【X最新】Twitterの鍵垢の鍵の付け方/外し方!非公開アカウントの注意点も

X(Twitter)の公開アカウントと非公開アカウント(鍵垢)の違いをまとめて解説します。

【フォロー】非公開アカウント(鍵垢)には「承認」が必要

非公開アカウント(鍵垢)をフォローするには、相手からの承認が必要です。自分がフォローしただけではフォローできません。

【左】非公開アカウントの「フォローする」ボタンをタップすると「フォロー許可待ち」と表示され、相手にはフォローリクエストが送られます。【右】フォローリクエストが送られた非公開アカウントはフォローを承認または拒否できます

【リポスト】非公開アカウント(鍵垢)はリポストできない

非公開アカウント(鍵垢)のポストはフォロワーであってもリポスト・引用リポストができません。

非公開アカウントのポストは、相互フォロワーでもリポストや引用リポスト、ポストの共有ができません。「リプライ」「いいね」「ブックマーク」はできます

その他の違いは?

繰り返しになりますが、非公開アカウントのポストはフォロワー以外から閲覧できません。ただし、アカウントを検索することは可能です。また、プロフィールアイコン画像、アカウント名、プロフィール文、フォロー数、フォロワー数については非公開アカウントであっても全体に公開されます。

X(Twitter)で鍵垢を利用する注意点

Xの鍵垢を利用する際の注意点をご紹介します。

自分の情報発信力が低下する

アカウントを鍵垢に設定すると、ポストを閲覧できるのはフォロワーに限定され、リポスト(リツイート)・シェア(共有)もできなくなるためポストの拡散力が低下します。つまり情報の発信力は低下してしまい、フォロワーが増えにくいといった側面があります。

公開アカウント時代の投稿は検索エンジンのキャッシュに残っている可能性

鍵垢に設定すると承認していない第三者は投稿が見られなくなりますが、公開アカウント時代の投稿が検索エンジンのキャッシュやWebアーカイブツールに残っている可能性があります。なお、一定期間が経過するとGoogleやYahoo・Bingなどのキャッシュは削除され、最新の情報に更新されます。

「鍵垢だから炎上しない」とは限らない

アカウントを鍵垢にしたとしても、フォロワーが投稿のスクショを撮影するなどして、外に流出してしまう可能性は0ではありません。「鍵垢だから炎上しない」ということはありませんので、鍵垢内での発言も慎重に行う必要があります。

X(Twitter)アカウントに鍵をかけるメリット・デメリット

X(Twitter)アカウントに鍵をかけて、非公開アカウントにするメリットとデメリットを解説します。

X(Twitter)アカウントに鍵をかけるメリット

X(Twitter)アカウントを非公開にすると、承認していない第三者はポストが見られなくなります。通常のポストだけでなくリプライもフォロワーからしか見えなくなるので、内輪だけでXを楽しめます。

実生活での知り合いにポストを見られたくない場合や、秘密や本音を書くようないわゆる「裏垢」を作りたい場合は、非公開にしておくとバレないので安心です。

また、非公開アカウントのポストはリポスト(リツイート)ができないため、他人に拡散されることがありません。「炎上」によるトラブルを避けたい場合も、鍵をかけておくことをおすすめします。

X(Twitter)アカウントに鍵をかけるデメリット

X(Twitter)で鍵垢にすると、フォロワーも含めて誰も自分のポストをリポスト(リツイート)・シェア(共有)できなくなります。ポストに付けたハッシュタグも無効になります。そのため、情報を広く発信する目的でXを使用している人には向いていません。

また、プレゼントキャンペーンに参加することも難しくなります。プレゼントキャンペーンの多くがリポストすることが条件で行われますが、鍵垢のリポストはカウントできないためです。基本的にフォロワーが開催しているキャンペーンにしか参加できません。

X(Twitter)の鍵垢についてよくある質問

X(Twitter)の非公開アカウントに関するよくある質問とその答えをまとめました。

・特定のポストのみを非公開にすることは可能?
・非公開アカウントを見ることができるツールはある?
・非公開アカウントから鍵を外すには?

特定のポストのみを非公開にすることは可能?

特定のポストのみを非公開にはできません。ポストを非公開にしたい場合は、アカウントに鍵をかけてすべてのポストを非公開にする必要があります。

ただし、ポストごとに「リプライ制限」をかけることは可能です。デフォルトでは全員が返信できる設定になっていますが、リプライ制限をかけると返信できるアカウントの種類を下記3つのいずれかに限定できます。

・認証済みアカウント
・自分がフォローしているユーザー
・ポスト内で「@」を付けて言及したアカウント

iOS端末とAndroid端末で、ポストにリプライ制限をかける手順は下記のとおりです。いずれの端末でも同じ操作方法となります。

【1】ポストしたい内容を入力後、①「全員が返信できます」と表示された部分をタップします。【2】「返信できるアカウント」を②「認証済みアカウント」「フォローしているユーザー」「あなたが@ポストしたアカウントのみ」から選択します

【3】③「ポストする」をタップすると、リプライ制限をかけたポストを投稿できます。【4】リプライ制限をかけたポストを他のアカウントから見ると、④右側の画像のように制限対象のアカウントからリプライができないようになっています

リプライ制限をかけたポストは、悪意ある返信などを防止できるため、いたずらや炎上を避けたいときに役立ちます。しかし、リポストや引用リポストは可能であり、ほかのユーザーとの交流の幅が狭まる点には注意が必要です。

非公開アカウントを見ることができるツールはある?

非公開アカウントのポストを見ることができるツールはありません。鍵垢はプライバシーが厳重に保護されているため、どのようなツールや外部アプリを使っても閲覧不可能です。

鍵垢のポストが見たい場合は、相手にフォローリクエストを送信して承認してもらいましょう。まだ非公開アカウントに設定して日が浅い場合は、検索エンジンなどにキャッシュが残っていて過去のポストを見ることができる場合があります。

非公開アカウントから鍵を外すには?

非公開設定にしたX(Twitter)アカウントは、上述したようにいつでもすぐに鍵を外してもう一度公開できます。

鍵を外す手順は、Xアカウントのメニュー画面の「設定とサポート」をタップし、折りたたまれたメニューの中から「設定とプライバシー」をタップします。「プライバシーと安全」→「オーディエンスとタグ付け」を選択し、「ポストを非公開にする」をタップしてオフ(グレーの状態)にすれば再びアカウントが公開されます。

ポストを拡散させたいときや、キャンペーンに応募したいときなどは、鍵を外しておくといいでしょう。ただし、公開設定時に自分のアカウントをフォローした人は、再度鍵をかけた後もフォロワーの状態が継続し、ポストが見られるので注意が必要です。

まとめ

X(Twitter)の鍵垢は、プライバシーを重視するユーザーにとって非常に有用な機能です。フォロワー以外には投稿が見えなくなり、フォロワーを手動で承認することで、信頼できる人だけに情報を共有することが可能です。しかし、情報発信力が低下する、過去の投稿が検索エンジンに残る可能性があるなど、デメリットも存在します。鍵垢のメリットとデメリットを理解し、自分に合ったアカウント設定を選ぶことが重要です。

※サムネイル画像(Image:BongkarnGraphic / Shutterstock.com)※画像は一部編集部で加工しています

オトナライフ編集部
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