老後の生活資金の1つとして重要な国民年金。言わずと知れた、国から給付を受けられる公的年金制度である。自営業の場合には厚生年金がないので、将来の生活は基本的に国民年金に頼ることになる。
しかし、国民年金だけでは生活費に足りないので、多くの人が民間の保険や投資などを利用して、将来の生活に備えているのが現状だ。老後の資金はなるべく多いに越したことはないだろう。
こんなとき、国民年金を増やす方法があることをご存知だろうか。それは「付加年金」制度だ。毎月の国民年金に400円上乗せして支払うだけで、将来受け取れる年金の額がアップする。具体的には、200円×国民年金を納付した回数分の年金を余計に受け取ることができるようになる。付加年金の給付は一生続くので、2年間受け取ったらもとが取れる計算だ。自営業で将来の生活に不安がある場合などには考えてみるべきだ。
「付加年金」は加入しておいた方がいい制度
付加保険料を納めた分は、2年間で元が取れます!
※市区役所及び町村役場の窓口にご確認ください。
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