21年も王者PayPayの座は揺らがない! ユーザー数は日本の人口の約3割の3,500万人突破!

近年、以前にも増して身近になってきているキャッシュレス決済。お金を持ち歩く必要がなくなり、身軽に外に出られるなどキャッシュレス決済の魅力は計り知れない。そのため、2019年は「キャッシュレス元年」と呼ばれるほどキャッシュレス利用者が爆発的に拡大していった。中でも「楽天ペイ」や「au PAY」といった、キャッシュレス決済のひとつQRコード決済サービス各社が、競うように還元キャンペーンを繰り返し一気に普及したのは記憶に新しい。さらに「PayPay」はキャッシュレス決済の中でも断トツのシェアを獲得している。「100億円あげちゃうキャンペーン」など、注目度の高い還元キャンペーンにより、認知度を一気に向上していく手法は大きな話題を呼んだ。
そんなPayPayが今年も躍進しそうな、ある発表があった。

PayPayのユーザーが3,500万人を突破!

(Image:slyellow / Shutterstock.com)

ひょっとして、あなたはもうPayPayのヘビーユーザー?

 ソフトバンクグループ株式会社、ソフトバンク株式会社、ならびにヤフー株式会社の3社が共同出資するPayPay株式会社は、提供するキャッシュレス決済サービス・PayPayについて、2021年1月4日にユーザー数が3,500万人を突破したと発表した。なんと3,500万人という数字は、日本の人口の約3割、1都3県(東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県)の総人口とほぼ同じなのだとか……。あなたの周りにもPayPay利用者は多くいるだろう。
 2018年10月のサービス開始以降、PayPayは大規模キャンペーン等でユーザーを多数獲得。2020年9月に「マイナポイント事業」がスタートした頃には3,000万人を突破したようだ。加えてそのマイナポイント事業の申込登録数も、9月の時点で100万件を突破していたというからその人気ぶり・アクティブユーザーの多さには驚かざるを得ない。

2020年には不正アクセスによる大規模な情報漏洩もあったが、すでに過去のできごと?

 今後も利用者が増え続けるだろうPayPay。さらに、今後は、Zホールディングス株式会社の傘下、またはZホールディングスが株式を保有する金融事業会社6社の社名およびサービス名を、PayPayブランドへ統一するというのだから驚きだ。「Yahoo!JAPANカード」を「PayPayカード」へ、「ジャパネット銀行」を「PayPay銀行」へとブランドを統一させることで、PayPayの掲げる「いつでも、どこでもPayPayで」という世界観を今後もより一層醸成していきそうである。
 他にもPayPayに「タクシー配車」や「ボーナス運用」など、PayPayアプリ内でパートナー企業が提供するサービスを利用できる「ミニアプリ」を搭載するなど、業界最大手でありながら成長の手を止めようとしない。

 2020年には、全国の自治体と提携しまだキャッシュレス決済が浸透しきっていない地方の需要の掘り起こしを進め続けたPayPay。その草の根運動とも言える企業努力の成果もあって、今回の3,500万人という圧倒的なユーザー数を獲得できたのだろう。
 常に私たちの身近にあろうとするPayPay。2021年も王者・PayPayの座は揺らぐことはなさそうだ。

参照元:「PayPay」のユーザー数が3,500万人を突破~ 2021年は「PayPay」ブランド各社とのシナジーを高め、 金融プラットフォームとしてより利便性の高いサービスを提供 ~【PayPay

※サムネイル画像(Image:StreetVJ / Shutterstock.com)

オトナライフ編集部
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