Twitterがブランド名を「X」に変更してから約半月、おなじみの愛称やアイコンを惜しむ声は収束に向かい、ユーザーたちはいままでと変わらず「x’s(エクスズ)※旧:ツイート」を楽しんでいる。同社オーナーのイーロン・マスク氏の決断にはなにかとネガティブな意見があがる一方、恩恵を受け始めているユーザーも現れている。フォロワー数や使い勝手といったメリットではなく「お金」である。Xが始めたクリエイター広告収益分配プログラムによる収益分配は、ユーザー心理にどのように影響するのだろうか。
X「収益分配開始」財布ホクホクのユーザーの投稿が次々と
Twitterの広告プログラムが始まったので、登録してみたら2328ユーロ振り込まれてた。約36万6000円。
Twitterで呟いてるだけで暮らせる人が出てきそうですな、、、 pic.twitter.com/Yd0OBkE0a0— ひろゆき (@hirox246) August 8, 2023
西村博之氏も同プログラムで収益を得たことを報告
8月8日、Xは「クリエイター広告収益分配プログラム」の適用を開始した。同プログラムは同社が得た広告収益のうち、有料サブスクリプションサービスのX Premium(旧Twitter Blue)に加入し投稿したユーザーに一部収益を分配する仕組みで、公式アカウントでは7月28日に同プログラムの世界的展開を発表していた。有料版に加入して投稿するだけで「本当に収益を得られるのか?」と懐疑的な見方をしていたユーザーもいたはずだ。
適用が開始されて1日も経たずして、そのような疑念は杞憂だったとユーザーは知り始める。西村博之(ひろゆき)氏をはじめとしたユーザーが収益が出たことを自身のアカウントで投稿したのだ。著名なユーザーもいれば趣味を投稿する一般市民と思われるユーザーなど、うれしい報告をする層は幅広い。収益額も30万円オーバーという月々の生活に困らない金額を得る人、1万円程度のユーザーなど差はあるが、愛用するだけで収益を得られるメリットは大きい。西村氏も「Twitterで呟いてるだけで暮らせる人が出てきそうですな、、、」とつぶやいており、同プログラムの有用性が伝わってくる。
収益化に必要な条件とは?YouTubeに次ぐ収益コンテンツへ高まる期待
気になる収益を得る方法だが、まずプログラムに参加する必要がある。「フォロワーが500人以上」「過去3カ月間の投稿に対するインプレッションが1500万件以上」「Twitter Blueまたは認証済み組織にサブスクライブしている」という条件を満たさなければならない。こうした広告塔になりうるか実績で判断して収益を与える点はYouTubeとも通ずる。
YouTubeは副業としても注目を集めていた。条件はあるにせよ好きなことや自身の創造力を活かして収益を得ることは「自分らしい暮らし」ともいえる。XにもTwitter時代からの“趣味に生きる”ユーザーがいるだけに、収益化や高額な収益額を報告する強者の登場に期待したい。
引用元:【「ひろゆき(@hirox246)」Twitter】
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