東晶貿易株式会社が運営するクレジットカードの比較研究サイト・クレジットカード比較plusは7月27日、3月から4月にかけて実施したゴールドカードについての意向調査の集計結果を発表した。このアンケートから、持っているだけでステータスになる「ゴールドカードの所持率」や、「ゴールドカードを持つ理由」などが明らかとなったのだった。
ゴールドカード所有者=年収「0万円~100万円」が一番多いわけ?
さっそくアンケートの結果を見ていくことにしよう。まず、「ゴールドカード(以上)のクレジットカードを持っていますか? ※プラチナカード、ブラックカードを含みます」という質問に対して、25.7%の人が「はい」と回答した。ゴールドカードやプラチナカード、ブラックカードというと、“お金持ちのステータス”というイメージがあり、選ばれた上位数%の人しか持つことができないものかと思いきや、4人に1人もの人が所有していることが判明した。
そして、ゴールドカードを所有する人の年収は必ずしも高収入というわけではないことも、今回の調査で明らかとなった。ゴールドカードを所持している人で最も多かった年収は、「0万円~100万円」で全体の15.4%となった。最も収入の低い層が、最もゴールドカードを所持しているという結果には、正直驚かされた。これはおそらく、主婦(主夫)層の数字が入っているからだと推察される。ちなみに、主婦(主夫)の場合、配偶者に収入があれば、自身が無収入だとしてもゴールドカードを持つことができる。しかし、その上を見ても「100万円~200万円」8.1%、「200万円~300万円」11.3%、「300万円~400万円」11.1%、「400万円~500万円」14.0%と、500万円までで全体の60%近くにのぼっているいまや、ゴールドカードは富裕層だけのものではないようだ。
いよいよ、ゴールドカードを持つ理由ランキング結果発表
では、ゴールドカードを所有する人々には、どのような目的があるのだろうか。「ゴールドカードを持つ理由はなんですか?」という質問に対する回答は、第1位「ポイント還元率が良くなるから」で58.1%、続いて第2位は「特典の内容が良くなるから」で34.0%だった。ポイントを貯めて、現金を使わずにうまく買い物する「ポイ活」に関心がある人は、ゴールドカードを積極的に所有する傾向にあるようだ。そして第3位は「空港ラウンジを利用できるから」で30.0%、第4位は「付帯保険の内容が良くなるから」で16.6%、第5位は「社会的ステータスが良くなるから」13.2%だった。やはりステータスを意識した一定数の人もいるし、実用性を考慮してゴールドカードを所有している人もいるということが分かる。
今回の調査結果から、ゴールドカードはポイ活に積極的な主婦(主夫)層などが多く所有し、それにより所有者の収入は低い傾向であることが明らかとなった。読者の方々もポイ活生活の充実の一環として、ゴールドカードの所持を考えてみるのもいいかもしれない。
出典元:ゴールドカードを所持している人の割合とは?1921人のアンケート調査をもとに詳しく解説!【クレジットカード比較plus】