Instagram(インスタ)では写真に写っている人や場所にタグ付けして、他のアカウントのユーザー名を表示させることが可能です。
今回はInstagramのタグ付けの仕様や、実際にタグ付けしたら/されたらどのように表示されるのか、実際の画面も交えて解説します。
Instgramの「タグ付け」とは | 投稿に関連する人や商品を紐づけできる
人物が写っている写真にタグ付けすれば、「この人は○○さん」と本人のアカウントと紐づけることができます。
また前述の通り、Instagramのショッピング機能が有効なビジネスアカウントでは、タグ付けを利用して商品写真に商品詳細と外部のショッピングサイトを紐づけることもできます。
●「baycrews」のアカウントは→こちら
なお「タグ付け」の類似機能には、Instagramの「ハッシュタグ」もあります。とはいえハッシュタグの場合、同じハッシュタグを付けて投稿しているほかのアカウントも多く、表示順や投稿の質によって、投稿の閲覧者数が大きく異なります。
一方、今回ご紹介している「タグ付け」を用いた投稿では、投稿を見た人がリンクタグをタップするだけで、タグ付けされたアカウントのプロフィールページや商品詳細ページまで移動することができます。
投稿に写っている商品が気になった閲覧者を悩ませることなく、ワンタップで見て欲しいページに移動させることができる点は、大きなメリットと言えます。
Instagramでタグを付ける方法 | 個人の場合
インスタでは基本的に、新しい写真を投稿する際にタグ付けを行います。
タグ付けする手順は以下の通りです。
過去の投稿のタグ付けを編集/追加する方法 | 個人の場合
過去の投稿のタグ付けを編集したり追加したりすることもできます。
投稿後にタグ付けを編集/追加する方法は、以下の通りです。
ストーリーズにタグ付けする方法 | 個人の場合
フィード投稿だけでなく、ストーリーズにもメンションスタンプを利用してタグ付けすることができます。ストーリーズにタグ付けする方法は、以下の通りです。
Instagramでタグを付ける方法 | 商品の場合
商品をタグ付けする場合、フィード投稿を作成する際に「商品をタグ付け」をタップすると、タグ付けメニューが表示されるので、タグを追加したい写真の箇所をタップします。カタログを検索して、タグ付けしたい商品を見つけてタップし、「完了」をタップすれば商品へのタグ付けが完了です。
タグ付け「した」場合、相手に通知は届く? | アクティビティなどに通知される
タグ付けすると、タグ付けした相手アカウントにメッセージやプッシュ通知、アクティビティなどで基本的に相手へ通知がいきます。相手の設定により通知されないこともありますが、タグ付けする側から通知が行かないように設定することはできません。
プロフィールの「あなたが写っている写真と動画」にも表示される
自分がタグ付けされた写真は、自分のプロフィール画面の「あなたが写っている写真と動画」にも表示されます。
タグ付け「された」場合、自分に通知は届く?
自分がタグ付けされた場合も、自身の通知設定によりますが、メッセージやプッシュ通知、アクティビティなどで通知が届きます。時には間違えてタグ付けされたり、タグ付けされたくない写真にタグ付けされることもあります。タグ付けされたとの通知が来たら、どのような写真にタグ付けされたのか確認するようにしましょう。
勝手に付けられたタグを「削除」するには | 「投稿から自分を削除」で削除可
タグ付けされたくない写真に自分がタグ付けされてしまった場合、速やかにタグを削除しましょう。タグ付けの削除の手順は、以下の通りです。
タグ付けを削除したとしても、削除された旨の通知はタグ付けした投稿者へされません。ただし、投稿者が画像を見返してタグが消えていることに気づく可能性はあります。
そもそもタグ付けを拒否するには? | 「プライバシー設定」を見直そう
そもそも自分を誰かの写真にタグ付けされたくない、自分のプロフィール画面にタグ付けされた写真が表示されたくない場合は、タグ付けを一切許可しないこともできます。また、タグ付けを手動で承認することもできます。
Instagramでタグ付けする際の注意点とマナー
上記で解説してきたように、インスタでタグ付けをすると、タグ付けしたアカウントのプロフィール画面や「タグ付けされたコンテンツ」にその写真が掲載されてしまうので、人にタグ付けするときは必ず相手の許可を得てからにしましょう。
商品やお店にタグ付けするときも、相手アカウントにもタグ付けされたとの通知が行くので、失礼な内容の投稿をしないようにするのがマナーです。
Instagramのタグ付けについてよくある質問
Instagramのタグ付けについて、よくある質問をまとめました。
1つの投稿にタグ付けできる上限数は?
1つの投稿にタグ付けできるのは、最大20アカウントまでです。
タグ付けされた投稿を自分のプロフィールに載せたくない場合はどうしたらいい?
タグ付けされた投稿を「タグ付けはされたまま」、プロフィールから非表示にすることができます。手順は以下の通りです。
まとめ | 筆者はマイナーな観光地によくタグ付けしています!
今回はInstagramのタグ付けについて解説しました。
筆者は人物より場所にタグ付けすることが多いです。とくに旅行などであまり有名でないけれどよかった観光地などは積極的にタグ付けして、勝手に宣伝しています。
なおスマホで写真を撮ると、撮影場所や撮影日時、カメラ設定などの「Exif(イグジフ)情報」が記録されますが、インスタでは写真が投稿されるときにExif情報が自動的に削除されます。写真の場所を知らせたいときは、関連アカウントに紐づける「タグ付け」か位置情報を知らせる「場所を追加」を利用しましょう。
※サムネイル画像(Image:Hendri kumbang / Shutterstock.com)