日本でもすっかり浸透してきたキャッシュレス決済。なかでも、プリペイド型電子マネーの「楽天Edy」は、使えるお店も78万カ所以上もあり人気が高い。だが、「楽天Edy」はあまり使わないということなら、微妙に残った残高をきっちり0円になるまで使い切ってしまいたいところ……。そこで今回は、微妙に余っている「楽天Edy」を使い切る2つの方法を紹介しよう。
そもそも「楽天Edy」って何? 便利なの?
アナタはどんなキャッシュレス決済を利用しているだろうか? PayPay、d払い、Suica、nanacoなど数えきれないほどの種類があるが、そのなかでも「楽天Edy(らくてんエディ)」は、利用できる店舗も78万カ所以上と非常に多く、普及率も高い。事実、2020年10月に発表されたoricon ME「スマホ決済サービス」の満足度ランキングで、楽天Edyは3位にランキングされているほどだ。
そもそも楽天Edyは“プリペイド型電子マネー”だ。楽天Edyの単体物理カード、楽天カード(クレカ)にも付帯するし、スマホでも利用可能となっている。楽天Edyで決済すると、税込200円ごとに楽天ポイントが1pt(0.5%還元)もらえるが、物理カードの場合はポイントカード機能も兼ねているため、楽天の加盟店であれば、カードを提示することで税込200円ごとに2pt(1%)を貯めることができる。チャージ方法も、クレカや現金、アプリ経由、そして「楽天Edyギフト」と呼ばれるチャージカード経由など、さまざまな方法が用意されており、非常に使い勝手が良い。楽天経済圏にどっぷりはまっている人には必須だろう。
だが、「最近、楽天Edyはあまり使わないし、中途半端に余った残金を使い切ってしまいたい……」と思った場合、どうやって0円になるまできっちり使い切れるのだろうか?
「楽天Edy」なら不足分を現金併用払いできる!
最近流行りの〇〇Payのなかには、微妙に余った残高を使い切るのが難しいものも多いが、楽天Edyの場合は非常に簡単だ。たとえば、楽天Edyに100円の残金しかないときに、200円の商品を買いたい場合は、レジで「楽天Edyで支払います」と告げて、楽天Edyで支払う。当然100円足りないのでエラー音が鳴るが「足りない分は現金で払いで」と言って100円を出せばOK! これで楽天Edyの残金は0円となり、きっちり使い切ることができるのである。もし、楽天Edyの微妙な金額を残しておきたくないなら、ぜひ試してほしい。
Amazonギフト券に交換するというウラ技も!
楽天Edyの残金を使い切るには、やや面倒だがAmazonギフト券にチャージして使い切る方法もある。Amazonギフト券は、最小金額100円から1円単位でチャージすることができ、さらにチャージ元に「楽天Edy」を選択できるのだ。
まず、Amazonを開いたら「Amazon チャージ ギフト券」で商品検索をしよう。「Amazonギフト券 チャージタイプ(直接アカウントに残高追加)」という商品がヒットするので、製品画面を開いたら金額部分の「その他」に、100円以上1円単位で金額を入力しよう。あとは支払い方法に電子マネーを選択し、注文確定後に届くメール内容に従って電子マネーの支払いを済ませるだけでいい。ただし、この方法はおサイフケータイ対応Androidスマホかパソリ(楽天Edyリーダー)がなければNG。iOS用のパソリは生産が終了しており、実質iPhoneでは利用できないがWindowsパソコンとパソリがあれば利用可能である。