Twitterで特定のアカウントをミュートしても、基本的にバレることはありません。しかし、「ミュートされているかも」という疑問を抱いた場合「本当にミュートされているか」は高精度で特定可能。相手にミュートされているか確認する方法を、画像付きで解説します。
Twitterの「ミュート」とは – ミュートは相手にバレることもある
Twitterの「ミュート」とは、相手のアカウントのリムーブやブロックを行うことなく、相手のツイートをタイムライン上に表示しないようにできる機能です。
以下の方法でアカウントをミュートできます。
この方法でミュートしても、相手に「○○さんにミュートされました」などの通知が届くことはありません。ただし、ミュートされているかどうかを確認し、高い方法で特定できる方法があるので、以下でご紹介します。
Twitterで相手にミュートされているかすぐ確認する方法
Twitterで相手にミュートされても通知は届きません。本章では、相手が自分をミュートしているか調べる方法について、下記2つのパターンに分けて解説します。
・相手にフォローされていない場合
・相手にフォローされている場合
【フォローされていない場合】リプライを送信して反応を伺う
フォローされていない相手にリプライを送っても反応がない場合、相手にミュートされている可能性があります。なぜなら、フォローしていない相手をミュートすると、その相手が自分にリプライを送信しても見ることができない仕様になっているためです。
なお、筆者が検証した結果、2022年5月現在、DMの場合はフォロー/非フォローに限らず、ミュートしていても届いてしまいます。
【フォローされている場合】ブロ解とリプライの併用
相手からフォローされている場合は、まず相手からのフォローを外して検証を行いましょう。
ミュートしているフォロワーがリプライを送った場合、その通知はミュートしている側には届きませんが、メッセージ自体はミュートしている側も見ることができます。
つまり、フォローされている状態ではミュートされているかどうかの検証が難しくなるため、まず「ブロ解」して相手からフォローされていない場合を作りましょう。ブロ解とは、相手を一度ブロックしてから、そのブロックを解除する作業のことです。
ブロ解は以下の手順で行います。
ブロ解をしたあとにリプライを送り、相手からのリプライや「いいね」などの反応がなければ、ミュートされている可能性が高いと考えられます。
【フォローされている場合】フォロワー削除とリプライの併用
ブラウザ版Twitterでは、「フォロワーを削除」機能が使えます。これは、ブロ解と同じように「相手からフォローされていない」状態を作り出せる機能です。以下の手順でフォロワーを削除することができます。
ブロ解と同じように、この方法でもフォロワー削除後にリプライを送り、相手からのリプライや「いいね」などの反応がなければ、ミュートされている可能性が高いと考えられます。
「えごったー」のミュート通知機能で確認できるケースも
「えごったー」のミュート通知機能を使えば、相手にミュートされているか判断できることがあります。えごったーとは、自身のTwitterアカウントを分析するためのツールです。
えごったーのミュート通知の使い方
えごったーのミュート通知機能では、現在何人のユーザーからミュートされているかを確認できます。えごったーのミュート通知の使い方は下記のとおりです。
ただし、えごったーのミュート通知機能では人数しか表示されません。
一方、有料プランを購入すれば、ユーザー名先頭2文字目までを確認できるほか、フォロワーにリムーブされた情報のリアルタイムの受け取り、ブロックされたアカウントのユーザー名を見ることなどができます。
えごったーの精度は?
筆者が執筆時に検証した限り、えごったーは高い精度を持ったツールという印象です。実際に筆者がアカウントを複数利用して行った検証でも「どのアカウントがどのアカウントをミュートをしているか」当てていました。
一方、えごったーのミュート通知は「もし見つかっていれば、そのデータを表示する」程度のもので、完璧に把握しているとは言い切れません。絶対に間違いのない、完璧なツールではないことを了承して利用しましょう。
Twitterで相手にミュートされているか確認するその他の方法
Twitterで相手にミュートされているか確認するために有効な、下記3つの方法について本章で解説します。
・いいねやリツイートの有無を確認
・空リプへの反応の有無を確認
・対面中にリプライして反応の有無を確認
いいねやリツイートの有無を確認
自分に対する「いいね」やリツイートがまったく行われなくなったら、相手にミュートされた可能性があります。相手からミュートされると、自分のツイートは相手のタイムラインに表示されません。相手が自分のツイートに気付く機会がなくなるため、相手からのアクションが激減します。
空リプへの反応の有無を確認
「@」をつけず、通常のツイート形式で相手にメッセージを送る「空リプ」への反応がない場合も、ミュートの可能性が疑われます。通常はタイムライン上にツイートが表示されるため、心当たりのある内容であれば反応するはずです。それがないのは、ミュートしてタイムライン上に表示されておらず、空リプに気付いていないからだと考えられます。
対面中にリプライして反応の有無を確認
対面中に相手のTwitterアカウントにリプライを送って反応がない場合は、相手にミュートされている可能性があります。とくに、TwitterやLINEなどのアプリの通知音が聞こえるにも関わらず反応がないのは、ミュートで通知が届いていないからです。確度の高い確認方法だといえるでしょう。
まとめ
Twitterのミュートは基本的には相手にバレるものではありません。しかし、相手が確認しようと思えば高精度で特定はできます。
なお友人だと思っていた相手からミュートされたと気づいたとき、複雑な感情になるかもしれません。しかし、ミュート機能は、相手をフォローから外したりブロックしたりすることなく、タイムラインを見やすく調整するための機能です。タイムラインを調整したいだけという理由でミュートした可能性も高いので、特に傷つく必要はないでしょう。
※サムネイル画像(Image:mrmohock / Shutterstock.com)