株式会社ヴァリューズが、2022年1月〜10月のWebサイトのアクセス数、スマートフォンアプリの起動数を調査し、ランキングを作成したものが公開された。前年2021年のランキングと比較した時の大きなちがいは、「Instagram」が高い成長率を見せ、「Twitter」と「Instagram」の利用者数が、ついに逆転したことだと言えそうだ。
アクセスされたWebサイトのランキングから!
まずは、2022年に最も多くのユーザーがアクセスした「Webサイト」はどこなのかを見ていこう。1位の検索エンジン「Google」、2位の「Amazon.co.jp」、3位の「楽天市場」、というトップ3の結果は、2021年の調査結果と変わっていない。おなじみの人気3大サイトだ。
4位の「Twitter」は、アプリ版のイメージが強いが、ブラウザ版も引き続いて、よく使われているようだ。業務時間中の情報収集の手段としてよく利用されるのではないか。なお、2021年の4位は「Yahoo!ニュース」とのこと。
「現代はSNSでの情報収集が主流となってきている」とは言えども、各年代とも「Google」が必ず上位にランクインしていることからは、まだまだ、ブラウザでの検索が情報収集の手段において有用であることがうかがえる。
上位30サイトのうち前年比が最も高かったのは、「県民割」や「全国旅行支援」の後押しもあり、「じゃらんnet」。惜しくもランク外だった32位の「楽天トラベル」も訪問者数を伸ばしており、前年比は「じゃらんnet」を上回っている。
【悲報(?)】アプリ利用者のランキングで、ついにTwitterが Instagramに負けてしまう
続いて、2022年に実際によく使われた「アプリ」についても見ていくとしよう。アプリの1位は「LINE」、こちらは前年2021年と変わりない。ついで2位が「PayPay」、3位が「Instagram」、という結果なのだが…。前年2021年の2位は「Twitter」、3位は「Amazonショッピング」だったことを見ると、大きく顔ぶれが変わっている。
2位に「PayPay」、14位に「d払い」、22位に「楽天ペイ」、28位に「au PAY」…と、キャッシュレス決済アプリが連なり、さらに18位には「マイナポイント」、20位には「マイナポータル」がランクインしている。マイナポイント第2弾の影響も出ていそうだ。
また、冒頭でも述べた「Twitter」と「Instagram」の逆転劇も印象的だ。ゴリゴリのTwitter派の筆者は「ついに、この日が来たか…」と嘆き悲しんでいる。意外にも、「Twitter」派が「Instagram」派を若干上回っているのは20代で、40代・60代は「Instagram」派が多い。関心の高まっている「TikTok」は今回ランクインしていないが、早ければ、来年にもランキング入りすることも…?あるかもしれない。
出典元:【株式会社ヴァリューズ/PR TIMES】
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