「楽天ペイ」の微妙に余ってしまった残高(楽天キャッシュ)を全部使い切る5つの方法

楽天ユーザーが手軽に使えるQRコード決済サービス「楽天ペイ」。コンビニやレストランなどでも幅広く使えるのが魅力となっている。でも、楽天ペイからほかのQRコード決済に乗り換えたいときに、以前「楽天キャッシュ」にチャージした残高が微妙に余っているときはどうすればいいのだろうか? そこで今回は、楽天ペイの残高を使い切る方法を紹介しよう。

楽天キャッシュが余っているときはどうする?

 PayPayに次ぐQRコード決済のユーザー数を抱えていると言われる「楽天ペイ」。いわゆる楽天商圏と呼ばれるネットサービスの利用で貯まった楽天ポイントを、簡単に支払いに利用できるので非常に利便性が高い。だが、QRコード決済のシェア争いは激しいので、なかには楽天ペイからほかのQRコード決済に乗り換えたいと思う人もいるかもしれない。そのときに気になるのが、楽天ペイにチャージした「楽天キャッシュ」の残高である。楽天ペイは「楽天キャッシュ」にチャージするとQRコード払いができるが、もし、残高が微妙に余っている場合はどうすればいいのだろうか?
 その答え簡単だ。楽天ペイの「楽天キャッシュ」は、楽天市場やラクマなどの代金支払い時に楽天ポイントやクレカなどとの併用払いが可能なので、きっちり1ptまで「楽天キャッシュ」を使い切ることができるのである。

(Image:cash.rakuten.co.jp)

「楽天ペイ」はクレカ、楽天ポイント、楽天Edyなどでも決済可能だが、基本的に「楽天キャッシュ」というオンライン電子マネー(おサイフ)に、お金をチャージすることでQRコード決済ができる。楽天カード、楽天銀行、ラクマなどでチャージでき、楽天カードでチャージすると200円で1pt(0.5%)ポイント還元される

 もっとも簡単に「楽天キャッシュ」を使い切る方法は、楽天市場の買い物で使ってしまうこと。楽天市場の支払いでは「楽天キャッシュ」はもちろん、「楽天ポイント」や「クレカ」とも併用して支払うことができる。つまり、微妙に余った楽天キャッシュをほかの支払い方法と合わせることで、キッチリ1ptまで使い切れるのだ。もちろん、楽天のフリマアプリ「ラクマ」でも「楽天キャッシュ」と楽天ポイント、クレカなどを組み合わせて支払いができるぞ。

楽天市場で買い物をして支払いをするとき、「楽天キャッシュから優先して使う」を選択する。もちろんポイントも併用可能なので「すべてのポイントを使う」を選択すればいい

実店舗で現金などと併用して支払える!?

「楽天ペイ」は実店舗で使うとき、「楽天キャッシュ」や「楽天ポイント」などを優先的に使うようにする設定が可能だ。普段からこの設定を有効にして、貯まっている楽天ポイントや楽天キャッシュなどを減らしてしこう。残念ながら、ポイントやキャッシュの残高が不足しているときは、残りを現金などと併用払いすることはできないが、ビックカメラなど一部店舗では現金と併用できる場合もあるらしい。これは、実際に店舗で確認するしかないだろう。 

「すべてのポイント/キャッシュを使う」にチェックを入れ、「設定」を押す(上写真)。「すべて使う」を選択して「OK」を押せば、楽天ポイントや楽天キャッシュを優先的に消化できるようになる

 基本的に実店舗で「楽天ペイ」+「現金」の併用払いはできないため、楽天ペイ残高が不足している場合は困ってしまう。だが、楽天キャッシュに不足分をチャージしてピッタリの金額にすれば使い切ることができる。「楽天キャッシュ」へのチャージは楽天カード(クレカ)と楽天銀行の場合、1,000円以上であれば1円単位でできるし、ラクマの売り上げは1円でもチャージ可能なので、足りない金額を1円単位でチャージすればいい。
 ただし、楽天カードでチャージして0.5%(200円につき1pt)、楽天キャッシュで支払うと1%(100円につき1pt)のポイント還元があるので、チャージしたり支払う金額によっては、ポイント還元の無限ループにハマってしまうことも……。 

楽天キャッシュに不足分をチャージして支払いをしよう。楽天銀行や楽天カードは1,000円以上1円単位になるが、ラクマの売上金なら1円単位でチャージすることができる

金額が少なければ家族や友だちに送金する

「楽天キャッシュ」は家族や友だちなどに、1円から、手数料無料で送ることができる。もし、残高が数円なら、この際楽天ペイを使っている家族や友だちに送金してしまおう。逆に、不足分を送金してもらって、ピッタリ支払うことも可能である。

楽天ペイのホーム画面で「楽天キャッシュ(送る)」を選択して、画面下の「楽天キャッシュを送る」をタップしよう。あとは、送り先一覧で相手を選択して送ればいい

「楽天キャッシュ」は楽天キャッシュ プレミアム型に移行済みの楽天会員であれば出金することが可能だ。ただし、出金手数料は金額の10%と高額なので、仮に5,000円出金すると手数料が540円かかり4,460円しか入金されないのでおすすめできない。しかも、2019年3月18日以降この機能は停止されたままである。

(Image:cash.rakuten.co.jp)

楽天銀行があれば現金で出金できるが、手数料が10%もかかるので要注意。また、2019年3月18日以降この機能は停止されている

●楽天ペイ(公式)は→こちら
●楽天キャッシュ(公式)は→こちら

文=藤原博文/フリーライター

「楽天ペイ」の微妙に余ってしまった残高(楽天キャッシュ)を全部使い切る5つの方法のページです。オトナライフは、【マネーキャッシュレスQRコード決済楽天ペイ楽天キャッシュ】の最新ニュースをいち早くお届けします。