LINEでスタンプやクーポン欲しさに企業アカウントを友だちに追加したら、トークで頻繁にメッセージが届いてウザい！ 削除したいけど、やり方がわからない！ ……などと困っている人は意外と多いようだ。そこで、不要な公式アカウントを確実に削除する方法を紹介しよう。
不要な公式アカウントは「ブロックしてから削除」！
（Image:Nopparat Khokthong / Shutterstock.com）
LINEで友だち登録した公式アカウントを削除するには、まず非表示にするかブロックしてから削除するという手順を踏む必要がある。いきなり削除することはできないため、少々わかりにくく手間もかかるが、方法さえ知っていれば難しくはない。
ブロックしただけでもトークのメッセージは来なくなるが、完全に消してしまいたいならブロックしたあとで削除しておこう。なお、非表示にしただけではメッセージは届くので注意してほしい。
では、具体的な手順を説明していく。友だち登録した公式アカウントは、LINEの「ホーム」画面にある「公式アカウント」に「友だち追加済み」として一覧表示される。まず、この中から削除したいものを選んでブロックしよう。
「ホーム」画面で「公式アカウント」をタップ。画面下部の「友だち追加済み」の一覧から、削除したいものを選んでロングタッチ（長押し）する
このようなメニューが表示されたら「ブロック」をタップ。このあと確認画面が表示されるので、iPhoneでは「OK」、Androidでは「確認」をタップする
ブロックしたアカウントは、LINEの「設定」画面にある「ブロックリスト」に追加される。このリストからアカウントを選択して削除すれば完了だ。
iPhoneでは「ホーム」画面の左上、Androidでは右上にある歯車型アイコンをタップして「設定」画面を開き、「友だち」→「ブロックリスト」の順にタップする
ブロックしたアカウントの一覧が表示される。削除したいアカウントの右にある「編集」をタップし、表示されるメニューで「削除」をタップ
削除したい公式アカウントが複数ある場合は、同様の手順を繰り返して1つずつ削除する必要がある。とりあえず全部ブロックリストに追加しておき、そのあとでまとめて削除するとよいだろう。
トーク履歴は不要なら手動で削除しよう
公式アカウントを友だちから削除しても、トーク履歴は自動的に消えるわけではなく、残ったままになる。もし不要なら、手動で削除しておこう。これで「トークリストが公式アカウントだらけでゴチャゴチャ！」ということがなくなり、スッキリするはずだ。
画面下部の「トーク」をタップしてトークリストを開く。iPhoneの場合は、不要なトーク履歴を右から左へスワイプし、「削除」をタップ。Androidの場合はトーク履歴をロングタッチして「削除」をタップすればよい
「非表示→削除」と「ブロック→削除」の違いは？
普通の友だち（一般のユーザー）の場合、相手を非表示にしてから削除しても、相手側の友だちリストに自分が含まれていればトークでメッセージなどが届いてしまう。これに対し、公式アカウントの場合は「非表示→削除」でも「ブロック→削除」でも結果は同じで、どちらでもトークは届かなくなる。とはいえ、やはり「ブロック→削除」のほうが確実なので、こちらの方法をオススメしたい。
削除してもスタンプやクーポンはそのまま使える？
公式アカウントを削除するときに気になるのが、「友だち登録でもらったスタンプは今までどおり使えるのか」という点だ。実際に試してみたところ、スタンプは削除されず、そのまま利用できる。ただし、今後は仕様が変更される可能性もあるので、削除するときは自己責任で。いずれにせよ、友だち登録でもらえる無料スタンプは使用期間が限られており、ずっと使い続けられるわけではない。もし心配なら、使用期間が過ぎてから公式アカウントを削除してもよいだろう。
一方、友だち登録を条件に受け取れるタイプのクーポンは、公式アカウントを友だちから削除すると利用できなくなる。あとでクーポンを使いたくなった場合は、再度友だちに追加する必要があるので注意しよう。
LINEでは、多数の企業や公共機関が公式アカウントを使って情報やサービスを提供している。友だちに追加することで、無料スタンプやクーポンがもらえる場合も多い。しかし、スタンプなどが目当てであまり興味のない公式アカウントを友だち登録すると、読みたくもないトークがどんどん溜まっていき、わずらわしいものだ。そんなときは、本記事で紹介した方法で削除してしまおう。
