学生にとって春は進級・進学と新たな出会いにあふれる季節。イマドキ高校生の最新トレンドを調査する渋谷トレンドリサーチによると、最近の高校生は初対面で連絡先を交換するシチュエーションになった場合、LINEではなくInstagramを交換するという。その納得の理由を、ほかの新学期のトレンド、さらに次にくるトレンドと合わせて紹介する。
流行に敏感な高校生が新学期に思うこととは?
1995年から約30年にわたり高校生のトレンドを発信し続けている渋谷トレンドリサーチ。「新学期」に関するトレンドを高校生の男女(15~18歳)100人に調査した結果を発表した。まず「新学期からがんばりたいこと」の1位は勉強。続く2位はアルバイト、3位はダイエットだった。勉強を挙げた人からは「前学年での成績を反省し、心機一転したい」という声や、受験を控える新3年生の「志望校を目指してがんばりたい」という意気込みも聞かれた。
また「担任の先生になってほしい芸能人は?」という質問では、中田敦彦(オリエンタルラジオ)や武田鉄矢、カズレーザー(メイプル超合金)などを抑え、俳優のムロツヨシが堂々1位に。日本テレビ系で2018年10月から放送されたドラマ『今日から俺は!!』で演じた教師・椋木が話題を呼んだことが理由に挙がった。
イマドキの高校生は、まずインスタ→親しくなってからLINE交換
「初対面の人と交換する情報」では、LINEを抑えてInstgaramが1位に。それも回答者の約9割が選んでいるというのだから驚きだ。Instagramが選ばれるのは、日々の投稿内容から会話のきっかけを得るだけではなく、人となりも知ることができるからだそう。また、Instagramのダイレクトメッセージ機能や通話機能がLINEの代わりにもなり得ることも大きな要因の1つ。これらの機能を使って連絡をとり、ある程度、親しくなってからLINEを交換するのがイマドキの高校生の間で主流になっている。
そのような高校生たちの声で、次にくるトレンドに推されたのは「ドレミの歌」。ドレミの歌の歌詞に合わせてあるあるネタをいう動画コンテンツで、TikTokを中心に大バズり中。さまざまなシチュエーションでの動画が投稿されていて、共感したユーザーによって拡散されている。高校生たちの流行から社会現象に発展するコンテンツも多い昨今。今後も注視していきたい。
出典元:【渋谷トレンドリサーチ】
※サムネイル画像(Image:Vasin Lee / Shutterstock.com)