多くの人が聞いたことがあるにも関わらず、そのほとんどが一度も姿を見たことがないであろうクレジットカードの最高峰“ブラックカード”。もはやツチノコやネッシーと同じ都市伝説と思う人もいるかもしれない。しかし当然ながら、ブラックカードは実在するものであり、選ばれしビジネスパーソンしか持てないハイクラスなクレジットカードだ。
今回は、持っているだけでステータスになるブラックカードについてご紹介したい。
“デキるビジネスパーソン”の証・ブラックカード
そもそも、クレジットカードはいくつかのグレードが存在する。最も一般的なのは、比較的容易な審査で入会できる“ノーマル”のカードだ。多くの人はこのノーマルからスタートすることになるだろう。そしてノーマルの上にあるのが、ノーマルよりも審査基準が厳しく年会費も高いが、その分様々なサービスが受けられる“ゴールドカード”“プラチナカード”。そしてその上に位置する最高峰が“ブラックカード”だ。クレジットカード会社によってはブラックが存在せずプラチナなどが最上位グレードの会社もあるという。
では、ブラックカードとは他のグレードといったい何が違うのだろうか。
【ブラックカードの特徴】
1.入会が招待制(インビテーション制)
他カードでは審査基準の差はあれど、基本的に申し込みから審査を経て入会することができる。しかしブラックカードは、カード会社からインビテーションを受けなければ入会することができない。ユーザー側が「持ちたい」と思っても何もできないのだ。
その招待基準はどこのカード会社も明確に公開していないが、「カードの年間利用額が高額」「返済が滞っていない」「社会的ステータスが高い」などが条件ではないかとされている。これが「選ばれし者だけが手にできるカード」とされる所以だ。
2.専用コンシェルジュを利用できる
ブラックカードの利用者には専用コンシェルジュがつき、プライベートの記念日・職場の会食といった飲食店の予約や様々なシーンの旅行の手配を対応してくれる。まさに秘書や執事のような役割をこなしてくれるサービスだ。カードを持つだけで、エグゼクティブな気分を味わえると言えるだろう。
3.会員限定イベントに参加できる
大きなスポーツの世界大会をVIP待遇で観戦したり、様々なレジャーのプライベートレッスンを受けることも可能だ。世界のどこでも使えるクレジットカードだからこそ、世界規模の様々なスポーツの優待を受けることができるのだろう。
また、ブラックカードは年会費・限度額ともにお高めというのも特徴のひとつと言えるだろう。「大人の証」でもあるクレジットカードは、グレードが上がることで「ハイクラスの証」にもなり得るのだ。将来的にブラックカードを持てることを目標としているビジネスパーソンは、積極的にキャリアアップを図って収入を増やし、どんどんカードを使っていってみるのもひとつの手かもしれない。
参照元:ブラックカードとは?入会条件や特典を解説【三井住友カード】