年金制度に不安がある人は、iDeCo(イデコ)に興味があるかもしれない。iDeCoを始めるには証券会社に口座を開く必要があるが、ダメな証券会社を選ぶと大損することもある。ここではiDeCoで損しない証券会社3社を紹介しよう。
証券会社によっては大損する可能性も!
将来に不安を抱えている人は個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」に興味を持っているかもしれない。そもそも、iDeCoとは非課税で投資信託を積み立てで運用し、将来、自分の年金を増やすことができるお得な制度。NISAのように運用利益が非課税になるほか、60歳以降に受け取る場合も所得税控除が受けられるし、掛け金が全額所得税控除の対象になるなど、ほかの制度よりも節税効果が非常に大きいのが特徴だ。
もちろん、iDeCoを始めるには、まず証券会社にiDeCo専用の口座を開設しなければならないが、どこでもいいわけではない。何もチェックせずに選ぶと大損することもあるので、証券会社選びのポイントを確認しよう。
口座管理手数料0円で取り扱い銘柄が多い会社が◎
iDeCoにかかる費用は、加入時に国民年金基金連合会に2777円支払うほか、毎月、国民年金基金連合会に103円、信託銀行に64円の手数料を支払わなければならない。これは、基本的にどの証券会社でも変わらないが、毎月の口座管理料は0円~500円程度までバラバラなのだ。もし、仮に口座管理料が月500円なら、1年で6000円、30年間運用すると18万円もかかってしまうのだ。したがって、iDeCoに最適な証券会社は「口座管理料が0円」であることが必須条件となる。
もうひとつのポイントは、購入できる商品が豊富で、とくに商品売買時にかかる信託報酬の低いインデックス型が充実していること。いくら口座管理料が0円でも、あまりいい商品が買えないのでは意味がない。
これらの条件を満たす証券会社はズバリ「SBI証券」「楽天証券」「マネックス証券」の3社。この中から選べば間違いないだろう。