大手銀行の定期預金金利はたった0.01%しかない。しかし、株投資であればたった4万円でそれ以上の配当金をゲットできるのだ。ここでは、株投資がいかに定期預金より優れているかを解説しよう。
1,000万円の定期預金金利は税引き後で796円!
(Image: 編集部撮影)
日本人は元本保証のない投資にはなかなか手を出さない。ついつい、銀行に預金して何もしない人の方が多いのだ。だが、今や大手銀行の定期預金金利はわずか0.01%しかない。仮に1,000万円を定期預金しても1年後にもらえる金利はたった1,000円。税引き後は796円しかもらえないのである。これではラーメン1杯食べたらお終いだ。いくら、リスクを取るのがイヤだといっても、こんなバカげた定期預金をする意味がどこにあるというのか? お金にはちゃんと仕事をさせるべきであろう。
たとえば、株投資であれば1,000円の配当をもらうのは非常に簡単なことである。わずか4万円の投資で1,000万円の定期預金よりも儲けられるのだ。
■銀行に1,000万円を定期預金したときの金利
(大手銀行の定期金利=0.01%)
1,000万円×0.01%=1,000円
税金=20.315%なので、
1,000円×79.685%=796.85円
株投資なら4万円で1,500円の配当金がもらえる!
(Image:Shutterstock.com)
ここまでの説明で1,000万円を定期預金に預けることがいかに愚かなことかお分かりいただけたと思うが、株投資ならたった4万円でそれ以上の配当を簡単に得ることができる。
たとえば、みずほフィナンシャルグループ(東1・8411)の株価は195.7円(2018年11月6日現在)なので、最低投資額は100株で1万9,570円だ。1株当たりの配当金は7.5円なので、100株で750円の配当(配当利回り3.83%)がもらえるが、これでは1,000万円の金利に追いつかないので200株購入してみよう。すると、3万9,140円の投資で1,500円の配当金をもらうことができる。もちろん配当金にも税金(20.315%)がかかるので、税引き後は1,195円となる。また、株の購入手数料などもかかるが、それを差し引いても1,000万円の定期預金よりはずっと儲かっているはずだ。
日本最大手のみずほ銀行が破綻するリスクはどれほどあるだろうか? たった4万円のリスクを取ることは、そんなに難しいことではないはずである。
■みずほフィナンシャルグループの配当金
株価:195.7円×200株=3万9,140円
配当金:7.5円×200株=1,500円
税金=20.315%なので、
1,500円×79.685%=1195.275円
(2018年11月6日現在)