LINEじゃないの? 10代の男女が連絡をとる手段は「インスタのDM」!?【塾マップ調べ】

あなたは友人と連絡を取る際に、どのような連絡ツールを使うだろうか。おそらく、ほとんどの人がLINEと答えるだろう。ひと昔前はメールや電話と答える人も多かったが、現代ではビジネスで使うことはあっても、友人との連絡で使うことはめったにないと考えられる。しかし、トレンドの最先端を行く若者のなかには、LINEすら過去のコミュニケ―ジョンツールだと捉えている人がいるようだ。今回はそのような連絡手段に関するアンケート調査を紹介しよう。

友人との主な連絡ツール第1位はLINE、第2位はInstagramのDM

LINEはもちろん、実はInstagramでも音声通話が可能だ(株式会社SheepDog「塾マップ」調べ)

株式会社SheepDogは全国の15歳~19歳の男女300名を対象に「家族を除く、友人等と連絡を取る際に、主に使う連絡ツールはなんですか?」というアンケートを実施した。その回答として、最も多かったのはやはり「LINE」。今では世代を問わず必須のコミュニケーションツールともいえるLINEは、81%と圧倒的な利用率を誇っている。

ついで高かったのが「Instagram」だ。InstagramのDMと回答した人は12%で、LINE以外のツールの中では比較的高い数値となった。10代という年齢層を考えると、Twitterや電話よりも利用率が高いのは当然だといえるかもしれない。

(株式会社SheepDog「塾マップ」調べ)

上記アンケートで「LINE」と回答した割合を男女別で見ると、男性が88%、女性が74%ということが判明。10代男性のほとんどがLINEで友人とやりとりをするようだが、女性はLINE以外で連絡を取る人が少なくないようだ。

10代女性の約2割がInstagramのDMで友人と連絡を取っている

友だち申請をしなくとも、DMを送ることができる手軽さもInstagramの人気の理由かもしれない(株式会社SheepDog「塾マップ」調べ)

「InstagramのDM」だと回答した割合を男女別に見ると、10代男性が6%に対し、10代女性は18%と男性の3倍という結果に。おそらく、10代女性もLINEをまったく使わないわけでないと考えられるが、メインの連絡ツールとして使われるのは、InstagramのDMのようだ。

それでは、なぜLINEではなく、InstagramのDMが使う人が一定数いるのだろうか。実は、InstagramのDMには、既読機能やグループチャット、メッセージの送信取消などの機能が搭載されており、LINEと同じように使うことができるのだ。さらに、ストーリー投稿に対する返信や、相手が一度閲覧すると非表示になる「消える画像、消えるメッセージ」なども活用でき、使いこなせばLINEよりも幅広いコミュニケーションが可能になる。このような要素に、Instagram自体の利用頻度の高さも相まって、InstagramのDMでやり取りする10代女性が増えているのだと考えられる。

10代女性を中心に、LINEよりもInstagramのDM で連絡を取る人が一定数いることがわかった今回の調査。LINEの利用率が追い越されることはないだろうが、InstagramのDM はLINEに勝るとも劣らない高い機能性を持つため、Instagramを日常的に使っている人は、LINEからDMにシフトしていく可能性はあるだろう。テレビ離れやメール離れなどに続き、10代女性の “LINE離れ”が増えるかもしれない。

出典元:【塾マップ

※サムネイル画像(Image:Vasin Lee / Shutterstock.com)

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