LINEの「ステータスメッセージ」はプロフィール画像の下に表示されるメッセージです。「ステータスメッセージ(ステメ)」では今の思いや予定を表示させることができます。本記事ではLINEのステメの使い方を画像付きで解説し、中高生がどのようにステメを利用しているか検証します。
LINEの「ステータスメッセージ」とは
LINEの「ステータスメッセージ(ステメ)」とは、プロフィールをLINEで表示させた際にプロフィール画像下に書かれるメッセージです。
自分が設定したステメが相手に表示される場面としては、「友だちリスト」を表示したときの名前の下や、相手が自分のプロフィールにアクセスしたとき、LINE通話を行おうとするときの通話画面などがあります。
ステメに書き込める文字数の上限は500文字ですが、「友だちリスト」の名前の下に表示されるステメは全角で20文字までとなっています。
LINEの「ステータスメッセージ」の設定方法
フォント変更&「ステメを空欄にする」方法
ステメでは簡単にフォントを変えることができます。使えるフォントはゴシック系と手書き風の2種類です。ゴシック系は読みやすく、手書き風は親しみやすい雰囲気があります。
フォントはプロフィール画面上のステメでは反映されますが、「友だちリスト」に表示されるステメには反映されません。
ステメに何も書きたくない、空欄にしたいときは元のステメを削除し「保存」すればOKです。
LINEのステータスメッセージに何を書く?ネタの例
LINEのステメは「何を書けばいいか迷う」人も多いでしょう。ステメに書くネタの例をいくつか紹介します。
近況報告
「◎月◎日空いている人いない?」など予定
好きな漫画/映画のメッセージや絵文字で個性を演出
不在メッセージ・災害時の連絡
【独自検証】中高生のステメ事情 | ステメを使って自己表現!いじめに使われることも
大人だとステメを「登録していない」か「同じステメをずっと使っている」人がほとんど。ところが中高生のステメの活用方法は、大人とは少し違います。ステメは「中高生ほどよく使っている」というのが、機能としての面白い特徴と言えるでしょう。
今回記事の執筆に当たり、複数の中高生に話を聞いたところ、中高生の大半がステメを登録していました。
もっとも、以前ほど頻繁にステメを変更する中高生は減っています。メインのコミュニケーションツールとして、LINEではなく、InstagramのDMを使っている学生が非常に増えたのも一因でしょう。
とはいえ、自己表現の場のひとつとしてLINEのステメは2022年現在でも人気です。
ただ、時にはステメを使ったトラブルも発生しています。筆者が聞いた事例だと、自分の不安定なメンタル状態を度々ステメに書き込んでいた生徒のプロフィール画面がスクショされ、学校の生徒のあいだで出回っていじめのきっかけになったという話を聞きました。また、ステメに相手をぼかして悪口を書き(「あいつみんなからウザがられているのに気づいていない笑はよ気づけ」など)、トラブルへ発展した話も聞きました。
【注意喚起】中高生がステメを活用する際に気を付けること
なおLINEのステメはInstagramやTwitterの公開アカウントに比べて半分クローズドのSNSということもあり、LINEの「友だち」にしか見られていないと思っている中高生も多い様子でした。
ステメは「知り合いかも?」に表示される友だちになっていない人や、ブロックした相手も見ることができます。また、ステメをすぐ変更したとしてもスクショが可能なので、スクショした画像が出回る可能性があります。そもそも相手をぼかしてSNSで発信することはLINEのステメに限らずトラブルの元です。
そういったことを意識して、ステメを自己表現の場のひとつとして楽しく安全に活用してみてくださいね。
まとめ | 筆者のステメ活用例は絵文字で季節感を表現
LINEの「ステメ」の使い方や、最新の中高生のステメ事情を、実際に中高生複数人にヒアリングをしたうえでご紹介しました。
ちなみに、筆者自身は近況報告的にステメを利用することが多いです。ささやかなこだわりはハロウィンの時期はジャックオーランタン、クリスマスの時期はサンタさんなど季節に合わせた絵文字を使用することです。友だちからごくたまにですが、「季節に合わせてステメ変えているよね」と気づかれます。
皆さんもステメを近況報告や、好きなアイドル/アーティストの「推し活」などに活用してみてくださいね。
※サムネイル画像(画像は一部編集部で加工しています)