あなたは何枚持っている? 複数のクレジットカードを持つメリット3選

クレジットカードは、一般的な買い物のレベルならたいていのものが買えてしまう便利なカードだ。一枚財布に入っているだけで、購入できる品物の幅が大きく広がり買い物をする際の安心感が違ってくることだろう。また30代・40代となってくると、1枚だけでなく複数枚のクレカを所持するビジネスパーソンも少なくない。
今回は、そんなクレカを複数持つことのメリットを3つご紹介したい。

現代では当たり前のクレカ複数持ち

世の中には10枚以上のクレカを所持している人もいる

 クレジットカード決済といえば、高度経済成長の時代から日本でも利用されるようになり、長い歴史を経て世間に浸透している決済方法だ。2019年頃から国がキャッシュレス決済の普及に取り組むようになって利用可能な場面が増えたことも追い風になったのか、ここ数年も年を追うごとに契約数が増加を続けている(日本クレジット協会「日本のクレジット統計」調べ)。

 さらにクレジットカード会社のジェーシービーが発表した「クレジットカードに関する総合調査 2019年度版 調査結果レポート」によれば、クレカ契約者の平均保有枚数は3.0枚。そのうち平均2.0枚を携帯しているという。では、いったいなぜ複数のクレカを保有・携帯しているのだろうか。

期限が切れたクレカはしっかりと後始末をしよう

1.使い分けができる

クレカは、還元率や特定のショップでのポイント倍増サービス、さらには年会費の有無など様々な特徴を持っている。「A店ではこのカード、B店で使うのはこのカード」と、使用する場所・タイミングに応じて使い分けることで、おトクなポイント獲得を目指す人は少なくない。1回1回は小さな節約だが、積もり積もって大きな貯蓄となって返ってくるのだ。

2.限度額を越えても支払いが可能

クレカでは、1ヵ月に利用できる限度額が決められている。大きな買い物をした月などに限度額を超えてしまい、クレカ決済が使えなくなり困ってしまった経験をお持ちの方もいるかもしれない。しかし複数のクレカを持っていれば、A社で限度額を超えても次はB社のカードを決済に使うことができる。また万が一1枚を紛失してしまったとしても次のカードがあるため、再発行して手元に届くのを待つ必要が無いこともメリットだ。

3.家計の管理が見やすくなる

クレカの利用明細は「A社のカードは生活費用」「Bは住居費、通信費、保険料など固定費」と口座を分けた管理に紐付けることで、家計簿の代わりを果たすこともできる。お金を個別の口座に移す手間は生じるが、収入と支出が明確に目に見えるようになることで貯蓄のモチベーションにもつながるだろう。

 一方でデメリットとしては、どれが何の用途のためのカードかを覚えておく手間があることが一番大きなものだろう。物理的なリスク管理でも、一斉に全てを紛失しないよう普段から2~3箇所に分けて所持しておくべきとも言われている。
 また、年会費の存在するカードを何枚も持っていれば、それだけで年会費を数千~数万円分支払うこととなる。ムダを無くすために複数枚の所持を検討しているのに逆効果なのだ。
 あなたもスマートにクレカを使い分けて、今より一歩先行く大人なビジネスパーソンへと成長してみてはいかがだろうか。

参照元:クレジットカードを複数持つメリット・デメリットと使い分け方【REISM

※サムネイル画像(Image:SeaRick1 / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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