、外貨預金などで預金者がランク付けされ、他行宛振込手数料がランクによって月数回まで0円になる場合が多い。たとえば、SBJ銀行では一部制限はあるが月7回まで他行宛振込手数料が無料になる。ところが、地方銀行の場合、他行宛の振込手数料が440円~660円ほど取られてしまうのである。
実は、定期預金で100万円を0.2%の金利で預けると、1年後にもらえる金利は2,000円(税引き後は1,594円程度)である。それなのに、他行振込料で440円~660円も取られてしまうと実質金利が低下してしまうのだ。もちろん、ATMでの引き出し手数料が0円であれば問題ないが、あまり縁のない地方銀行の場合は金利が高くても注意したい。
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