【iPhone】X(旧Twitter)「センシティブな内容」の警告が解除できない!判定の原因と対処法

iPhone版のX(旧Twitter)で「センシティブな内容が含まれている可能性のあるポスト」と表示され、内容が閲覧できなかったことはありませんか?

このメッセージは、X(旧Twitter)が定める「センシティブなメディアに関するポリシー」 に違反する可能性のあるコンテンツを表示する前に、利用者に注意喚起するためのものです

「センシティブな内容が含まれている可能性のあるポストです」と書かれていても、実際にはセンシティブな内容でないこともあります。この場合、設定に問題がある可能性も。

この記事ではiPhoneユーザーに向けて、X(旧Twitter)のセンシティブの解除方法を解説します。

ちなみにiPhoneユーザーの場合、ブラウザ版からのみできる設定もあるためご注意ください。「ブラウザ版のX」を利用する準備もしたうえで、読み進めてください。ブラウザ版のXについてはこちらの記事でより詳しく解説しています。

【iPhone】X(旧Twitter)における「センシティブな内容」とは何か?

X(旧Twitter)では刺激の強いメディアや過激なメディアを「センシティブ」として、投稿を制限しています。

こちらは実際にiPhone版のXで「センシティブな内容」の警告が表示された際のスクリーンショット。具体的には、暴力などが描写された「刺激の強いコンテンツ」、ポルノなど「成人の裸体および性的行動」「強姦及び性的暴行」「獣姦および屍姦」、「グロテスクなコンテンツ」など不適切な投稿を指します

iPhone版のXでは「プライバシーと安全の設定」をしておけば「センシティブな内容」を含んでいるとして投稿された画像や動画は、デフォルトでは表示されません。代わりに、「このメディアにはセンシティブな内容を含んでいる可能性があります」という警告メッセージが表示されます。

「センシティブな内容」を解除するとどのような画像が表示されるの?

「センシティブな内容」を解除すると、刺激の強いコンテンツなど、X(旧Twitter)上で見られる画像や動画の種類はかなり広がります。しかし、先述した通り「センシティブな内容」として投稿されているからといって、必ずしも刺激の強いメディアが投稿されているわけではありません。

投稿者が自分のポスト(ツイート)するメディアについて「センシティブな内容を含むもの」と設定していて、かつ閲覧者が「センシンティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する」の機能をオフにしている場合、「センシティブ」ではないメディアも表示制限されます

X(旧Twitter)で「センシティブ」を解除して見る設定方法

iPhoneの場合、公式アプリからX(旧Twitter)の「センシティブ」を解除できないので、ブラウザから行う必要があります。

まずはブラウザからXを開き、ログインします。

【1】左上に表示されている自身のプロフィールアイコンをタップし表示されたメニューより、②「設定とプライバシー」をタップします。【2】続いて、②「プライバシーと安全」をタップします

【3】③「表示するコンテンツ」をタップし、【4】④「センシティブな内容を含む可能性のあるメディアを表示する」にチェックを入れましょう。以上で設定は完了です

ポスト(ツイート)の警告メッセージから「設定を変更」を選択して見る方法

ポスト(ツイート)内の警告メッセージから「センシティブなポスト(ツイート)」を閲覧する方法は以下の通りです。

【1】ポスト(ツイート)に表示された「設定を変更」をタップすると、【2】ログインページに遷移します。ここからの手順は先ほど説明したブラウザからの設定方法と同じです

iPhoneでセンシティブ解除の設定画面が「英語表示」になってしまうときの対処法

「センシティブな内容が含まれている可能性があるポストです」という表示から設定変更の画面へ遷移したとき、なぜかブラウザ版X(旧Twitter)が英語表示になってしまうこともあります。筆者が執筆時に検証した限りでは、特にiPhoneから設定を行うときに英語表示に切り替わるケースが確認されました。

その場合、以下の二通りの対処法があります。

・英語表示のまま設定を行う方法
・日本語表示に切り替えて設定を行う方法

英語表示のまま設定を行う方法

英語表記のまま設定を行う手順は以下の通りです。なお、今回はiPhoneのブラウザ版X(旧Twitter)を利用しています。

【1】左上のプロフィール画像をタップし、①「Settings and Support」→②「Settings and privacy」に進みます。【2】③「Privacy and safety」をタップします

【3】④「Content you see」をタップします。【4】⑤「Display media that may contain sensitive content」のチェックボックスにチェックを入れて完了です

日本語表示に切り替えて設定を行う方法

日本語表示に戻してから設定を行う方法は以下の通りです。

まず左上のプロフィール画像をタップし、「Settings and Support」→「Settings and privacy」に進みます。

【1】①「Accessibility, display, and languages」をタップします。【2】②「Languages」に進みます

【3】③「Display language」をタップします。【4】④「English」と表記されている「Display language」のプルダウンより⑤「Japanese-日本語」を選びます。⑥「Save」をタップで日本語表記に戻ります

【iPhone】X(Twitter)で極めて「センシティブな画像」が表示されたときは通報できるの?

Xのセンシティブなメディアに関するポリシーに反している有害なメディアである「センシティブな画像」が表示されてしまった場合、以下の手順に従って報告できます。

【1】問題のポストの右上の①「三点ボタン」をタップし、表示されたメニューから②「ポストを報告」に進みます。【2】報告する問題の種類を選択して、③「次へ」をタップ

【3】当てはまるものを選択して、④「送信」をタップ。【4】報告が完了しました。最後に、⑤「完了」をタップしましょう

【iPhone】X(旧Twitter)の「センシティブ」を解除/表示できないときの対処法

X(旧Twitter)で「センシティブな内容」を含む投稿を見ようとしたものの、「このメディアにはセンシティブな内容が含まれている可能性があります」という警告メッセージが表示されて見られないことがあります。この場合の対処法をご紹介します。

 iPhoneアプリ経由で「センシティブな内容」を解除しようとしている

先述の通り、iPhone版の公式X(旧Twitter)アプリからは「センシティブな内容を含む可能性のある画像/動画を表示する」設定を解除できません。ブラウザでX(旧Twitter)アカウントにログインし、「センシティブな内容」を含むメディアの表示設定を行いましょう。

「コンテンツとプライバシーの制限」をオフにする

iPhoneで「コンテンツとプライバシーの制限」が有効になっている場合、「センシティブな内容」の設定を解除できない可能性があります。「スクリーンタイム」は以下の方法でオフにできます。

まず、iPhoneの設定アプリを開きます。

【1】①「スクリーンタイム」をタップします。【2】②「スクリーンタイムをオフにする」をタップし、ポップアップ再度「オフにする」をタップして完了です

X(旧Twitter)のアカウントに18歳未満の生年月日を登録していないかチェック

X(旧Twitter)のヘルプセンターには、「特定のセンシティブなメディアを、18歳未満の閲覧者や、プロフィールに生年月日を登録していない閲覧者に対しては表示しないようにします」と記載されています。

つまり、古いアカウントなどで生年月日を登録していない場合や、年齢が18歳未満になっている場合はセンシティブなメディアが強制的に非表示になっている可能性があります。自身の生年月日の設定を確認してみましょう。

X(旧Twitter)のアプリをアップデートして最新版に更新する

設定を変更してもアプリのバージョンが古いとうまく設定が反映されていない場合があります。最新のバージョンになっているか確認し、最新版のiPhone向けXアプリに更新しましょう。

その他

アプリやX(旧Twitter)側ではなく、端末自体に不具合が発生し、うまく設定が反映されていないこともあります。OSのアップデートや本体の再起動を行いましょう。また、X(旧Twitter)に通信障害が起きていないか確認しましょう。

【iPhone】X(旧Twitter)で「センシティブな内容」を非表示にしたいときの設定方法

センシティブな内容のメディアを完全に除外したい場合、まずはセンシティブな内容を非表示にする設定を行いましょう。

また通報やミュート機能を使って不快なコンテンツを回避するのも有効です。まれに、自分のポスト(ツイート)を「センシティブな内容を含むもの」と設定せずに、センシティブな画像やポストを行っているユーザーもいます。そうしたユーザーを見つけた場合、通報やミュートで、そのユーザーを非表示にすることをおすすめします。

ミュートする方法や、通報の方法については以下の記事を参考にしてください。

自分の投稿が「センシティブな内容」と判定されて表示されないときの対処法

自身の投稿が毎回センシティブ判定されて表示されない場合、自身の投稿するポスト(ツイート)が「センシティブな内容を含むもの」と設定されている可能性が高いです。

センシティブな内容を投稿するつもりがない場合、以下の手順で設定を変更しましょう。なお、この設定はiPhone版公式Xアプリからも可能です。

ホーム画面左上のプロフィール画像をタップし→「設定とサポート」→「設定とプライバシー」に進みます。

【1】①「プライバシーと安全」をタップし、【2】②「あなたのポスト」に進みます

【3】③「あなたがポストする画像/動画はセンシティブな内容を含むものとして設定する」をオフにして完了です

「センシティブな内容」と「内容の警告」の違いは何?

X(旧Twitter)は2022年1月に個別の画像付き投稿に自身でセンシティブ設定を行える「内容の警告」という機能を追加しました。「ヌード」「暴力」「センシティブ」に該当すると思われる画像をポスト(ツイート)する場合、自分で警告を設定できます。

なお、設定はiPhoneおよびブラウザ版X(旧Twitter)のどちらからでも行えます。

【1】ポスト作成画面で投稿したい画像を添付し、画像右下に表示されている①ペンアイコンをタップします。【2】②右下の旗アイコンをタップします。【3】③「ヌード」「暴力」「センシティブな内容」の中から該当するものを選びます

【4】選択したら④「完了」をタップ。次の画面で「保存」します。【5】旗アイコンがついていることを確認し、⑤「ポストする」で投稿します。【6】他のアカウントのタイムラインなどには「内容の警告」が表示されています

【iPhone】Xで「センシティブな内容」に関するよくある質問と回答

X(旧Twitter)の「センシティブな内容」に関するよくある疑問と答えをご紹介します。

iPhoneで「センシティブな内容」が解除できない場合はどうしたらいい?

先述した通り、iPhoneの公式Xアプリからは「センシティブな内容」に関する設定ができません。ブラウザから設定を行いましょう。

自分の投稿が「内容の警告」とされた場合はどうしたらいい?

センシティブな内容でないのにもかかわらず、「内容の警告」が出てしまった場合、自分で設定をミスしてしまった可能性が考えられます。「ヌード」「暴力」「センシティブ」に該当しない場合は一度削除し、もう一度アップし直しましょう。

まとめ

今回はXの「センシティブ」について、iPhoneユーザー向けに設定の流れなどを解説しました。ブラウザ版でないとできない設定が多く、iPhoneユーザーにとっては若干面倒なのがもどかしいところですね。

一方、きちんとX(旧Twitter)で「センシティブ」の設定をしていると「不快に感じるメディアを少しでも目にしたくない」方にとっては恩恵が大きいです。

本来はガイドラインに違反していないメディアも含めて非表示になってしまうというデメリットがありますが、不快なポストやメディアにいらだつことは減るでしょう。人により感じ方は様々であるため「センシティブ」の設定を利用し、快適にXを利用しましょう。

※サムネイル画像(Image:Anna Markina / Shutterstock.com

オトナライフ編集部
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