20代のクレカ利用額は少額だが、支払い滞納経験者の割合が意外に高い「13.8%」と判明!

読者の方々は1ヶ月にどれだけクレジットカードを使っているだろうか。現状でお金を持っていなくても、期日までに必要な金額が引き落とし口座に入っていればいいだけに「うっかり使いすぎて滞納してしまった…」なんて経験をお持ちの方も、中にはいるかもしれない。今回は、20代ユーザーを対象としたクレカの使い方に関する調査の内容についてお伝えしていきたい。

20代クレカユーザーの過半数は月の支払い額が10万円未満

クレジットカードを5枚以上所持する人は4%存在する(タンタカ調べ)

「1万円~3万円未満」が最多だが、「5万円~10万円未満」も22.2%と比較的高い(タンタカ調べ)

 株式会社タンタカの運営するお金に関するメディア「お金を借りる即日融資ガイド110番」は6月16日、20代男女500人を対象として6月に実施した「クレジットカードの使い方」に関するアンケート調査の結果を発表した。

 それによれば「クレジットカードを持っている枚数」の1位は「1枚」38.4%だった。さらに2位には「2枚」が32.6%、3位は「3枚」19.0%という結果となった。1~2枚が全体の70%を超え、3枚まで含めるとほぼ90%が該当する結果となった。
 また「月々クレジットカードを使う金額」については、「1万円~3万円未満」の回答が23.6%で最多に。続いて22.2%が「5万円~10万円未満」に該当することも明らかとなっている。この結果から、65%近くが一桁万円台に収まることがわかる。20代前半の頃であればまだ収入も上りはじめたばかりで、さほど思い切った買い物が難しい年頃と言えるのかもしれない。よく言えば堅実な支払い方法だ。

毎月の利用金額は少額だが、滞納歴ある人の割合が13.8%と高い(タンタカ調べ)

24時間利用できるネット通販の便利さは諸刃の剣?(タンタカ調べ)

 しかし一部で不安なデータも存在する。「クレジットカードの支払いを滞納したことはありますか?」という設問に対し、13.8%が「ある」と回答しているのだ。およそ7~8人に1人が滞納経験者ということになる。
 支払いの滞納はユーザーの信用情報にも関わってくる内容で、ブラックリストに入ってしまうと、クレカの審査に落ちやすくなってしまったり車や家といった大きな買い物の際にローンを組みづらくなったりと、キャリア設計においてネックとなりかねない。滞納未経験の人はその経歴を保てるように、経験者の人もこれ以上滞納経験を増やさないように、クレカの使い方を意識して使いすぎを防いでいただきたい。

 設問の中にある「主にクレジットカードをどんなことで利用しますか?」では、1位となったのが26.3%の「ネット通販」だった。ネット上では様々な商品が見られるため、ユーザーとしても「あれも欲しいこれも欲しい」となってしまいがちだ。ここで“本当に必要なアイテム”だけを選び余計な出費を抑えられるか否かが、使いすぎない道への分かれ道なのかもしれない。
 近年はECサイトの数も充実し、これまで以上にネット通販を利用する機会が増えていくことだろう。堅実なクレカ利用のためにも、ネット通販では注文確定の前に、深呼吸して注文を見直す癖をつけたいものだ。

出典元:20代のクレジットカードの使い方を調査【お金を借りる即日融資ガイド110番

オトナライフ編集部
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