すでに加入者数が3,800万人を突破し、国民的スマホ決済アプリとなった「PayPay」。そんなPayPayが2021年6月11日にホーム画面を全面リニューアルしたのをご存じだろうか? まずはAndroid版から先行してアプリをバージョン3.0.0にアップデートしている。今後、iPhone版もアップデートされる予定なので、今回はPayPayアプリがどのように変わったのか確認してみよう。
Android版PayPayのホーム画面が全面リニューアル!
PayPayの加入者は2021年3月時点で3,800万人を突破、加盟店数も316万カ所を超えているほか、オンラインサービスや請求書払いも利用できるなど、まさに国民的スマホ決済サービスとなっている。そんなPayPayでは、これまでに様々なアプリやサービスが追加されてきた。そこでPayPayは2021年6月11日、目的の機能を探しやすくするため、ホーム画面を全面リニューアルすることになったというわけだ。
まず、今回のリニューアルで目立っているのが、残高&QRコード表示部分。リニューアル後は、これまで横に回転していたカード部分が縦に回転し、飛び出すようなアニメーションに変更されている。また、クーポンやボーナス運用、請求書払いなどアイコンが丸いボタンのようなデザインに変更され、ホーム画面上にないサービスや機能は右下の「…」アイコンで確認できるようになった。さらに、画面下に固定されていた「支払う」ボタンや「近くの店舗」といったアイコンが、画面を上にスワイプすると消えるようになっている。
なお、このリニューアルはAndroid版から先行してバージョン3.0.0が提供が開始され、iOS版は準備ができしだいバージョンアップされる予定なので、iPhoneユーザーは事前に確認しておこう。
ホーム画面リニューアルはいいがPayPaySTEPの改悪も……
ひとつのアプリでPayPay関連のサービスが利用できるように、ホーム画面を全面リニューアルしたPayPayだが、喜んでばかりはいられない。実は、2021年7月1日より「PayPaySTEP」が改悪されるのだ。詳しくは→こちらで確認してほしいが、これまで、100円以上の決済50回で+0.5%、月10万円以上の決済で+0.5%され、合計1.5%還元されていたが、今後は、300円以上の決済30回+5万円以上の決済で+0.5%となり、最大1.5%を達成するには、かなり厳しい条件をすべてクリアしなければならなくなった。今後も、PayPayの動きから目が離せないぞ!
●PayPay「PayPayアプリの新しいホーム画面デザインとスタイルガイドについて」(公式)は→こちら