LINEで本来送りたい相手以外の相手にトークのメッセージを送ってしまうとトラブルになりがちだが、読まれる前に「送信取消」を使えば、メッセージをなかったことにできる。しかし、送信取消を無効にする手があったのだ!
「誤爆」したらすぐに「送信取消」する
家族に送るべきメッセージを会社の同僚に送ってしまったり、取引先の担当者に関する愚痴を、あろうことか、担当者本人に送ってしまったり、LINEのトークで相手を間違えてメッセージを送ってしまうことを「誤爆」という。「誤爆」してしまうと、大変な結果になることが多い。恥ずかしい程度で済めばいいが、相手を怒らせてしまって怒られたり、最悪の場合、職を失うことも考えられる。不倫相手へのメッセージを夫や妻に送ってしまえば、離婚は必至だ。
もしそんな重大な「誤爆」をしてしまったら、すぐに「送信取消」を実行しよう。相手がメッセージに気づく前に「送信取消」すれば、取り消したことはわかるが、メッセージの内容は伝わらないのでセーフだ。
なお、「送信取消」できるメッセージは送信後、24時間以内に限られる。既読が付いたメッセージも取り消しできるが、相手がスクリーンショットを保存していれば、「誤爆」の証拠を隠滅したことにはならないので注意しよう。
他のスタッフに伝えるべきことを、本人に「誤爆」してしまった!そんなときは、すぐにそのメッセージをロングタッチ
メニューから「送信取消」をタップする
相手には「◯◯がメッセージの送信を取り消しました」と表示されるが、どんなメッセージだったのかはわからない
「送信取消」されても通知やアプリに残る
じゃあ、「送信取消」されたメッセージは読めなくなるのだろうか。iPhoneの場合は、「読めなくなる」というのが答えだ。跡形もなくなるので、「誤爆」の証拠を隠滅できる。
しかし、Androidスマホは事情が異なる。トークでメッセージが届いたら通知が表示される。設定次第では、この通知にメッセージ内容が表示されることがある。「送信取消」されても、メッセージを読めるのだ。また、通知は消してしまうと、二度と読むことができなくなるが、アプリ「のぞきみ」を使えば、メッセージの内容を記録しておける。
Androidなら、通知センターに受信したメッセージの通知が表示される。「送信取消」してもこれは削除されない
「のぞきみ」を使うと、受信したメッセージが保存される。通知を削除しても、「のぞきみ」でチェック可能だ