Instagramのストーリーズには、閲覧者の「足跡(閲覧履歴)」が残ります。その閲覧履歴の表示順は、何を基準とした順番なのか気になる方は多いでしょう。実はこの閲覧順は「単なる閲覧順」ではなく「関心度順」ではないかと推察されています。
2024年現在、ストーリーズの閲覧順のアルゴリズムは完全には公開されていませんが、様々な情報からその仕組みを推測できます。
この記事では、インスタのストーリーズの閲覧履歴の順番の仕組みについて解説します。
【目次】
1.Instagram「ストーリーズ」の閲覧履歴の順番は「関心度」や「仲の良さ」が重要
2.「親しい友達」リストの友人が「いいね」をした場合に上位表示されやすい
3.「親しい友達」は「いいね」をしていない場合でも上位表示されることも
4.ストーリーズの閲覧順で「一番上に出る人」「一番下に出る人」は誰?
5.いいね/親しい友達以外の「閲覧順を決める主な指標」
6.閲覧履歴の順番が途中で変わるのはなぜ?「親しい友達」が見た可能性が高い
7.まとめ
Instagram「ストーリーズ」の閲覧履歴の順番は「関心度」や「仲の良さ」が重要
Instagram「ストーリーズ」の閲覧履歴の順番は、相手との関係性によって大きく変わります。
なお該当する人が複数いて関連性も同程度の場合は、基本的には閲覧順が新しい人が上位表示されます。一方でどの指標にも該当する人がいない場合は、「単に見ただけ」の人も上位表示されます。
ストーリーズの閲覧順に関するInstagramプロダクト・リードの発言
インスタグラムのプロダクト・リードであるジュリアン・ガットマン氏が2018年にテック系メディア『ザ・ヴァージ』で受けたインタビューによると、閲覧リストの順番は「自分と関わりが多い人」が上に来るようになっているとのこと。
たとえば「プロフィールを訪れたか」「フィード投稿にいいねやコメントをしているか」「ストーリーズを見ているか」など複合的な要因で決定されるそうです。
「親しい友達」リストの友人が「いいね」をした場合に上位表示されやすい
Instagramのストーリーズで最上位に表示される可能性が高いのは、「いいね」をした「親しい友達」と考えられます。なお、「親しい友達」は下記の手順で簡単に追加できます。
「親しい友達」は「いいね」をしていない場合でも上位表示されることも
ストーリーズの閲覧者に「親しい友達」や「いいね」をした相手がいない場合は、単に見ただけの人も上位表示されます。また、関連性が非常に深い相手の場合は、親しい友達などより上位表示されることもあるようです。
ストーリーズの閲覧順で「一番上に出る人」「一番下に出る人」は誰?
実際にストーリーズを投稿し、閲覧順でどのユーザーが上に出るのか、下に出るのか検証を行いました。
ストーリーズの閲覧順で「一番上に出る人」は誰?
今回はテストアカウントを4つ用意し、閲覧順で「一番上に出る人」「一番下に出る人」はそれぞれどのアカウントになるか検証してみました
・メインアカウント(ストーリーズの投稿元)
・馬助(メインアカウントに積極的にコメントやいいねをしているアカウント)
・quansanlang59(メインアカウントにごくたまに絡む程度のアカウント)
・ねこ丸(メインアカウントにまったく絡まないアカウント)
この4つのアカウントで、メインアカウントに足跡を付けた場合どのような閲覧順になるか実験してみました。
ストーリーの閲覧順で「一番下に出る人」は誰?
いいね/親しい友達以外の「閲覧順を決める主な指標」
Instagramのストーリーズの閲覧順は、他に以下3つの指標でも決まることがあるようです。
閲覧履歴の順番が途中で変わるのはなぜ?「親しい友達」が見た可能性が高い
前述したように、Instagramのストーリーズの閲覧履歴の順番は、一定の指標に基づいて決まっています。すでに表示されている相手より関係性が深い人が見たときは、その人が上位表示されるので閲覧順位も途中で変わります。
まとめ
Instagramのストーリーズの閲覧履歴は、基本的にはその投稿に「いいね」した「親しい友達」が最優先で表示されます。ただし、それ以外の人が上位表示されることや、途中で閲覧順位が変わることもあります。
ストーリーズの閲覧順は、Instagramの他のユーザーとの関係性の深さを客観的に把握する1つの指標にもなります。筆者はストーリーズを投稿すると、閲覧履歴を見ることもありますが「あ、この人はストーリーズを連続投稿してもしっかり見てくれているんだな」などといい意味での驚きがあることも。
自分の投稿をよく見てくれている人は「親しい友達」リストに入れたり、機会があればDMでやり取りなどもするとより仲が深まるでしょう!