2020年10月からスタートした「Go To Eat(イート)」。聞いたことはあるけど、内容はよく知らないという人も多のでは? 実は、「Go To Eat(イート)」を上手に利用すると、タダ飯を食えるだけでなくお小遣いまでもらえてしまうという……。これはいったいどういうことなのか? そこで今回はトリキ(鳥貴族)の錬金術で話題の「Go To Eat(イート)」について詳しく解説しよう。
そもそも「GoToEat(イート)」って何なの?
コロナ禍の影響で落ち込んだ飲食業界救済のために、2020年10月から農林水産省の主導で本格的に始まった「Go To Eat(イート)」。イマイチ何なのか分からない人も多いと思うが、利用しないとものすごく損をするので、ここでしっかり基本をおさえておこう。
そもそも「Go To Eat(イート)」では、地域の登録店舗で使えるプレミアム(25%)を上乗せされた食事券の販売と、「食べログ」や「ぐるなび」などのオンライン予約サイトを利用することで、次回以降に使える1人最大1,000ptを付与する2つの事業が展開されている。いずれも、2021年1月末まで(有効期限は2021年3月末まで)だ。
まず、プレミアム付商品券は1回あたり2万円まで購入できる。2万円で2万5,000円分の食事が可能となるので非常に分かりやすい。だが、問題となっているのは後者の「オンライン飲食予約」のほうである。昼食の場合は500円、15時以降の夕食は1,000円分のポイント還元が受けられ、次回以降の予約で使えるが、実はこれを上手に使うと、無限にタダ飯を食えるうえにお小遣いまでもらえるというから驚きだ。果たしてその方法とは?
■Go To Eat(イート)の基本
【期間】2020年10月~2021年1月末
※商品券とポイントの有効期限は2021年3月末まで
【1】プレミアム付商品券
25%を上乗せされた食事券を販売/1回2万円まで
【2】オンライン飲食予約でポイント還元
昼食は500pt還元/夕食(15時以降)は1,000pt還元/1回の予約で10人まで
まず「Go To Eat(イート)」では、夕食の場合、実際の飲食代金に関係なく次回以降使える1,000ptが付与されるので、1,000円の夕食を頼めば。実質タダで飯が食えることになる。しかも、Yahoo!ロコでは初回20%オフになるし、一休.comは毎回10%オフになるほか、ぐるなびでは夕食予約で100ptがもらえるので、このような飲食予約サイトを利用すれば、もっとお得に食事が楽しめる。もちろん、ポイントの付与は7日~10日後になるので毎日は無理だが、月に4~5回程度はタダ飯が食えるのである。
なかには、298円(税込327円)均一の「鳥貴族」で1品しか料理を頼まない強者もいるそうで、この場合でも1,000ptが付与されるため、タダ飯を食ったうえに673円ほど儲かるらしい。これが今話題の「トリキの錬金術」「鳥貴族マラソン」と呼ばれるものである。「Go To Eat(イート)」では、なぜか食事の最低利用額の設定がないので、こういったムチャな利用方法も可能だったのである。
「Go To Eat」でお得に食事をして飲食店を救済しよう!
「Go To Eat(イート)」を悪用すれば、タダ飯を食ったうえにお小遣いまでもらえてしまうが、このような行為の裏には笑えない事情もあるという。
実は、お店側は1人につき200円の「送客手数料」が発生するので、もし、298円の料理1品しか注文されないと、お店側の利益はたった98円にしかならない。そもそもコロナ禍で瀕死状態の飲食店を救済するために実施されている「Go To Eat(イート)」なので、いくらなんでも、このようなゲスな行為は控えるべきだろう。この問題はテレビでも話題となり、さすがに「鳥貴族」は席だけの予約を停止することにした。また、政府もこのような事態が二度と起きないように対策をすると発表している。
いかがだろうか?「Go To Eat(イート)」を上手に活用すれば、お得に食事ができるし飲食業界の救済にもなるので、アナタも是非利用してほしい。ただし、テイクアウトやケータリングなどはサービス対象外となるし、「Go To Eatキャンペーン」の事業規模は約1,484億円で、予算が消化されしだい終了となる。早い者勝ちなので、今すぐ豪華なディナーを予約してみては?
●農林水産省「Go To Eat キャンペーン」は→こちら
●ぐるなび(公式)は→こちら
●一休.com(公式)は→こちら
●Yahoo!ロコ(公式)は→こちら