LINEでメッセージや動画が送れない場合、主な原因として通信環境、アプリのバージョン、権限設定が考えられます。動画送信時は、ファイルの長さや形式が影響していることも。この記事では、LINEが送信できないときの原因と対処法について、画像付きで分かりやすく解説します。
LINEが送信できないときは「矢印マーク」が表示される
もし「矢印マーク」が表示されていれば、LINEが送信できていない、つまり未送信の状態です。
まずは「再送」を試してみよう
再送する手順は以下の通りです。
LINEでメッセージが送信できないときの原因/対処法
再送などを試してもLINEでメッセージが送信できない場合、以下のチャート図に従って原因を特定し、対処してみましょう。
安定した通信環境(回線)に繋ぎ直して再送する
LINEのメッセージ送信がなかなか完了しない、メッセージ横に「矢印マーク」が出るなどの場合は高確率で通信環境が原因です。下記の手順で通信環境を見直してみましょう。
LINEアプリを最新バージョンに更新する
LINEアプリのバージョンが古い場合は、メッセージや動画をうまく送信できないことがあります。最新バージョンに更新すると解決する可能性があります。
送信相手をブロックしていないか確認
相手をブロックしていると、メッセージや写真、動画を送信できません。
LINEアカウントが規制対象に指定(BAN)された可能性も
メッセージが送信できるのに既読にならず、かつ相手がブロックしていない場合、 LINEアカウントが規制対象に指定(BAN)されている可能性があります。過去に性的な画像や内容のLINEを送っており、相手から通報されている場合「トークの受信は可能だが送信は出来ない」という規制の対象になるケースがあるため注意しましょう。
LINEで写真/動画が送信できないときのよくある原因と対処法です。
【動画】動画の長さを5分以内に再編集する
LINEでは5分以上の動画を送ろうとすると、5分以降の部分がカットされてしまいます。そのため下記の手順で、自身で必要な部分だけ切り取って再編集してから送るといいでしょう。
【写真/動画】LINEアプリのアクセス権限/プライバシー設定を見直す
スマホ端末の「プライバシー設定」、すなわち写真や動画への「アクセス権限」が制限されていると、LINEで写真や動画を送れません。下記の手順でデバイスのプライバシー設定を変更し、LINEアプリにアクセス権限を与えましょう。ただしiPhoneとAndroidでは、操作手順が若干異なるため注意してください。
LINEや通信キャリアの障害情報も要チェック
LINE及び使用している通信キャリアに障害が発生していると送信できません。公式サイトなどで障害が発生していないかチェックしてみましょう。
LINEのカスタマーセンターへの問い合わせ方法
これまでに紹介した対処法で問題が解決しない場合は、以下の手順でLINEのカスタマーセンターに問い合わせることができます。
LINEでメッセージ/動画が送信できない原因についてよくある質問
LINEでメッセージ/動画が送信できない原因について、よくある質問をまとめました。
相手がブロックや受信拒否しているとLINEは送れない?
相手が自分をブロック・受信拒否している場合も、LINEでメッセージや動画の送信自体は可能です。それが相手に届くことはありませんが、送信者側の画面では通常どおりメッセージを送信したように表示されます。メッセージ横に「矢印」や「渦巻」のアイコンが出たとしても、ブロックではなく通信環境やLINEのバージョンなどが原因です。
LINEに文字数制限はある?
LINEには1万文字の文字数制限があります。入力欄に入力できる文字数は最大1万文字で、それ以降は入力ができない仕組みです。ただし現実的には1万文字も入力することは稀なので、気にする必要はないでしょう。
LINEで送信できない動画形式はある?
基本的にはどの動画形式でも送信自体は可能です。ただし「mp4」や「mov」以外の、「flv」「avi」「wmv」「mkv」などの形式は、スマホ側で開けないケースがあります。iPhoneで撮影した動画はmov形式、Androidの場合はmp4形式で保存されることが多いので、動画はできるだけmp4かmovで送ることをおすすめします。
LINEで送信できる動画のファイルサイズに上限はある?
LINEでは動画容量の制限はないため、5分以内であれば基本的にはサイズに関係なく送信できます。ただしLINEで動画を送信すると自動的に圧縮されるため、非圧縮で動画を送りたい場合はLINE以外の方法で送信しましょう。
非圧縮の状態で動画を送りたい場合はどうしたらいい?
高画質な動画を非圧縮で送りたい場合は、LINEではなく下記3つの方法がおすすめです。
・クラウドストレージ
・Dropbox
・Send Anywhere
iCloud・Google Cloud・Dropboxなどのクラウドストレージを使うと簡単です。クラウドストレージに動画をアップロードしてURLを相手と共有すると、相手に動画をダウンロードしてもらえます。PCとクラウドストレージのフォルダを同期させると、その都度アップロードする必要もないためさらに便利です。
「Send Anywhere」はオンラインのファイル転送サービスです。動画をSend Anywhereにアップロードしてから相手にURLやキーを知らせると、相手が動画をダウンロードできるようになります。
まとめ
LINEで画像や動画、メッセージが遅れない場合、何らかの問題が発生している可能性が高いです。特に、LINEのバージョンや通信環境、プライバシー設定が原因になっている可能性が高いため確認してみましょう。さらに、動画の場合は5分以内になっているかどうかも要チェック。紹介した対処法を試してみて、それでも解決しない場合はサポートに問い合わせることをおすすめします。