クレジットカード利用率最新ランキング、3位は「ヤフーカード」2位「イオンカード」1位はあのポイントが貯まるカードに!

今や「うち、現金のみなんです」と言われると焦ってしまうほど、キャッシュレス決済が浸透している。キャッシュレスといえばQRコード決済が思い浮かぶが、そのQRコード決済の多くでは、紐づけるクレジットカードの存在は不可欠と言っていい。2021年8月、株式会社スパコロが、全国20代~60代3,244名を対象に実施した「クレジットカード利用率についての調査」の結果が発表された。1位は、もはやクレジットカードの代名詞ともいえる、あのカードとなった。

利用金額によって、クレカを選ぶ理由にも微妙な“格差”が見える

「ゴールド・プラチナカードだから」という選択肢を選べるようになれるのはいつの日か…(スパコロ調べ)

 ランキングの発表の前に、クレジットカードを選ぶ理由について見ていこう。3位は「ポイント交換商品が良いから」(13.6%)、2位は「年会費が無料・安いから」(28.6%)。そしてダントツで1位となったのは「ポイント・マイルが貯めやすいから」(45.4%)だった。クレジットカードそのものは、正直どれでも決済するときの使い勝手は同じ。だからこそ、「このカードを使う」メリットをどれだけ感じられるかで選ばれるのだろう。

 また、クレジットカード利用額が10万円以内の人と10万円以上の人で大きく差が開いた項目がある。「ポイント・マイルが貯めやすいから」は利用額が多いほど還元率が良いクレジットカードを選びたくなるのは当然だ。さらに「ゴールドカード・プラチナカードだから」という理由が、利用額20万円以上の人で、それ以下の利用額の人を大きく引き離す結果となっている。

 ゴールドカードは「ほとんど現金を使わず生活費を全てクレジットカードで」という人でも持てそうだが、プラチナカードなんてもう、その、いわゆる“セレブ”しか持てないカードではないだろうか。一般人は一生持てる気がしないカードである。

dカードは意外にも5位どまり。Tカードはさらに下位の8位でTOP10入りもギリギリだ(スパコロ調べ)

 さて、いよいよクレジットカードの利用率ランキングのTOP10を見ていこう。10位は「エポスカード」、「au PAYカード」が9位と健闘。逆に8位は「Tカード」で、知名度からすると意外に低い順位となった。これには後に出てくるTポイントが貯められる「ヤフーカード」の影響もあるのかも。

7位は「三井住友カード」、6位は「セゾンカード」と続き、dポイントが効率よく貯められることで話題の「dカード」は5位という結果に。4位の「JCBカード」にわずかな差を付けられての5位となったが、今後の伸びに要注目か。

 3位はヤフーカード。「PayPay」にチャージできる点も便利で、PayPayでヤフーカード決済をすればPayPayボーナスが付く。QRコード決済が急激に進む昨今、高まるPayPay人気がヤフーカード人気を後押ししたのかもしれない。2位は「イオンカード」。イオンやダイエー、マックスバリュなどイオングループの店舗をよく使う人は必ず持っておきたいカードである。「20・30日5パーセント・オ・フ♪」のCMでもおなじみのお客様感謝デーの各店舗の混みっぷりからもユーザーの多さが伺える。

 そして栄えある1位はやっぱり「楽天カード」。TOP10のなかでも利用率がイオンカードの14.1%を大きく突き放した32.5%となった。つまりクレジットカード利用者の約3人に1人は楽天カードを使っているということになる。

 クレジットカードは、お金を払った先に大きなメリットがあるのかどうかと、QRコード決済との蜜月関係を築けるかによって、今後の伸びが変わってきそうだ。

出典元:最新クレジットカード利用率ランキング!3位は「ヤフーカード」、2位は「イオンカード」、1位は?【スパコロ

オトナライフ編集部
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