コンビニ大手のファミリーマートでは、2018年12月4日からは楽天ペイ、LINE Pay、ドコモのd払いなど、スマホとQR・バーコードを利用した決済サービスができるようになった。これでおにぎり一個から気軽に買えるようになるぞ!
ファミマでLINE Pay、楽天ペイ、d払いが可能に!
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ファミリーマート(以下ファミマ)といえば、全国に約1万7000店舗がある業界2位のコンビニだ。そのファミマで2018年12月4日からスマホのQR・バーコード決済が可能になった。
QR・バーコード決済とは、スマホなどに決済用のQR・バーコードを表示させて代金を支払うこと。現金を使わずにスムーズに支払えるほか、各サービスのポイントが得られるメリットもある。いまだに現金払いが主流の日本ではあまり普及していないが、すでに海外では広く使われているサービスだ。
実はこのサービス、11月から一部の店舗で密かに開始されていたが、12月4日からはセルフレジを除く、すべての店舗で「d払い」「LINE Pay」「PayPay」「楽天ペイ」に対応するという。さらに、2019年1月下旬からは2月の春節で日本を訪れる中国人向けに「Alipay(支付宝)」と「WeChat Pay(微信支付)」にも対応する予定だ。
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スマホに表示したバーコードを、レジで読み取ることで簡単に支払いが完了する
クレカ登録でポイントの二重取りも可能!
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LINE Payの画面。あらかじめ登録しておいた銀行口座からLINE Pay口座にチャージすれば、すぐに利用できる
QR・バーコード決済のメリットは、簡単に少額決済ができるだけでない。まず、本来は特定のWebサイトでしか使えない期間限定ポイントを利用できるのがうれしい。たとえば、楽天ペイは「期間限定の楽天スーパーポイント」が、ドコモのd払いでは「期間・用途固定のdポイント」が利用可能になる。次に、決済によって0.5%程度の還元を受けられること。楽天ペイ、d払い、PayPayでは0.5%、LINE Payでは0.5~2%のLINEポイント(2019年7月までは3%加算)がもらえるのだ。さらに、クレカを登録してクレカでQR・バーコード決済すれば、ポイントの二重取りが可能である。
そして、QR・バーコード決済はおサイフケータイが利用できないスマホでも、アプリで決済できるのがポイント。しかも、楽天ペイ以外のd払い、LINE Pay、PayPayはクレカのない学生などでも利用可能なのだ。