FXといえば、トルコリラ大暴落などのニュースもあり、かなり危険な投資と思われがちだが、実は外貨を持っているだけで、毎日スワップポイント(金利)がもらえる美味しい投資手法でもある。ここでは、FXでコツコツ儲かるスワップポイントについて解説しよう。
FXでは外貨を持っているだけで金利がもらえる!
そもそもFXとは米ドルやユーロなどの外貨を売買して儲ける投資手法のこと。たとえば、1ドル=90円のときに米ドルを購入して1ドル=110円のとき売れば差額の20円が儲かる。もし、1万通貨なら20万円も儲かる計算だ。また、FXでは100万円の現金を取引をするときに100万円を用意する必要はなく、少額の証拠金で最大25倍(レバレッジ)の取引が可能だ。そのため、買った外貨が下落すると、証拠金(保証金)が不足するのでお金を追加する必要がある。もし、期限内に証拠金を補填できないと、強制決済されてしまい、手持ち資金以上の損失が発生してしまうことがあるのだ。
だが、FXは必ずしもレバレッジを効かせる必要はなく、1倍での取引も可能。米ドルやユーロのような比較的安定している外貨をレバレッジなしの1倍で買って持っていると、その間、毎日スワップポイント(金利)がもらえるというわけだ。
FXには為替差損リスクもあることを忘れずに!
証券会社の「マネーパートナーズ」では、100通貨から投資できる「PFX nano」があり、少額でFXができる(1米ドル=110円のときなら1万1000円)。しかも、マネーパートナーズでは、スワップポイントが非常に高いのがうれしい
FXでスワップポイントをもらうためには、まず、外貨を買って(Ask)キープしておく必要があるが、売り(Bid)では逆に金利を毎日支払うことになるので要注意。また、スワップポイントの利率は証券会社ごとに異なるが、基本的な考え方として、たとえば日本円(0.1%)を売って豪ドル(3.0%)を買うと、0.1%の金利を払って3.0%の金利を受け取るため、差額の2.9%の金利がもらえる仕組みになっている。
ただし、FXには為替差損リスクもある。1ドル=100円で買った米ドルが1年後に1ドル=80円になっていると20円の損失になる。もし、1000通貨買っていた場合は、10万円が8万円になってしまうのだ。もちろん、証拠金を追加して決済(売り)せずに持ち続ければいいのだが、トルコリラや南アフリカランドのような不安定な通貨では大暴落もあり得る。スワップポイントを狙うなら、できるだけ安定した通貨を長期間持つことをおすすめする。もちろん、投資は自己責任で!
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