毎日PayPayや楽天ペイなどでポイント還元を受けている人も多いだろうが、「キャッシュレス・ポイント還元事業」は2020年6月末で終了。そのあとは、マイナンバーカードを利用したポイント25%還元の「マイナポイント」制度が始まることになっている。そこで今回は、2020年2月19日に総務省が発表したマイナポイント登録事業者を紹介しよう。アナタが普段使っている事業者は登録されているかな?
「マイナポイント」の登録事業者は現状23社
(Image:mynumbercard.point.soumu.go.jp)
2020年2月19日、総務省はマイナンバーカードによるポイント25%還元制度「マイナポイント」の対象となる、キャッシュレス決済事業者23社を公表した。現在登録されている事業者はソフトバンクの「PayPay」、KDDIの「au PAY」、ドコモの「d払い」、楽天の「楽天ペイ」「楽天Edy」はもちろん、ファミリーマートの「FamiPay」、メルカリの「メルペイ」、LINEの「LINE Pay」、JR東日本の「Suica」、セブン-イレブン&イトーヨーカドーの「nanaco」、イオンの「WAON」など、有名事業者が勢揃いしている。なかには関西みらい銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行の3事業者が登録している「りそなウォレットサービス」などもあるので、登録事業者リストを確認しておこう。ただし、事業者の申請は2020年3月末まで実施されているため、今後の審査や手続きにより変更される場合がある。
(Image:mynumbercard.point.soumu.go.jp)
2020年2月19日時点での「マイナポイント」登録キャッシュレス決済サービス。ただし、今後の審査や手続きで変更される場合があるほか、申請は3月末まで可能なので、今後、新たに登録される可能性がある
■登録キャッシュレス決済サービス(2020年2月19日時点の登録状況)
FamiPay/メルペイ/ほろかマネーサービス/Suica/au PAY/d払い/電子マネーゆめか/J-Coin Pay/CoGCa/りそなウォレットサービス(りそな銀行/埼玉りそな銀行/関西みらい銀行)/PayPay/nanaco/LINE Pay/楽天ペイ/Bibica/くまモンのICカード/楽天Edy/ナギフトマネー/FKDハイカード電子マネーサービス/オレボポイントカード
そもそも「マイナポイント」制度って何?
そもそも「マイナポイント」制度は、2020年6月末で終了する「キャッシュレス・ポイント還元事業」のあとを受けて、2020年9月から実施される新たなポイント還元制度だ。「マイナポイント」制度ではキャッシュレス決済で25%ものポイント還元が行われる予定で、付与上限は1人5,000円分となっている。ただし、マイナポイント制度に参加するには、「マイナンバーカード」の取得と「マイキーID」の登録が必須となる。今から準備すれば十分間に合うので、まだの人は早めにマイナンバーカードを取得しよう。まだマイナンバーカードを取得していない人はこちら(『今さら聞けない! マイナンバー通知カードからマイナンバーカードの新規申請、写真の撮り方など』)を見て、マイナンバーカードを事前に取得しておこう。また、すでにマインナンバーカードを持っている人は『【マイナンバー】マイナポイント25%還元に必要な「マイキーID」をiPhone、Androidで取得する方法』を見て、マイキーIDを取得しよう。
●総務省「マイナポイント」(公式)は→こちら