いつの時代にもある「ギャル語」。10代の女性を中心に使われるその言葉を使って「AIギャル」とラインでやり取りできることが話題となっている。「AIギャル」とは、ラインのチャット欄に質問を入力して送信すると、ギャル語で返事が返ってくるLINE BOT。しかも話題のChatGPTと連携して、AIとは思えない自然な文章で答えを返してくれるのだ。2023年3月9日よりリリースされている。
ギャル語を話す「AIギャル」 ChatGPTと提携で、自然なギャル語で会話ができる
いつの時代にも存在するギャル語。10代の女性を中心に使われるギャル語はそれを解さない者にとって難解でしかないが、成り立ちやその言葉の意味を知るとくすっと笑ってしまうとてもおもしろい言葉だ。筆者は子どもが「それガチ勢じゃん!」と突っ込んだ時、即座に「本気の人」という意味を理解したと同時に、「勢」という単語から自分が本気の人の集団の一員みたいなニュアンスを感じて大いに笑わせてもらった。これはギャル語ではないのかもしれないし、いまや普通に使われている言葉だが、子どもからの発信ということでさらに面白味を増したのかもしれない。
そんな楽しいギャル語での会話を「AIギャル」は叶えてくれる。「AIギャル」はラインのチャット欄に質問を入力して送信すると、瞬時にギャル語で返事が返ってくるLINE BOTだ。
さらに今話題のChatGPTと提携して、質問に対してとても自然な文章で答えを返してきてくれるとあって、気軽に相談するといった使い方もできる。ラインから友達登録するだけで使うことができ、2023年3月9日よりリリースされている。
ギャル語を連発するわけではなく、相談に対して真摯な返事をくれる!
実際の「AIギャル」の会話を見てみると、「告白されたけど付き合うか迷っている」という相談に、「それは、まじウワキンダネ~!!!」とギャル語の返信があった。「ウワキン」がいきなりわからず、調べてみるもわからなかったが、浮ついているといった意味だろうか。「AIギャル」の回答は、「本当に好きなら行動を移すのもアリ。自分が本当に好きな人とつきあう方が幸せだと思う。自分に合う人を探すのもアリ。」といった相談相手のことを思いやる内容が続く。
他にも、同僚と喧嘩して気まずいと悩む友人に、話し合うことを提案し、自分がいつでも話を聞くよと結んで励ます返信をしている。思ったほどギャル語が出てくるわけではないが、とても親身な返信をくれるので友人や家族に話すのは躊躇する場合でも、気楽に気持ちを吐露したい時に使うのもいいかもしれない。ちなみに、2022年のギャル流行語大賞のトップ5は意味がわかるだろうか。1位「ギャルピ」、2位「エグち」、3位「好ハオ(この三語ではおと読む)」、4位「ホカンス」、5位「ユザネ」。ギャルピース、エグさのレベルが違う、良いという意味、ホテルでバカンスの略、ユーザーネームの略だ。あなたはいくつわかっただろう。
出典元:【合同会社CGOドットコム/PR TIMES】
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※サムネイル画像は(Image:「合同会社CGOドットコム」プレスリリースより引用)