最近のクレジットカード（クレカ）のポイント還元は0.5％が標準的。1％あれば高還元と言える状況だ。しかし、今流行のプリペイドカード（プリカ）なら、2％～5％もの高還元率が期待できる。同じ買い物をするなら還元率のよいプリカを使おう！
クレカよりもポイント還元がお得なプリカ！
実はクレカのポイント還元はかなり渋くなっており、最近では0.5％が標準的で1％なら優秀。それ以上の還元率となると利用条件が厳しくなってくる。そこで注目したいのがクレカブランドのプリペイドカード（プリカ）だ。プリカは、事前にチャージしておいた金額内でクレカと同じように買い物の決済に使えるカード。それでいてクレカのように加入条件は厳しくなく、未成年でも無料で発行可能となっている。現在、プリカを発行する各社は、プリカ普及を目指して高還元ポイントを展開しているのだ。
まず、もっとも高還元なのが「LINE PAYカード」。ユーザーのランクによって0.5～2％のポイント還元を実施しており、QR決済すると3％も上乗せされ最大5％還元となる。次に、送金アプリを提供するKyash（キャッシュ）の「Kyashリアルカード」は条件なく2％ポイント還元。クレカのポイントが付く場合もあり、還元率は2重取りでさらに高くなる。また、NTTドコモの「dカードプリペイド」は、通常0.5％のポイント還元だが、利用店舗によってはもっと高還元になる。たとえば、ローソンでの還元率は3％もあるのだ。
「Kyashリアルカード」
（Image:campaign-i.kyash.co）
送金アプリを提供するKyashは常に2％のポイント還元。さらにクレカのポイントも2重どりできるのがポイント！
「LINE PAYカード」
（Image:line.me）
LINE PAYカードではユーザーをランク付けしており、ランクによって0.5％～2％がポイント還元される。さらに、2019年7月末まではQRコード決済の利用促進のため3％上乗せする。通常のポイントと合わせて最大5％
「dカード プリペイド」
（Image:d-card.jp）
通常は0.5％還元で普通だが、店舗によって還元率が上がる。たとえばローソンで利用すると3％の高還元率になる。もちろん、ドコモユーザーでなくても利用可能
個性的なプリカを上手に利用しよう！
ゆうちょ銀行が発行する「mijica（ミヂカ）」は一部地域のみで発行されていたが、現在では全国で発行されている。利用条件はゆうちょの通常貯金口座（総合口座）のキャッシュカードをもっていること。通常の還元率は0.25％と低めだが、利用店舗で還元率は異なり、ファミリーマートで0.5％、パルコで0.75％となる。また、会員間での送金や残高の現金出金などの新機能も追加されていて、ゆうちょ銀行ユーザーには使い勝手がよい。
そして、最後に紹介するのが「エポスVISAプリペイド」だ。当然、EPOSカードからチャージできるが、注目したいのはEPOSカードの利用で貯まったポイントを1ptからプリカにチャージできること。しかも、プリカの利用でさらに0.5％還元されるのだ。しかも、1回200円ごとに1pt付与されるので、EPOSカード利用者なら是非とも持っておきたいプリカである。
■プリペイドカード比較
運営会社：Kyash
名称：Kyashリアルカード
最大還元率：2%/クレカポイントが付く場合も
ブランド：VISA
上限：1,000万円
発行手数料：無料
●Kyashリアルカードは→こちら
運営会社：LINE
名称：LINE PAYカード
最大還元率：0.5～2％/QR決済で3％上乗せ
ブランド：JCB
上限：1,000万円
発行手数料：無料
●LINE PAYカードは→こちら
運営会社：NTTドコモ
名称：dカード プリペイド
最大還元率：0.5％/ローソンで3％など
ブランド：Mastercard
上限：30万円
発行手数料：無料
●dカード プリペイドは→こちら
運営会社：ゆうちょ銀行
名称：mijica
最大還元率：0.25％/パルコで0.75％など
ブランド：VISA
上限：10万円
発行手数料：無料
●mijica（ミヂカ）は→こちら
運営会社：エポスカード
名称：エポスVISAプリペイドカード
最大還元率：
ブランド：VISA
上限：0.5%
発行手数料：無料
●エポスVisaプリペイドカードは→こちら
「mijica（ミヂカ）」
（Image:jp-bank.japanpost.jp）
ゆうちょの総合口座があれば作成可能。通常のポイント還元はよくないが、店舗によっては0.75％還元もある
「エポスVisaプリペイドカード」
（Image:eposcard.co.jp）
EPOSカードで還元されたポイントをチャージでき、さらにプリカの利用で0.5％が付与されるのがポイント
