ゲレンデにもキャッシュレス化の波が、愛され続けているブームの新たな“進化”とは

冬場のアクティビティの代表格とも言えるスキー。愛好家も多く、冬になると全国各地のスキー場が人で賑わうのが毎年恒例の光景となっている。そんなスキー場にも、現在様々な場面で取り入れられているキャッシュレス決済の波が押し寄せてきているという。
今回は、キャッシュレス化による「スマートスキー」についてご紹介していきたい。

雪山にもついにキャッシュレスの波が

 
(Image:Tetyana Dotsenko / Shutterstock.com)

冬になると雪を求めてスキー場に人が集まる

 昭和の中頃から平成にかけてブームが訪れ大流行したスキー。オシャレなスキーウェアに身を包んで颯爽とゲレンデを駆ける、というのはスキーヤーであれば誰もが一度はやってみたいシチュエーションのひとつだろう。また近年ではスノーボードの人気も高まり、スキー場を訪れる人はさらに増えてきている。
 スキーもスノボもウェアの収納スペースがほとんど存在せず、毎回財布やスマホをしまう場所に困ってしまう人も少なくないのではないだろうか。中には、転倒した拍子にそれらを落としてしまい途方に暮れた経験を持つ人もいるかもしれない。しかし現在東急グループなどが、スキー場の全サービスでキャッシュレスを利用可能にした「スマートスキー」化を進めており、不幸な事故を減らす可能性を秘めている。

(Image:Jung Hsuan / Shutterstock.com)

これからは、スマホ一台で記念写真も支払いもできるようになっていく

 これまでは休憩時に昼食代や飲み物代などを支払うため、ゲレンデでスキー・スノボを楽しんでいる間も現金の入った財布を持ち歩く必要があった。最初は軽量化のために千円札を数枚だけ持っていたとしても、買い物のたびに小銭が増えてジャラジャラと重みが増してしまうというのも面倒だった。また、日常生活から離れたスキー場の景観を撮ったり友人たちと記念撮影をするため、スマホを携帯している人も多い。財布とスマホ両方をポケットにしまうとなれば、屈んだり転んだりしたタイミングで落としてしまう可能性も高まってしまうだろう。
 しかしキャッシュレス決済を導入したスマートスキーでは、スマホが財布の代わりになる。財布とスマホの“2台持ち”ではなく、スマホだけで遊びに出ることができるのだ。最初から「必需品だけど持ち歩くのが大変」な財布をロッカーに置いてくることができる便利さは、経験者であればそのメリットの大きさを察してくれるのではないだろうか。また、ポケットに物を入れていてスムーズな動きが邪魔されることも減ることが期待できる。

 東急スノーリゾートの運営するスキー場の中では、全国7箇所で実施されているという。この冬はこれまでと違う、令和のスキースタイルを経験してみるのも面白いのではないだろうか。

参照元:現金不要 キャッシュレスでスマートスキー【東急スノーリゾート

オトナライフ編集部
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