PayPay100億円祭の主戦場となったビックカメラには美味しい株主優待制度がある。株主になると自社商品券を年3,000円分ももらえるのだ(100株時)。配当金と株主優待を合わせた実質配当利回りは3.66%なので、実はかなりお得!
PayPay100億円祭より美味しいビックカメラの株主優待
(Image:biccamera.co.jp)
大都市部に住んでいる人なら、駅前にある大手家電量販店の(株)ビックカメラ(東1・3048)を利用していることだろう。とくに2018年末はPayPayの100億円祭で大いに盛り上がったので、得した人も多いのでは?
そんなビックカメラの株主になると、自社で利用可能な商品券を2月と8月の年2回もらえることをご存じだろうか? 2019年1月4日現在のビックカメラの株価は1,366円であり、最低投資額は100株・13万6,600円である。1株配当は20円(100株で2,000円)なので、配当利回りは1.46%程度とさほど美味しくはないのだが、100株で年3,000円分の商品券をもらえるため、実質的な配当利回りは3.66%になるのである。これならPayPay100億円祭より美味しいかも!
■(株)ビックカメラ(東1・3048)の基本情報
株価:1,366円
売買単位:100株
最低投資額:13万6,600円
配当利回り:1.46%
株主優待:自社商品券(2月・8月)
※2019年1月4日時点
2年以上保有すれば実質配当利回りは5.12%!
ビックカメラの自社商品券は1,000円券で支給されることになっており、100株以上で年3,000円(1,000円券×3枚)、5,000株以上で年5,000円(1,000円券×5枚)と保有枚数が増えていく。ほかにも、継続保有1年以上で1,000円分、2年以上で2,000円分が追加される制度もある。もし、2年以上ビックカメラ株を保有していれば、100株でも年5,000円分の商品券がもらえるので、実質配当利回りはなんと5.12%に跳ね上がるのだ。株価の安い今のうちに仕込んでおけば、将来はお宝株に化けるかもしれない。
ちなみに、2月末日基準日で商品券は5月に発行(利用期限は11月30日まで)され、8月末日基準日では11月に商品券が発行(利用期限は翌年の5月31日まで)される。また、この自社商品券はグループのコジマでも利用可能なのがうれしい。もちろん、株投資は自己責任で!
■株主優待券を含めた配当利回り(100株時)
①配当:2,000円
②自社商品券:3,000円
①+②=5,000円
株主優待利用額分を含む実質配当利回りは3.66%
●ビックカメラ 公式は→こちら