ツイートまとめサービス「Togetter(トゥギャッター)」および「min.t(ミント)」を運営するトゥギャッター株式会社(以下:トゥギャッター)は、2023年5月12日に買収を発表した「Twilog(ついろぐ)」とTogetterとの統合を24日に実施した。Twitter APIの有償化にともない、サービスを停止していたTwilog。その復活に、ユーザーからは歓喜の声があがっている。
サービスを停止していたTwilogが、Togetterと統合して復活
Twilogとは、Twitterのツイートを自動的に記録し、見やすいブログ形式で保存するサービスで、個人開発者のロプロス氏が2009年から開発・運営してきた。しかし、Twitter APIの有償化にともない、2023年4月から新規ツイートの取得ができない状態に。ロプロス氏はその際に「ツイートの記録が終了しても、即時サービスを閉鎖する予定はない」と表明し、Twilog/favologに記録されているツイートは「当面の間はこれまで通り閲覧可能な状態で残したい」とツイート。存続の道を探る中、5月にトゥギャッターに買収される形で統合していた。
【Twilogについてお知らせ】
本日、TwilogのAPI利用が停止されました。このため、誠に残念ですが今後Twilogが新規ツイートを取得することが不可能となりました。既に記録済みのツイートについては、当面はこれまで通り閲覧可能な状態で残したいと考えております。
— ロプロス (@ropross) April 5, 2023
24日から最新ツイートの取得を再開したTwilog。運営元がトゥギャッターに変わっているため、ユーザーはTogettherにログインして利用する。また、取得を停止していた期間のツイートも最大3200件まで取得可能となっている。
【お知らせ】
TogetterとTwilogの統合に向け、Twilogでのツイート取得が再開できるようになりました。Twilogをお使いの方は新ドメインからログインを行ってください。https://t.co/v2GFoEZLa9
プレスリリースはこちらhttps://t.co/OXaHM5fCNN
— Togetter(トゥギャッター) (@togetter_jp) May 24, 2023
Twilogも、Togetterも、Twitter APIを利用した老舗サービス
トゥギャッターが契約しているTwitter APIのエンタープライズプランにはツイートの取得数などに制限があるため、APIの使用状況によってはTogetterおよび、Twilogのツイート取得に問題が生じたり、ログイン制限を行ったりする可能性も。ユーザー向けの情報はTogetterの公式Twitterアカウント(@togetter_jp)などで随時発信していく予定だという。トゥギャッターによると、今回の統合は「TogetterとTwilogを一本化するための最初のステップ」とのことで、今後も利便性や安全性を高めるための開発が継続されるそうだ。この発表に対し、ユーザーからは「ありがとうございます」「復活うれしい」「またお世話になります」「助かります」と、歓迎する声が続々と寄せられていた。
Togetterは、Twitterのタイムラインからユーザーが自由にツイートを抽出し、リアルタイムに編集・公開できる「ツイートまとめサービス」で、2023年にサービス開始から14周年を迎える。一瞬でつぶやきが流れていってしまうTwitterから「Togetter」で、話題ごとにツイートを抽出してまとめることで、ツイート単体では得られなかった価値を生み出すことが可能で、ツイートをまとめる行為は「トゥギャる」とも呼ばれ、親しまれている。
出典元:【トゥギャッター株式会社/PR TIMES】
引用元:【ロプロス(@ropross)】
引用元:【Togetter(トゥギャッター)(@togetter_jp)】
※サムネイル画像は(Image:「トゥギャッター株式会社」プレスリリースより引用)