「QRコード決済」の最大手「PayPay」は、ますますの利便性の確保に向けて、利用可能事業を大幅に拡大することが分かった。さまざまな業種で新たに利用開始が予定される中、詳細を見ていくと今回ある意外なところでも利用が可能となることが分かった。
もはや「使えないところはない」と感じるほど浸透しているPayPay。今回は、利用が始まる新事業での可能性と、消費者に与えるであろう影響について迫っていく。
新たに12業種でサービスの利用がスタート!
今年大きく利用者を増やした「キャッシュレス決済」。その中でも特にスマホによる「QRコード決済」の最大手として多くのユーザーを獲得しているのがPayPayではないだろうか。
PayPayの魅力はなんと言ってもサービスを使用できる加盟店の多さ。どこでも使えるというメリットが消費者で受け入れられている。そんなPayPayでは、さらなるサービスの拡大に向けて12月22日、新たに12業種で利用が可能になると発表した。現状だけですでに2,000件以上の申し込みを受けており、審査可決後、順次利用が可能となるようだ。
今回の追加される業種は、「学習塾」「家庭教師」「語学教室」「美容医療」「パソコン教室」「結婚相手紹介サービス」「エステ」「宝くじ、toto」「競馬」「競輪」「競艇」「オートレース」などが挙げられている。
ギャンブルでの利用がスタート。キャッシュレスだと不思議と勝てる?
中でも注目は、「宝くじ、toto」「競馬」「競輪」「競艇」「オートレース」などのいわゆる「ギャンブル」と言われる業態への利用対応の開始ではないだろうか。PayPayのサービスの性質上、基本的に使用できるのはあらかじめチャージした金額のみだ。「この金額で今日は勝負」と先に決めてチャージを済ませておけば、熱が入りすぎて使いすぎてしまうことを防ぐ効果も期待できそうだ。また支出が一目で管理できるのもメリット。引き際を間違えないことにもつながりそう。近い将来「1日中競馬場にいて財布の中身が一切なくなってしまった」なんて破産的なギャンブラーはいなくなるかもしれない。
また、QRコード決済は「オンラインサービス」と相性抜群。今後QRコードを絡めた全く新しいギャンブルが派生するかもしれない。今後のサービスの利用に大きな期待が持てる。
元来、ギャンブルと「験担ぎ」は切ってもきれない関係。「この決済サービスで買うとなぜだか当たるんだよな…」といったことが今後、多く聞かれるようになるかもしれない。とはいえ現金よりも「お金」を使っているという感覚が持ちにくいのも実情。使い過ぎには十分注意したいものだ。
参照元:新たに12業種の加盟店で「PayPay」が利用可能に!【paypay】
※サムネイル画像(Image:paypay.ne.jp)