PayPayはクレジットカードだけでなく、デビットカードも登録できる。デビットカードは即時払いであること、入会審査がないことなどが特徴だ。今回は、PayPayにデビットカードを登録する方法・メリット、利用に向いている人などについて見ていこう。
PayPayにデビットカードを登録する方法
デビットカードの登録は、クレジットカードの場合と基本的に同じだ。以下の手順で簡単に登録できる。
1.PayPayのホーム画面で「その他」をタップ
2.「カード追加」を選ぶ
3.デビットカードの券面をカメラで読み取る、またはカード番号を入力
4.カード情報を入力し「追加する」をタップ
■登録できないときの原因として考えられること
入力情報にミスがないか確認しよう。カード番号・有効期限・セキュリティコードなどは、日頃から見慣れている数字ではないので間違えやすい。少しでもミスがあると一切登録できないので、一つひとつ慎重に入力しよう。
入力間違いがないのに登録できない場合は、何かの理由でカードに利用制限がかけられている可能性がある。身に覚えがない場合は、カード会社に問い合わせをしよう。
PayPayでクレジットカードではなくデビットカードを選ぶことには、以下4つのメリットがある。
■使いすぎを防ぎやすい
デビットカードは決済した瞬間に、すぐ口座から利用代金が引き落とされる仕組み。後払いであるクレジットカードと決定的に違う点がココだ。即時の引き落としなので、口座の残高を超えて支払うことがない。よってクレジットカードのように、使いすぎて支払日にお金が足りず困るようなこともないのだ。
またデビットカードには利用上限を設定できる機能もある。1回あたり・1ヶ月あたりの上限を設定しておけば、使いすぎを簡単に防げる。
■ポイント二重取りができる
デビットカードにもクレジットカード同様、ポイントプログラムがある。PayPayと併用することで、PayPayのポイントとは別にカード会社のポイントも貯めることが可能だ。
ポイント還元率の低いデビットカードもあることには注意しよう。お得さを重視するなら、ネット銀行のデビットカードは還元率が高い傾向があるのでオススメだ。たとえばGMOあおぞらネット銀行/楽天銀行/ソニー銀行などのデビットカードは、還元率が最大で1%以上と、高還元率のクレジットカードと同レベルとなっている。
ただし外貨預金などの取引状況によって、還元率が変動する仕組みを取る銀行も多い。高還元率になるための条件を必ず確認し、自分が達成できそうなのかを判断しよう。
■入会審査がない
デビットカードはクレジットカードと違い、入会審査が必要ない。基本的に誰でも申し込めばカードを発行できる。またクレジットカードに申込めるのは通常18歳以上であるのに対し、デビットカードは15歳から申込めるカードもある。未成年でもキャッシュレス決済を利用する手段として、デビットカードはオススメだ。
■国際ブランド付きなら利用できるお店も多い
デビットカードにはVISA、JCBといった国際ブランドが付いたカードもある。各国際ブランドの加盟店で利用できるため、使える店が多いのがメリットだ。ただしガソリンスタンド・飛行機の機内販売・月々の支払いなど、一部利用できない場所・シーンが存在することに注意しておこう。
PayPayとデビットカードを連携させるのがオススメなのは、以下に当てはまる人だ。
■後払いだと使いすぎが心配な人
クレジットカードは後払いで、決められた支払日に利用代金がまとめて引き落とされる。決済と実際の支払日がズレることから、人によっては支払った感覚が得られない。何となく使い続けてしまうと、支払日にお金が用意できず困ってしまうことも。クレジットカードは自分で状況を確認して、利用を適度にコントロールすることが必要だ。
そのような対応ができる自信がない人、使いすぎが不安な人にはデビットカードが最適と言える。ただしデビットカードも、口座の残高を意識しないで利用してしまっては元も子もない。スマホのアプリなどを活用して、残高をチェックしながら利用するのがオススメだ。
■入会審査に通るのか不安な人
日本人の8割以上が持っているという調査結果が出ているほど普及しているクレジットカードだが、それでもカードが保有できない人は存在する。入会審査の難易度はカードによってさまざまで、「審査が緩い」と言われるカードも存在するが、誰でも必ず持てるというわけではない。仕事が不安定、収入が少ない、過去に金融事故を起こしたことがあるといった人は、クレジットカードの審査を不安に感じるだろう。デビットカードであれば入会審査は必要なく、キャッシュレス決済を便利に活用できる。
参照元:デビットカードを連携してスマホ決済を使うメリット!引き落とし方法を選ぶポイントも解説【PayPay】
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